こんにちは!
九大医学部発 大学受験 個人塾 竜文会です。
最近の記事では九大の配点とか合格最低点とかを紹介してきました。
そこで今回は具体的に数学に関して、九州大学の問題の分析・勉強法を書いていきたいと思います。
実際に入試でどれだけ得点すれば良いかなどわからない高校生は多いと思うので、ぜひこの記事を読んで勉強の参考にしていただければと思います。
注:医学科に関しては別の記事で書いているのでそちらを読んでください!
ではいつも通り筆者紹介から書いていきます笑
筆者紹介
私は地元(山口県)に公立中学を卒業後、ラ・サール高校に進学し、九州大学医学部に現役合格しました。
自分で勉強してきた経験を踏まえ書いていますので、机上の空論にはならず、現実的なお話をできると思うので、ぜひ参考にしてみてください!
九州大学理系数学の分析・勉強法
さて、まずは九州大学理系数学のお話しからしていきましょう。
なお、医学部医学科に関しては、得点率と勉強の到達度が全然変わってきますので別の記事で紹介しております。
九州大学の理系数学は数学Ⅰ+Ⅱ+Ⅲ+A+Bより出題されます。難関大学を目指す人にとって問題の難易度としては標準問題〜やや難問が数問といったところでしょうか?
頻出の単元としては
数学A | 確率 |
数学A | 整数 |
数学B | ベクトル |
数学B | 数列 |
数学Ⅱ+Ⅲ | 微分・積分 |
数学Ⅲ | 複素数 |
こんな感じになっています。
と言いますか、毎年出題される5題は多くがこの中からなので、時間のない人はこの分野を重点的に対策すればなんとかなるといっても過言ではないかもしれません。
出題難易度としては、標準問題が2~3問で、やや難易度の高い問題が2~3問といった感じでしょうか?たまにすごく簡単な問題も出たりします。
大事なのは標準問題は絶対に落とさないこと!
医学科を除くと得点目標は大体60%で70%取れれば、余裕を持つことができるといった感じでしょうか?
すごい単純に計算すると3問完問でこの点数に到達することができます。
つまり、標準問題を完璧に解答する力があれば、十分なわけです。
また、完答するためには論述で減点されてはいけないわけですから(整数問題や関数問題は特に)、しっかりと記述力を仕上げていく必要があります。
これさえできれば、標準問題の完答+他の部分点で70%にも余裕で到達できると考えています。
ここまでまとめると九州大学の理系数学に必要な力は
② 減点されない記述力
ということになります。
両方身に付ける方法は1つですね。多く問題を解き反復していくこと!
当たり前のようですが、これをする人が入学試験を通過していきます。
では具体的にどのように勉強を進めていけば良いのか?というお話をしていきましょう。
とりあえず早期に始めることはいうまでもないですが、、笑
とりあえず悩んだらチャート式から取り組みましょう。学校で配られている場合はFocus Goldでも4 STEPでもなんでも良いです。
とりあえず基本的な問題を数多く、反復するところがスタートです。
具体的なチャート式の色は別の記事で書いていますので、そちらを読んでください。
九州大学の理系数学は極端な話、このチャート式だけをやりこむことで合格点に到達する人もいます。
一冊に例題+演習題+章末問題と多くの問題が入っており、章末問題で入試問題演習も積むことができます。とり合えずチャート式を完成させる!これが全てです。
「解くのは例題だけで良いですか?」
という質問をよく受けますが、時間のない場合はしょうがないかもし得ませんが、演習題も解いているライバルがいればおそらく負けます。
その人は倍の数を解いているわけですから!当然の結果ですね、、
基本的には全部解く!かつこまめに復習(理想は翌日、遅くても週末には)して3周は通ることです!これだけで数学の力は飛躍的に伸ばすことができます!
「チャート式の次は赤本ですか?」
この質問も多く受けます。
私は基本的に赤本での早期からの演習は勧めていません。
(他のブログにはなるべく早くから過去問を解く!的なことを書いている九大生が多いですが、これはなぜ?といつも思っています。)
これは赤本の解説が問題集よりも劣るからです。やはり解説のクオリティとしては問題集>>赤本なので、私は問題集での演習の方が得るものは大きいと考えています!!
チャート式をやり込んだ後は、大学への数学1対1対応への数学!これをすれば十分な点数に到達します!人によれば医学部の点数に到達する人もいるかもしれません、、
とりあえずチャートをやりこむ!これを第一の目標として取り組んでいくのが良いともいます!!
どこでも書いてあることですが、やはりこれが一番と思います!
やり込んで他にしたい人は別途相談ください!あ、でも他の科目に時間を割いてもよろしいかと思います!
九州大学文系数学の分析・勉強法
さて、次は文系数学のお話をしていきましょう。
まず頻出の単元としては、
数学A | 確率 |
数学A | 整数 |
数学B | ベクトル |
数学B | 数列 |
数学Ⅱ | 微分・積分 |
文系数学も理系数学とすることは変わりません。ただ数学Ⅲには取り組まなくて良いですが、、
目標点は同じく60%!しかし、国語という高得点のしにくい科目が入ってくるのと、文系数学は簡単なことを考慮するともう少し得点したいところです!
することは上記の理系数学と全く同じで大丈夫です!
それでこの点数は十分に狙うことができます。「文系だから数学は、、、」と避けるのではなく、簡単だから全力でとる!勢いでしてください!
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