共通テスト7割からたった1ヶ月で九州大学に合格できるのか?

中原先生

こんな悩みを解決できます!
実際に九大を目指す生徒を合格させるために日々研究した内容を出し惜しみなく話していきます。

「共通テストで7割取れなくてやばい・・・九大合格できるのかな?」と切羽詰まった悩みを抱えていると思います。

ですので、前置きなんて全部飛ばして早速本題に入っていきましょう。

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中原 遼太郎

九大受験に特化した学習塾
竜文会』代表

『竜文会』開校後、初年度には国立大学医学部や九州大学に合格者を輩出。

2年目には旧帝大医学部にも合格!

九州大学の過去問を20年分以上分析して指導カリキュラムを作成。

九州大学医学部に現役合格した経験を生かして、『学習計画の作成』や『LINEでのいつでも相談』による1人1人のサポート・九州大学に特化したハイレベルな演習で「九大受験生」をサポート。

経歴

もっと知りたい方は中原先生の紹介へ!

※ 当ブログでは、九大受験生や親御様の悩みをリサーチした上で、表面的な悩みだけでなく根本的な悩みを解決できるようなコンテンツ制作を心がけています。コンテンツ制作は、中原遼太郎(九州大学医学部卒・竜文会代表)が担当。制作の流れや想いに関しては、コンテンツ制作ポリシーページを参考にしてください。


目次

共通テスト7割でも九大に合格できる!

結論から言いますと、共通テストが7割でも九州大学に合格するのは可能です。

ただ学部によります。正直、医学部医学科は共通テスト7割では厳しいです。

中原先生

というか合格可能性はほぼ0%だと思います

しかし、それ以外の学部であれば十分に可能性があります。(臨床薬学部がやや厳しめですが、可能性はあるので安心してください!)

実際に70%だと、共通テストのリサーチがC判定とかD判定になるんですけど合格する人はたくさんいます。

70%というのはあなたが思っているよりも絶望的な点数ではありません。

『十分に合格が狙える』まずはこう思うようにしましょう。合格のために、前向きな気持ちはとても大事です!

九大の2次試験では何点取ればいいのか?

ではここからはより具体的な話をしていきましょう。

共通テストが7割だった時に『2次試験で必要な点数』についてお話ししていきます。

九大の2次試験で必要な点数は〇%

もちろん学部によって多少は変わってきますので、ここでは

  • 工学部Ⅰ群
    共テボーダー:76%
  • 医学部保健学科放射線技術科学専攻(以降は放射)
    共テボーダー:71%
  • 経済学部経営学科
    共テボーダー:74%

この3パターンで解説していきます。

九州大学工学部Ⅰ群では60%で受かる

まずは、九州大学工学部Ⅰ群です。

以下の学部を目指している方はこちらを参考にしてください。

  • 工学部
  • 理学部
  • 医学部(生命科学科)
  • 薬学部
  • 芸術工学部

※もちろん学部によって差はありますのであくまで目安です。

2023年の九大入試の合格最低点(732.5/1150)を基準に考えると、

合格最低点共通テスト2次試験
732.5315(70%)417.5(59.6%)

2次試験で必要な点数は59.6%、つまり約60%!正直簡単ではありません。でも狙える可能性は十分にあります。

各科目ごとの点数で考えると、

数学理科英語合計
115
(46%)
170
(68%)
135
(62.5%)
417.5

こんな感じでしょうか。こちらの点数に関する詳しい話は後ほどしていきます。

九州大学医学部保健学科放射では42%で受かる

次は保健学科放射についてお話ししていきます。

以下の学部を目指している方はこちらを参考にしてください。

  • 医学部(保健学科)
  • 歯学部
  • 農学部

※もちろん学部によって差はありますのであくまで目安です。

2023年の九大入試の合格最低点(604/1150)を基準に考えると、

合格最低点共通テスト2次試験
604315(70%)289(41.2%)

2次試験で必要な点数は41.2%、つまり約42%!こう見るとめちゃくちゃ簡単に思いませんか?

もちろん、九大の2次試験の問題なんで簡単ではありません。

ただ、はっきり言いましょう。40%なんて難しくもありません。

今からしっかり勉強していけば十分に狙える点数です。

各科目ごとの点数で考えると、

数学理科英語合計
65
(26%)
125
(50%)
100
(50%)
289

こんな感じになります。

「なんで数学がこんな低くなるの?」と思ったことでしょう。

ですが、これは『戦略』です。後ほどめちゃくちゃ詳しく話しているので絶対に読んでください。

先にちょっとだけ話しておくと、九大入試なんて戦略次第で結果が180度変わってきます。

ですのでここで読むのをやめるのではなく、必ず最後まで見るようにしてください。

経済学部経営学科では◯%で受かる

最後に経済学部経営学科についてお話ししていきます。

以下の学部を目指している方はこちらを参考にしてください。

  • 文学部
  • 法学部
  • 教育学部

※文系は学部ごとに難易度の差がそこまでないのでどの学部でもかなり参考になると思います。

2023年の九大入試の合格最低点(637/1050)を基準に考えると、

合格最低点共通テスト2次試験
637315(70%)322(53.7%)

