たった5分で九州大学の学費が全て分かり、心配もなくなります!
この記事で解決できるお悩み
この記事では、九州大学に通う際に必要な学費を徹底的に解説していきます。

実際に私が6年間通って生活費がどのくらいかかったかについてもお話しするのでかなり参考になると思います


九州大学の学費


では、早速本題に入っていきます!
九州大学の入学金と授業料
九州大学の学費には大きく分けて2つあります。入学金と授業料です。
- 入学金:入学するときに払う金額。1回のみ。
- 授業料:半年授業を受ける度に支払う金額。
入学金と授業料はそれぞれ以下のようになっています。
- 入学金:282,000円
- 授業料:267,900円(半期)535,800円(1年)
九州大学の公式HPより抜粋
九州大学では授業が半年ごとになっています。例えば、後期に受けた科目で留年すると翌年は後期だけを受講することになります。
つまり、半期分の267,900円がかかります。
また、九州大学では休学をすることができますが、こちらも半期毎に休学申請ができます。
また、授業料の引き落とし日と納付期限は以下のようになっています。
引き落とし日 | 納付期限 | |
---|---|---|
前期分 | 5月27日 | 5月31日 |
後期分 | 11月27日 | 11月30日 |
九州大学の公式HPより抜粋
これらの九州大学の学費ですが、国立大学もしくは公立大学の場合は全ての大学が大体このような金額になっています。
つまり、熊本大学だろうが九州大学だろうが入学金や学費は同じということです。
九州大学には授業料免除がある
「え、こんなにかかるの?」って思われた方、もしかしたらなんとかなるかもしれません!というのも、九州大学には『授業料免除制度』があります。
ちなみに、『授業料免除制度』は授業料だけでなく入学金にも適用されます。
ただ、全員が『授業料免除制度』を利用できるわけではありません。利用できるのは、ザックリ言いますと「金銭的に困っている人」だけです。(さらにザックリ言いますと、『家庭の収入が低い人』です。)
九州大学の公式HPの内容を要約すると以下になります。
- 経済的理由により入学料や授業料の納付が困難で、かつ学業優秀である者
- 入学前1年以内において、学費を払う者が亡くなっている、もしくは本人もしくは学費を払うものが風水害等の災害を受けたことで、支払いが厳しい者
こちらに該当する場合は(授業料の場合は)半期ごとに申請することで、1/4免除・半額免除・全額免除を受けることができます。
ちなみに私も授業料免除を受けていました。半額免除がほとんどだったので、年間で約26万免除されていたわけです。
私は奨学金を借りて大学に通っていたので、これはめちゃくちゃ助かりました!
アルバイトでこれだけの金額を稼ぐとなると、勉強や部活の時間が減ることになります。ですので、学費が苦しいという人は調べて積極的に利用してください。
授業料免除については九州大学のこちらのページ!
九大に通ったら1ヶ月で〇万円!


では、一体九大に通うのにはどのくらいのお金がかかるのでしょうか?ここからは生活費なども含めてお話ししていきたいと思います。
まず学費は1ヶ月で約5万円です。(年間授業料53万÷12)
そして学費と同じくらい負担が大きいのが家賃!
場所にもよりますが、(伊都でも馬出でも)1ヶ月に5万円くらいが相場だと思います。
最近はもう少し値上がりしているかもしれません。
学費+家賃で約10万円!これが最も大きい負担金額だと思います。
ただ、他にも細々とかかると思うので一気に発表しようかと思います。



私の場合ですのであくまでご参考までに笑
1ヶ月分の費用例
学費 | 5万円(中原:半額免除で2,5万円) |
家賃 | 6万円 |
光熱費 | 1万円 |
携帯代 | 6千円 |
参考書代 | 2万円 |
部活動関連費 | 1万5千円 |
食費 | 4万円 |
その他 | 2万円 |
合計 | 22万1千円 (中原:授業料半額免除で19万6千円) |


こう振り返ってみると、1ヶ月に結構お金がかかりますね・・・
まず家賃が高すぎました笑 新築でユニットバスは嫌という条件で探していたらこんな感じになりましたね。
あとは、部活動に入ると結構お金がかかります。月に1万5千円と書きましたが、おそらくもっとかかっていると思います。



大会の遠征とかプロテインとか飲み物とか色々必要なんです・・・
あと、こればっかりはどうしようもないですが・・・医学の専門書が高すぎます。
他の学部は知らないですけど、医学部の本って普通に1万5千円とか2万円とかするわけです。
そんなのをポンポン勧めてくるわけですよね。
しかも、1冊が分厚すぎするので勉強効率を求めて全然使わないっていう・・・
自分でいうのもなんですが、私は割と真面目な医学生だったので医学書はかなり持ってました。6年間で100万円は買ったんじゃないかな?



