【誰も教えてくれない!】九大医学部に最も簡単に受かる残酷な方法
この記事でわかること
- 九大医学部に最も簡単に受かる方法
- 九大医学部受験の残酷な現実
今回の記事を読むなら覚悟して欲しい。確かに『九大医学部に最も簡単に受かる方法』をお話ししますが、残酷な現実を伝えることになるかもしれません。
もしかしたら、一時的にやる気を失うかも。ただ、最後まで読んでもらえたら、あなたが九大医学部に合格する可能性は最大になる。
これは間違いありません。
大袈裟でもなんでもなく、あなたの九大医学部の合否が変わる。つまり、あなたの人生を変える大事なことをお話しします。
九大医学部に受かる方法を知る人がいない
本題に入る前に1つだけ話をさせてください。ブログやYouTubeで出てくる「九大医学部に受かる方法」はほとんどが嘘。九大医学部卒の私に言わせてもらうと、「そんな方法では100%受からない」という机上の空論です。
でも、これは仕方がないかもしれません。というのも、そういったブログやYouTubeのほとんどを九大医学部レベルに到達していない人が作っているから。
九大医学部に合格するような人たちって当たり前ですけど、医者をやっているわけです。教育業界に進むなんてことはほとんどないんですよね。
嘘が満ち溢れた記事を信じて、受験に失敗する人をゼロにしたい。だからこそ、今回は『九大医学部受験に最も簡単に受かる方法』を包み隠さずにお伝えします。
九大医学部に最も簡単に受かる方法
いきなりですが、結論を言います。
本当は「私の塾(竜文会)に入ることです」ってめちゃくちゃ言いたいんですが・・・『九大医学部に最も簡単に合格する方法』は附設かラ・サールに行くことです。(附設:久留米大学附設の略称。以下、『附設』)
「いやいや、もう無理じゃん」と思われた人もいるでしょう。ですが、そんな人も最後まで見てほしい。「最後まで見てよかった」と思える話をこれからしていきます。
私もあなたの夢を潰したいわけではありません。「今の環境でも全然余裕で受かるから頑張ろう!」って言いたい。でも、合格可能性を上げるためには九大医学部合格の現実を知っておく必要があります。だからこそ、本音で話をします。
私は九州の多くの高校生を見てきました。なので、各高校の指導カリキュラムは大体把握しているつもりです。
だからこそ断言できるのですが、『久留米附設やラ・サールに行くこと』これこそが、『九大医学部に最も簡単に合格する方法』であることは間違い無いです。
ちなみに、大濠の中高一貫や青雲。これが100歩譲っていいかなといったライン。それ以外の高校だとハンデを背負っての戦いになることを自覚してください。そしてこれを自覚しているかどうかで、勉強の覚悟が変わってくるので九大医学部の合格可能性が格段に変わってきます。
では、『久留米附設やラ・サールに行くこと』が『九大医学部に最も簡単に合格する方法』の理由をお話ししていきます。
①進度が圧倒的に違う
理由の1つ目は、『進度が圧倒的に違う』こと。中高一貫校なので当たり前なのですが、入試ではそんなことは考慮してくれません。
分かりやすくラ・サールを例にしてお話します。(ラ・サールでは)数学は高校1年生でⅠAⅡBが終わって、高校2年生ではⅠAⅡBの演習をしつつ、数Ⅲを進めます。そして高校3年生はがっつり入試演習です。
一方公立高校では、高校3年生の夏ごろに数Ⅲが終わる。(遅い学校は10月ごろ)ここまではほとんど問題演習はなし。そして、それから4〜5ヶ月間が入試演習です。
勝てるはずがありません。これを聞くと、「中学から高校数学をやっているからしょうがなくね?」と言ってくる人がいます。先ほども言いましたが、入試はそんなことは考慮してくれません。
さらに、ラ・サールや附設では高校から入学した生徒もこのカリキュラムで進みます。高校1年生の間にⅠAⅡBを一気に終わらせて、高校2年生からは中上がり組に合流するわけです。(中上がり:中学から入学している生徒)
もちろん、数学だけが問題ではありません。理科でも同じような差が出てきます。九大医学部なんて数学と理科で合否が決まりますから、これだけ圧倒的なカリキュラムの差をつけられて平等な勝負ができるはずがありません。
②水準が低くなる
理由の2つ目ですが、『水準が低くなりがち』ということ。
「今このくらいの学力があれば大丈夫かな」という水準をみんな持っていると思います。公立高校に進んだ人ってこの水準が低くなりがちなんですよね。というか、「学校で何位くらいを取っていたら受かる」というのを知っている人がいなさすぎます。
現実を知らなさすぎて、公立で2桁とか3桁の順位でも焦らずに勉強不足の生徒がたくさんいるわけです。でも、これってあなたのせいではありません。高校に九大医学部に受かるレベルの生徒が全然いないから分からなくて当然です。
(ラ・サールでは)理系で30番くらいまでだと九大医学部に現役合格が十分に狙えます。というか、学年にもよりますがこのレベルだとほぼ受かります。要は学年に30人は九大医学部のレベルの同級生がいるわけです。しかも、先生たちも「30番くらいにいないと受からないよ」と言ってくれるので、自分のかに指標を作ることができる。
一方、公立高校に進んだ場合はこのレベルの生徒がほとんどいません。だから、実際は毎年1人受かるか受からないかのレベルの高校なのに、「学年5位だから多分受かるでしょ」なんて勘違いしている生徒が生まれるわけです。
何度も言いますが、これに関しては本当にあなたは悪くありません。
ただ、九大医学部レベルの同級生に囲まれて、かつ明確な目標も掲げられている高校とそうでない高校では水準に差が生まれるのは当然ということです。
やっぱりね、周りに高いレベルの生徒が多いと頑張る生徒が増えます。「あいつが九大医学部目指して頑張っているから俺もやらないと!」と言った感じに。その結果、もっと上を目指そうという向上心が湧いてくる。
それは勝てるわけないよね、って話ですね。
公立高校や他の私立からは受からないのか?
