【これが真実!】九大合格に必要なのは『努力』か『才能』か?
この記事で解決できるお悩み
- 九大合格に必要なのは努力なのか才能なのか?
いきなりですが、質問です。
九大合格に必要なのは『努力』なのか、それとも『才能』なのか?
あなたはご存知ですか?99%の九大受験生がこの答えを知りません。
そして、答えを知らないから間違った努力をする。その結果、九大には不合格。
「なんとなく九大に行きたい」と思っているものの、高3になったら九大を諦めて地方大学を受験する。答えを知らないから、こんな人たちがたくさん生まれます。
この記事では、九大受験生の1%になるために、真実をお伝えします。
正しい事実を知ることで、あなたは正しい努力が出来るようになる。そして、九大に受かる可能性も一気に上がる。この記事を最後まで見ることで、こんな未来が訪れることをお約束しましょう。
九大合格における努力と才能の定義
では、最初に質問です。
『努力』って何でしょうか?『才能』って、どういうものだと思いますか?
きっと人によって、人によってイメージはバラバラですよね。だからこそ、この記事では最初に『努力』と『才能』をはっきりおきます。
『努力』とは未来!『才能』は過去!
この記事での定義は、こうです。
『努力』とは、高校3年間の勉強。つまり、これから積み重ねることが可能な勉強時間や勉強量。
才能とは、生まれつき持っているもの。たとえば、両親から遺伝した地頭の良さでしょうか。
「でも、教育熱心な親に中学受験させてもらった人は?」
「小さい頃から塾や公文に通っていた人は?」
そう感じたかもしれません。
たしかに、これらは生まれつきではありませんよね。でも、今のあなたにはどうにも出来ないこと。
私はこういった差は『運』が原因だと思っています。そして、ここでは『運』も『才能』に含めましょう。
分かりやすく整理すると、こうなります。
今からあなた自身の手で積み重ねられることが『努力』
今から努力してもどうにもならないこと が『才能』です。
『努力』とはあなた次第で変えられるもの
「初見で数学の問題がスラスラ解ける」
「参考書の例題を1回見ただけで解法を理解できる」
こんな人がいたとして、その理由が「生まれつき頭がいい」からなのか、「小さい頃の教育の成果」なのか。正直、区別はつきません。
でも、今のあなたがどうにかできないことであることは確か。だからこの記事では、それらすべてを『才能』と呼ぶことにします。
最後に、もう一度まとめます。
『努力』は今からでも変えられるもの。
今から頑張っても変えられないものが『才能』です。
この前提で、ここからの話を進めていきましょう。
九大に受かるのは努力タイプor才能タイプ?
では、ここで質問です。あなたは、努力タイプですか?それとも、才能タイプですか?
なぜこの質問をするかというと、自分がどちらのタイプかを正しく理解することが、九大合格に直結するからです。
タイプの見極めが九大の合否を決める
もし、あなたが本来なら努力タイプなのに、「自分は才能タイプだから、そこまで頑張らなくていい」と思い込んでいたらどうなるか?
めちゃくちゃ勉強時間が必要なのに勉強量が足りなくて不合格。こんな悲惨な未来があなたを待っています。
でも、「自分がどっちなのかなんて、すぐには分からない…」そう思う人も多いと思います。
才能がなくても九大には受かる?
では、次の質問を考えてみてください。
授業を1回聞いて、内容をその場で理解できますか?青チャートなどの参考書を、1回読むだけでスッと頭に入りますか?