まあ今は医者をやっていないので意味はなかったですが笑
とにかく、大学で勉強しようと思うと書籍代も馬鹿にならないということですね。
ちなみに、家賃は九州大学の寮に入ることでかなり抑えることができます。私も大学1年生の時は伊都キャンパスから徒歩で2分くらいの寮に住みました。
たしか、1ヶ月で3万円(光熱費含む)だったと思います。
九州大学の寮はいろんな場所にあって、
九大の学生寮
寮の名前 | 家賃 |
---|---|
井尻寮(笹原駅近く) | 4,700円(+共益費5,000円) |
ドミトリー1(伊都キャンパス徒歩2分) | 18,500円(+共益費4,500円) |
ドミトリー2(伊都キャンパス徒歩2分) | 25,500円(+共益費4,500円) |
ドミトリー3(伊都キャンパス徒歩2分) | 10,000円(+共益費4,500円) |
伊都協奏館(伊都キャンパス徒歩7分) | 16,500円(+共益費4,500円) |
これだけあります。ちなみに私はドミトリー2に1年間だけ住んでいました!
九州大学の学費で困るなら奨学金もあり


ここからは九州大学の奨学金についてお話ししていきます。家庭の事情で学費や生活費の支払いがキツイなら奨学金はいい選択肢だと思います。
ちなみに、私は月に20万円弱の奨学金を受けていました。(+両親からの2万円の仕送りで生活していました。)
私が受けていたのは、日本学生支援機構からが10万円。
あとは2箇所くらいから合計8万円受けていました。
日本学生支援機構の第二種の5万円を除けば、無利子でしたので、借りた金額を卒業してから少しずつ返していくだけです。
しかも6年間借りていたのを20年とかそこらで少しずつ返していくので大きな負担にはなりません。
ただ、いろんな人に話を聞くと、「奨学金はただの借金だから、なるべく受けない方がいい」という人がそこそこいます。
もちろん、この意見は正しいです。親御さんが学費や生活費を支払えるなら、無理に子供に借金を残す必要なんてありません。
ですが、奨学金は悪い借金なのでしょうか?



私はそうは思いません。 むしろ積極的に奨学金を借りていくべきだと思います。
考えてみてください。奨学金を借りない場合は、どうやって学費とか生活費を支払っていくのでしょうか?おそらくほとんどの学生はアルバイトをすると思います。
私の友人にもいましたが、アルバイトで月に10万とか20万稼ぐのはかなり大変です。
大学生のアルバイト代なんて900〜1200円程度。中には塾講師で時給のいいものだと2000〜2500円なんてものもありますが、塾講師はたくさんのコマを入れることが難しいです。
だから、月に10万とか20万を稼ごうと思うとたくさんシフトに入れる飲食店とかになるのですが、月に100時間とか200時間も働かなくてはなりません。
これってめちゃくちゃ効率悪くないですか?
もちろんアルバイトをすることを否定しているわけではありません。社会勉強も兼ねてアルバイトをすることはとても大事なことです。
では、月に100時間とか200時間はやりすぎではないでしょうか。ここまでシフトを入れると、大学の勉強時間も削る羽目になりますし部活も全力ではできなくなってしまうかもしれません。
これでは大学に行ってる意味がありません。
私としては奨学金を借りて借金になったとしても、大学の勉強にしっかり取り組むことが大事だと思います。勉強をおろそかにした挙句留年をした場合は、1年分余分なお金がかかります。
そこそこ時給1000円とかで働くのは長期的な目線だとコスパ悪いと思います。
九州大学を卒業して就職すると年収もそこそこ高くはなります。それこそ時給1000円とかは軽く超えてくるわけです。
だったら、大学生活で膨大な時間をアルバイトに捧げるのではなく、社会人になってから働いて奨学金を返した方が良くないですか?
九州大学の授業料を考える上で大事なこと


最後に、九州大学の授業料を考える上で私が大事と思っていることをお話しします。
私は1番大事なのは『現役合格する』ことだと思っています。というのも、現役で受かるかどうかでお金はかなり変わってくるからです。
では、質問です。
九州大学に現役合格するのと、1浪して合格するのでは何が変わってくると思いますか?
分かりやすいのは浪人するのにかかる費用でしょうか?
予備校に行くか自宅で浪人するかで変わりますが、約100万円は費用がかかるのではないでしょうか?
(大体、予備校は1年間で100万円はかかる)
ただ、正直これはどうでもいいことです。今からの話の方が重要です。
1浪してしまうと、一生で働く時間が1年少なくなります。つまり、生涯年収が1年分減ってしまうのです。しかも、最後の1年分が減ってしまいます。
確か、九州大学卒の60歳での平均年収って1,300万円くらいだった気がします。(違っていたらすみません・・・)
つまり、1,300万円を失うことになるわけです。
こう考えると、授業料の年間53万円なんてちっぽけなものです。
浪人して失うお金は予備校代だけじゃない!
ということで、言い方を変えると、現役合格することで100+1,300=1,400万円ほどお金を作ることができるわけです。
なので、学費を考えるのももちろん大事ですが、奨学金を借りるなどでどうにでもなります。
それよりも大事なのは現役合格すること!私の意見ですが、そこそこご納得いただけたでしょうか?笑
学部生以外の入学金や授業料


最後に、学部生以外の入学金や授業料を紹介しておきます。つまり、大学院や法科大学院ですね。
大学院の授業料や学費
- 入学金:282,000円
- 授業料:267,900円(半期)535,800円(1年)
※大学院は学部と同じです。
法科大学院の授業料や学費
- 入学金:282,000円
- 授業料:402,000円(半期)804,000円(1年)
九州大学の公式HPより抜粋
九州大学の学費まとめ
今回は九州大学の学費(入学金と授業料)についてお話ししてきました。
他の国立大学と同じで、年間53万円ほどかかります。
ただ、奨学金も多く、『授業料免除制度』もあるのでそこまで困らないと思います。
それよりかは、現役合格することが1番大事というのが私の意見です。
他の記事で『九州大学に合格するための勉強法』をかなり詳しく書いていますので、そちらを参考にして是非とも現役合格を目指してください!