では「公立高校とか他の私立からは受からないのか?」と言いますと、そんなことはありません。あくまで、合格可能性を最大にする方法が附設やラ・サールに進学するということです。
ただ、自覚して欲しいのは、公立高校に通っている時点でハンデを背負っているということ。九大医学部の合格者数のうち約4割は附設とラ・サール。大濠と青雲まで含めたら5割、つまり半分を占める年もあります。それほど、圧倒的な差があるということです。
合格する可能性は全然あります。ただ、生半可な気持ちでは合格を掴むことなんてできません。普通に高校に通っているだけで、附設やラ・サールに通うライバルには差をつけられているんだなと自覚して時間を無駄にせず勉強に取り組んでください。
塾で先取りをしたらいいのでは?
こういう話をすると、「塾で先取りをしたらいいんじゃない?」と考える人がいます。これに関しては、私はたかが応急処置にしかならないと思っています。
先取りをしても附設やラ・サールには劣る
確かに大手の塾とか予備校は「附設とかラ・サールに負けないように先取りしようね」なんて勧誘してきます。でも、勘違いして欲しくないんですけど、『先取り=附設やラ・サール』ではありません。
よくよく考えて欲しいんですけど、附設やラ・サールは学校の授業で先取りをします。一方、公立高校に進んだ場合は塾に行ったり、独学で先取りをするわけです。要は学校の授業以外の貴重な勉強時間を使わないといけません。頑張って先取りをしたとしても、附設やラ・サールには劣るわけです。
めちゃくちゃ極端な話をすると、公立高校の場合は学校の授業を全部休んで、独学で先取りをしていく。ここまでやってようやく時間という観点で平等な立場になることができます。(卒業はできませんが・・・)
公立高校受験を頑張る時点でハンデ
さらに追い討ちをかけることになるんですが、公立高校の入試に向けた勉強を中3でやっている時点でヤバいです。
附設やラ・サールを目指す生徒って高校1年生のレベルに相当する知識を身につけつつ、難しめの演習問題を中3で解いているわけなんですよ。そんな中、ちょっと勉強したら解けるような公立高校の入試に向けて生ぬるい勉強をしている時点でハンデを背負ってます。
はっきり言って、高校に入学している時点でかなりの差が生まれているわけです。
実際に公立高校から九大医学部に現役合格するような生徒って、附設やラ・サール、中には灘に受かる生徒もいて、これらの生徒が私立を蹴って公立にいく場合が多いんですよね。
中3まで公立高校向けの勉強してて、高1から勉強スタートでは死ぬ気で勉強したとしても間に合うかは微妙です。
九大医学部に受かる人とは?
では、ここで1つ質問をさせてください。九大医学部に受かる人ってどんな人だと思いますか?
「勉強を頑張っている人!」と答えた方。半分正解です。
答えは、
① 地頭がよくて勉強を頑張った人
もしくは
② めちゃくちゃ天才の人(ほんの一部)
そもそも附設とかラ・サールに行っている時点である程度地頭はいいんですよね。附設やラ・サールの中でも合格できるのは上位の一部。つまり元々優秀かつ勉強を頑張った人たちです。
だから、公立高校に進んで「高校1年生は1日何時間勉強したら受かりますか?」なんて質問をしている時点で話にならない。こんな意識では絶対に受かりません。すべての勉強時間をかけても受かるか分からないと心に刻んで勉強に取り組んでください。
九大医学部に最も簡単に受かる方法まとめ
今回は『九大医学部に最も簡単に合格する方法』についてお話ししてきました。
正直言って、公立高校に通っている人にとってはかなり残酷な話です。ですが、合格できないと言っているわけではありません。「死ぬ気で気合を入れて勉強しないと九大医学部には受からない」ということを伝えたくてお話しました。
内容をまとめておくと、
- 最も簡単な方法は附設やラ・サールにいくこと
- 公立高校に通っているだけでハンデを背負っている
- 先取りは失敗する安直な考え
- 優秀で勉強を頑張る人が九大医学部に受かる