この質問に「はい!」と即答できるなら、おそらく『才能ポイント』が高いタイプです。この『才能ポイント』という考え方、実は九大合格を目指すうえでとても大事な概念なので、あとで詳しくお話しします。
一方で、この質問を聞いて…
「自分は才能がないから、九大なんて無理かも…」そう思ってしまったかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。諦めるのは、まだ早い。
才能がなくても九大に受かる可能性はちゃんとある。これから、あなたが「自分でも九大に受かりそう!」という気持ちになれる話をします。もう少しだけお付き合い下さい。
結論:九大合格は努力も才能も必要
では、結論を言います。九大に合格するには、『努力』と『才能』の両方が必要。
ある程度の努力。ある程度の才能。この2つが揃って、ようやく合格に届く。これが、現実です。
「努力だけで受かる」は嘘
「努力だけで九大は受かるよ」そんな言葉に、騙されないでください。残念ながら、これは嘘です。
多くの場合、これを言っているのは、そこそこ才能に恵まれた人が努力して受かっただけ。それに気づかず、「努力さえすれば大丈夫」と言っているにすぎません。
ちなみに、私もその1人でした。
私は高校3年間で、1万時間を超える勉強をしました。その結果、九大医学部に合格。当時は、「努力さえすれば報われる」と、本気で思っていました。
でも、あとから振り返って気づいたんです。私は2歳から公文に通い、小5からは全教研。中学も高校も附設を受験して、難関私立向けの勉強を経験してきました。
つまり、『才能』と定義したものを、いくらか持っていたということです。
そんな状態から、さらに努力を重ねて合格した。「努力だけで受かったよ」と言ったら、それは正確ではありません。
中には、「受験生に希望を与えたいから」という理由で「努力だけで九大は受かるよ」と言う人もいます。その気持ちは分かりますし、決して悪いことではありません。
でも、現実を知っておく方が、あなたの合格可能性は確実に上がります。だからこそ、私は、ありのままの現実をお伝えします。
九大受験の現実は残酷
想像してみてください。
「学校の授業を聞いても、ほとんど理解できない。」
「個別指導の塾で何回説明されても、分からない。」
こんな状態から、九大に合格できると思いますか?
厳しいことを言いますが、どれだけ努力しても、かなり厳しいのが現実です。
九州大学を目指す受験生の中には、修猷館や筑紫丘など、九州トップクラスの高校に通う生徒がたくさんいます。
そして、そういった高校の生徒たちは、高校入学までに地頭がかなり鍛えられている。つまり、『才能』をある程度持った状態でスタートしているわけです。
実際のデータを見ても、それは明らかです。
偏差値が70を超える修猷館や筑紫丘の九大合格者は約100人。
一方、偏差値50の高校では九大の合格者は0〜1人。
この差は、努力だけでは説明できません。
偏差値50の高校にも、九大を目指す生徒はいるはずです。「とりあえず九大に行きたい!」と考えている人もたくさんいます。
しかも、彼らが勉強をサボっているわけではありません。コツコツ頑張っている生徒も、本当に多いです。それでも、なぜここまで大きな差が出るのか?
答えはただ1つ。高校入学までの蓄積、つまり『才能』の差です。合格実績が、才能の重要性を示しているわけです。
なのに、「努力だけで受かるよ」と慰めるだけでは、むしろあなたを不利にしてしまう。そんな慰めに意味はありません。
クラスで九大に唯一受かった男
ただ、「才能がない=九大合格が絶対に無理」というわけではありません。ここで、私の指導した生徒の話をさせてください。
福岡県内の、偏差値50程度の公立高校に通っていたYくん。中学までは部活一筋で、英語がとにかく苦手。
中1の疑問文でつまずき、そのままずっと定期テストですら壊滅状態。正直、特別に頭のキレがあるタイプではありませんでした。
でも彼は、高1の春に覚悟を決めました。
毎朝6時に起き、学校が始まる前に1時間半の勉強。帰宅後は、塾に通わず毎晩6時間。家ではスマホを親に預けてロック。SNSのアプリもすべて削除。
ただ、成績はすぐには伸びませんでした。高2の冬までは、模試はずっとE判定。
でも彼はやめなかった。コツコツ続けて、高3の10月についにB判定。そのまま、現役で九州大学に合格しました。
その年、彼のクラスで九大に合格したのは、彼1人だけ。
Yくんの才能は、お世辞にも高いとは言えません。むしろ、普通以下かもしれません。
でも、努力の量が常軌を逸していた。それが、彼の武器となり、合格をつかみ取ったのです。
九大合格に天賦の才能は不要
確かに、九大に合格するには、ある程度の才能は必要です。でも、『天賦の才能』は必要ありません。
「小さい頃から神童と呼ばれていた」
「テストは常に学年1位!ライバルは誰もいなかった」
そんな圧倒的な天才エピソードなんて、いらないんです。
もちろん、小さな村などでライバルがいない場合は別かもしれません。全校生徒が10人しかいない、みたいな学校なら神童である必要もあるでしょう。
ただ、基本的に九大に受かるのに天賦の才能は必要ない。
もちろん、才能ゼロではさすがに厳しい。これは事実です。
でも、「そこそこの才能」があれば、あとは努力でどうにでもなります。それが、九大受験という世界です。
「そこそこの才能って、どれくらい?」そう思いましたよね?
