高1で九大の合否が決まる残酷な現実を暴露します！

「高1の過ごし方で九大の合否が決まるよ！」って言われても、信じられないでしょう。実施、ほとんどの九大受験生が「いやいや」と反論してきます。

でもね、高1で九大の合否が決まるのは事実。そして、この事実を知らなければ、いつの間にか『九大不合格』が確定しているわけです。

高1で九大の合否が決まる現実

「九大に合格したい」と思っている高1は最後まで絶対に見ること。いや、高1だけでなく高2でも見てほしい。

私は常に言ってますが、高3から勉強を始めても九大に逆転合格することは難しい。高1の過ごし方で九大の合否が決まっているのが現実です。

今回は、九大の合否が高1で決まる理由を徹底的にお伝えします。そして気合いを入れ直してもらい、今すぐに本気で勉強に取り組んでもらうのが目的です。

高1でサボると時間的に九大合格は無理

油断は禁物

勉強を始めるのが遅いと、時間的に九大合格に間に合わなくなります。あなたが思っているよりも九大に受かるために勉強すべきことは多い。だからこそ、高1での勉強量が大事になってきます。

“まだ間に合う”という幻想

公立高校の受験がメインだった人は注意が必要。九大受験は高校受験とは全く違います。高校受験って問題集も薄くて、問題もそんなに難しくはない。気合いを入れて1週間や2週間勉強するだけでも、簡単に点数が取れるようになります。

しかし、九大受験はそんなに甘くない。範囲が膨大だし、問題の難易度も高い。高3から勉強を始めても絶対に間に合いません。

高一でサボる代償

そもそも、高校の授業は終わるのが遅いんですよね。数学は高3の夏には習い終わりますが、理科が終わるのは11月や12月になる高校が多い。つまり、学校の授業が終わった後に復習や演習する時間がほとんどありません。

高1でサボった分を取り返すことができないわけです。高2・高3で勉強を始めた人は、前の範囲の復習に手が回りません。新しいことをどんどん習うので、それを消化するのに手一杯になります。

18年間の貯金が大切

ちなみに、私は九大受験に余裕を持って合格する人は3パターンに分けられると思っています。

中高一貫校や高校受験で頑張った人は、勉強を始めるのが遅くても間に合う可能性があります。理由としては貯金があるから。大学受験で問われているのは18年間という人生の中でどれだけ勉強してきたか。つまり、高校入学までの勉強量の恩恵を受けることができるわけです。

こんな状況を作ってしまったら負け。少しでも早く九大合格を見据えた勉強に取り組みましょう。

定期テストや模試に惑わされるな

ちなみに、定期テストや進研模試を基準に判断するのはやめた方がいいです。理由としては問題が簡単だから。「定期テストは取れるけど難しい問題になると取れない」なんてことになりかねません。公立高校の場合は特に授業を普通に受けているだけで、中高一貫校や塾に行く人に差をつけられる。学校の内容に満足するだけでなく、九大入試を見据えた勉強をすることが大事になってきます。

高1の時間の価値＞＞高3の時間の価値

次にお伝えしたいのは高1の時間の価値です。時間の価値について考えたことがありますか？高1と高3の1時間は同じ価値でしょうか？もちろん、1時間は1時間。普通に考えたら、同じ1時間なので勉強できることは同じはずです。でもね、私は高1の1時間の方がはるかに価値があると思っています。

理想は高１で伸ばし、高３で固める

高1って余裕があるんですよ。学校の授業の進捗はそこまで早くない。入試までは時間があるので気持ちにも余裕がある。

ただ、高3になるとこういうわけにはいきません。時間に余裕が残されていないから、九大合格に必要なことだけをするしかない。また、高1では自分のペースで勉強できるのも大きい。高3になると義務感から勉強することになり、気持ちの余裕もなくなる。高1の方が自分で自主性を持って勉強できるから成績が上がる気がするんですよね。

高２からの落とし穴

また、高1の時間は苦手科目の克服という点において絶大な価値があります。もちろん、理論上は高2や高3になっても苦手科目の克服はできますよ。ただ、実際はそんな余裕はありません。高2以降は九大入試に必要な科目の勉強が中心になります。理科は本格的に始まりますし、数学はさらに難しくなる。

その結果、自分の勉強に回す余裕がなくなります。前の範囲の復習や苦手の克服がしたくても時間が足りない。「新しい内容の習得に追われていたらいつの間にか入試」なんてことも珍しくありません。

文系科目に取り組む時間はない

特に現代文や古典などは高1の時間をどれだけ有効活用できるかがポイントになってきます。高2以降では、数学や英語、理科をどうしても優先するので取り組む余裕はありません。高1の時間の価値はあなたが思っている何倍も大きい。これを自覚しましょう。

勉強効率に圧倒的な差がある

高1から勉強を本格的にしている生徒にはある特徴があります。その特徴とは、勉強効率がいいこと。

成績を上げるための最強の方法

ちなみに、勉強効率うんぬんの前に勉強習慣がついていることも大きい。『勉強をコンスタントに毎日する』というのは成績を上げるための最強の方法。1日10時間勉強しても翌日に休んだら平均5時間。だったら、毎日6時間する方がよくないですか？

高1から勉強に取り組んできた生徒は、勉強習慣がある程度形成されています。そして、習慣が形成できたら強い。「何も意識してないけど、いつの間にか勉強してた」というドラマの中でしかありえないことが普通に出来ます。

基礎貯金が勉強効率を生む

もちろん勉強効率も変わってきます。

このように、高1から勉強に取り組んだ人の方が基礎ができている場合が多いので、高2以降で効率のいい勉強ができます。

暗記能力でも優劣がつく

ちなみに、暗記に関しても効率が変わってきます。「暗記が苦手・・・」って思ったことありませんか？「暗記が苦手」という人は、暗記に時間を費やしてこなかった人。

私は暗記の能力も時間と共に鍛えられると思っています。暗記をすればするほど、頭が鍛えられ暗記にかかる時間が短くなる。だからこそ、高1から勉強を始めた方が英単語や古文単語を暗記するにしても時間がかかりません。

高1で九大の合否が決まる真理

では、最後に一番大事な話をします。あなたは大学受験はどのような試験だと考えていますか？大学受験は相対評価。つまり、周りのライバルよりたくさん勉強したら勝てます。ペーパーテストで1点でも多く取れば合格できるわけですよね。だったら、勉強時間をたくさんこなせば勝てそうじゃないですか？そう考えると、高1から勉強を始めた方が有利だと思いませんか？

高1のときって勉強をサボる人が多いんですよね。これってめちゃくちゃラッキー。だって、あなたが頑張れば簡単に出し抜くことができるから。

『大学受験は相対評価』である。この事実を意識できれば、あなたがいつから勉強すべきかは分かるはずです。

高1で九大の合否が決まる・まとめ

今回は、『高1で九大の合否が決まる残酷な現実』について話してきました。内容をまとめておくと、高1で九大の合否が決まる理由は4つ。

九大受験生を見ていると「もっと早くから始めた方が良かった」と後悔する受験生が多い。九大医学部に現役で受かるような教え子も、「高1でもっと力を入れて勉強すれば良かった」と後悔しているようです。ちなみに、私から見てもこの生徒の勉強はかなり順調でした。つまり、どれほど優秀な生徒でも後になって「早く取り組めばよかった」と後悔する。