では、ここから本題に入っていきます。
努力+才能で九大の合否が決まる
では、ここからがこの記事の本題です。
「才能がなさそうな生徒が、九大に受かるのはなぜか?」
「逆に、才能がありそうな生徒が落ちるのは、なぜか?」
その理由は、才能が『ある』か『ない』かの二択ではないからです。
もっと具体的に言えば、私はこう考えています。
才能ポイント + 努力ポイント の合計が、ある基準を超えたら九大に合格できる。これが、私が受験指導の現場で見てきた『九大合格のリアルな仕組み』です。

もっと具体的に話すと、努力ポイントが0〜100点の100点満点。そして、才能ポイントも100点満点の合計200点。そして、ポイントの合計が130点に到達したら九大に合格できます。

九大合格ラインは努力+才能=130点
小さい頃は遊んでばかり。公文も進学塾もなし。習い事はスイミングとサッカー。中2の冬に「このままじゃまずい」と気づき、塾に入り猛勉強。一気に成績をあげて、3番手の公立高校に進学。
このケースは、才能ポイントは40点くらい。つまり、高校3年間で努力を90点分積み上げたら、合計130点となり九大に合格できます。
一方、1歳から公文に通い始めて、国語や数学の勉強を開始。小学校3年生から進学塾に通い、中学受験に向けて鬼のように勉強。そして、附設やラ・サールに余裕で合格。
才能ポイントとしては90点くらいでしょうか。
つまり、努力を40ポイント積み上げたら九大に合格します。たった40ポイント分の努力なので、周りからは「あいつ全然勉強してないじゃん」と思われます。
あなたの周りにもいませんか?附設やラ・サール、もしくは灘まで受かって公立高校に進学。勉強をしてる姿はあまり見てないが、校内でいつも上位の成績をキープ。
こういう人は、才能ポイントがほぼ100点に近い『ザ・才能タイプ』。努力が少なくても、合計130点に届いて九大に合格できます。
才能だけじゃ足りない、努力だけでも足りない
でも、あなたに伝えたいのはこんなことではありません。
才能だけで九大には受かりません。努力だけでも厳しい。
だからこそ重要なのは、「自分は今、才能が何点あるのか?」を知り、足りない分を努力で埋めるという発想です。
高校受験までは、才能タイプが無双する場面も多かったかもしれません。
でも、大学受験は違います。高校3年間で努力を積まなければ、才能があっても落ちる。
実際、私のラ・サールの同期にもこんな人がいました。
灘にも合格するレベルの超ハイスペック。でも高校3年間ずっとサボっていた。結果、九大には届かず、もっと下の大学に進学。才能が100あっても、努力が0なら落ちる。逆に、才能が40でも、努力を90積むことができれば合格できます。
九大に合格する方法
『努力+才能の合計ポイントで勝負する』というイメージを持ってもらえたでしょうか?
では、どうすればその合計点を上げられるのか?
ここからは、九大合格のために『あなたが今すぐできること』をお伝えします。
才能がないことを自覚する
まず大前提として、こう考えてください。
「自分には才能がない」
たとえ少し成績に自信があっても、ここで調子に乗ったら即アウト。九大に落ちる可能性が一気に高くなります。
「自分は天才じゃない」
「だから、努力で埋めるしかない」
このスタートラインに立てるかどうかで、合否の半分は決まります。
絶対にやってはいけないのは、自惚れること。「自分は天才だ」と勘違いした瞬間に、九大の不合格が決定する。まずは、自分がいかに優秀でないかを自覚する。これが九大合格へのスタートラインです。
才能がないなら努力で補え
才能がないなら、やることはシンプルです。
足りない分を努力で稼ぐ。仮にあなたの才能ポイントが30点なら、努力ポイントで100点を積めばいい。万が一、才能が20点でも、死ぬ気で110点の努力ポイントを叩き出せばいい。
「それって、気合い論ですか?」そう思うかもしれません。
確かに、気合い論に近い。でも、これはきれいごと抜きの現実。「才能がないから」と諦めたら、その瞬間に可能性はゼロです。
努力ポイントを稼ぐ方法
では、どうやって努力ポイントを稼ぐのか?
やることはシンプル。
今日から勉強を始める。いや、今この瞬間から勉強を始める。毎日の勉強時間を、たった30分でもいいから増やす。そしてそれを、1日も欠かさず続ける。
これで着実に努力ポイントを稼ぐしか受かる方法はありません。
才能あるライバルがまだ本気になっていない今が、差を詰める最大のチャンスです。
「もう高3なんですけど、手遅れですか?」そんなあなたにも、まだ武器はあります。
通学時間やご飯を食べている時間。お風呂の時間やトイレにいる時間も活用できます。スマホを無意識に触っている時間なんて今すぐにでも勉強時間に変えるべき。このように時間を絞り出して勉強に変える。
あなたに必要なのは、たった1つ。
気合い。もっと言えば、「本気で九大に受かりたい」という覚悟。
その本気の覚悟を持てた人だけが、九大合格に手をかけることができます。
努力で九大に逆転合格できる
何度もいいますが、九大に受かるためにはある程度の才能が必要です。「才能ゼロでも頑張れば絶対に受かるよ!」そんな綺麗ごとを信じてはいけません。それは、必死に頑張っている受験生を欺く優しい嘘です。
平等ではないが、可能性のある戦い
現実はもっと残酷です。九大合格に才能が必要なのは紛れもない事実。そして、どれだけ努力しても、合格に届かない人が一定数いるのも事実です。
ただ、同時にこうも言えます。努力で才能をカバーして、九大に受かる人が確かに存在する。
九大合格に必要なのは、才能ポイント+努力ポイントで合計130点。
才能が100点満点、努力も100点満点。ということは、最低でも才能30点と、努力100点があれば届く計算です。
もちろん、最初から差がついている時点で『平等な戦い』ではない。
でも、「可能性がゼロではない」というのは紛れもない希望。だからこそ、この残されたチャンスを絶対に無駄にしてはいけません。
凡人の戦い方を理解する
そして、九大に合格したいなら、凡人の戦い方を知らなければなりません。まず、勉強量を極限まで高めてください。コツは、ライバルが勉強していない時に勉強すること。
勘違いしないで欲しいのですが、「勉強の質」で戦ってはいけません。才能90点の人間に、勉強の質で勝つのは不可能です。
だからこそ、凡人の戦略は相手を努力の土俵に引きずり込むこと。とにかく、ひたすら努力を積み上げてください。それが唯一、才能の差をひっくり返す方法です。
そして、努力を続けていくと、きっと周りからいろんな声が聞こえてきます。
「九大?…本気で言ってるの?」
「その高校からじゃ、無理なんじゃない?」
そんな声は、すべて無視してください。先生だろうが保護者だろうが関係ない。あなたにできるのは、勉強を続けることだけです。
なぜなら、周りの人は経験則をあなたに押し付けているだけ。「今まで、このレベルから合格した人を見たことがない。だから、あなたも無理だろう」そう思っているだけです。
でも、それって前例がないというだけ。なら、あなたが唯一の例外になればいい。実際、竜文会の卒業生でも開校以来初めて九大に合格した生徒がいます。
ここまで話してきたように、九大受験の現実は甘くありません。平等な勝負ではなく、不平等で、理不尽で、厳しい戦いです。
でも、私は思うんです。だからこそ、面白い。努力で才能に食らいついて、才能を超えていく瞬間が、ここには確かに存在します。
九大受験は面白い
ここまで話してきた内容のまとめとして、私がどうして『九大受験は面白い』と思うのか、その理由をお話しします。
それは、努力の余地が、これほどまでに残されている戦いだから。もし、才能だけですべてが決まる勝負だったら、どうでしょうか?最初から勝敗が決まっている。努力で逆転なんてできない。
そんな勝負、面白いわけがありません。
でも、九大受験は違います。
たしかに、才能の影響はめちゃくちゃ大きいです。親ガチャ。地元の環境。小さい頃の教育。偏差値70の進学校と偏差値50の高校では、スタートの時点がまるで違う。
正直、同じ土俵にすら立っていないのが現実です。
だからこそ、「ちょっと頑張ったら受かるよ!」そんな無責任な言葉は、絶対に口にしません。
でも、それでもなお九大受験は、挑む価値がある。
なぜなら、どれだけ不利でも、どれだけ才能に恵まれていなくても、努力さえ続ければ、才能を超えることができる可能性があるから。
これって、すごくないですか?
偏差値50の高校からでも、3年間を努力に全振りすれば、偏差値70の高校のライバルを倒すことができる。
たった1回の人生を、受験でひっくり返せるんです。
こんなチャンス、他にありますか?
これが、私が「九大受験は面白い」と思う理由です。