2次試験で必要な点数は53.7%、つまり約55%。

文系の場合は数学の難易度が一気に下がるので、かなり点数が取りやすく十分に狙うことができる点数です。

各科目ごとの点数で考えると、

国語数学英語合計
120
(60%)
90
(45%)
115
(57.5%)
322

こんな感じでしょうか。

九大の2次試験で合格点を十分に狙える!

九大は共通テスト7割でも合格できる!

まとめると、共通テストで7割だったとしても、ほとんどの学部で合格最低点を超えるために必要な2次試験の点数は十分に狙うことができます。

だから、大丈夫。安心してください!

しかも『どうしたら必要な点数を2次試験で取れるのか』についてこれから詳しく話していきます。

はっきり言いましょう。ここを読むことで、あなたの合格・不合格が変わる可能性は大いにあります。

来年、九大生としてエンジョイしているか、予備校で勉強している・行きたくない大学に通っている、など未来が変わってきます。

中原先生

絶対にお役に立てる自信がありますので必ず読むようにしてください

共通テスト7割から九大に合格するためにすべきこと!

では、共通テスト7割から九大に受かるためには何をすべきなのでしょうか?

合格は可能とは言いましたが、九州大学ではほとんどの学部の共通テストボーダーが約75%。(共通テストボーダー:合否が5分5分の共通テストの点数)

つまり、共通テストが70%ということはハンデを背負った状態でのスタート。

中原先生

2次試験ではライバルをごぼう抜きしなくてはいけません

合格するためには得点戦略を立てろ

そこで、必要になってくるのが『得点戦略』です。

先ほどお話ししたように、工学部Ⅰ群に合格するためには2次試験で60%が必要。

では、この60%をどのように得点するのか、得点の配分を考える。これが『得点戦略』になります。

ただ、この『得点戦略』ってかなり難しんです。というのも、100人いれば100通りの答えがあるから。

考えてみてください。数学が得意なA君と英語が得意なB君では狙うべき点数というのは当然ですが変わってきます。

中原先生

だからこそ私も生徒1人1人にマッチしたベストな戦略をたてています!

ここでは、あくまで一例をお伝えしようと思っています。

数学理科英語合計
115
(46%)
170
(68%)
135
(62.5%)
417.5

先ほどお話ししたこちらの配点ですが、これは数学と英語と理科が同じくらいできる生徒での得点戦略になります。

「でも、数学の点数が圧倒的に低くない?」って思いませんでしたか?

そうなんです!九州大学の理系数学は他の科目と比べて点数が取りにくいのでこのような配点になります。

じゃあ、このような『得点戦略』を作るメリットって何でしょうか?

答えは、残された限りある時間を有効活用できることです。自分が取るべき点数を明確にすることで、各科目にどのくらいの勉強時間を割いたらいいのかが分かります。

共通テストで70%!

これは落ち込むべき点数ではなく合格の可能性はまだまだ残されています。

しかし、残りの時間が少ないというのも事実です。無駄にしている時間なんて1秒もありません。

ここから2次試験までは時間との勝負。そこで大事なのが必要な時間を必要な科目に割くことなんです。だからこそあなただけの『得点戦略』が必要になってきます。

勉強する内容をできる限り絞る!

共通テスト7割から合格するために、『得点戦略』の他に大事なことがあります。それは、『勉強する内容をできるだけ絞る』ことです。

先ほど、これからは時間との勝負だという話をしました。共通テスト後が終わってから2次試験までのたった1ヶ月で全ての範囲を勉強するなんて現実的ではありません。

だからこそ『絞る』んです。

ポイント

例えば理系数学では、毎年出題される『微分法』や『積分法』といった単元は最優先で勉強します。

数Aの『図形と計量』とか数Ⅱの『指数・対数』なんてここ20年で出題されているのをほとんど見たことがありません。

ということは、ただの時間の無駄です。超大穴狙いのギャンブラーならいいかもしれませんが・・・笑

頻出の単元、そして得点が狙いやすい単元に絞って勉強する。これは九大に逆転合格するために鉄則です。

中原先生

実際に私は生徒にかなり偏った勉強をさせています。特に高3で時間がない生徒は尚更です。

一見、効率が悪い勉強に見えます。もちろん、対定期テストならそうかもしれません。

ただ、60%そこらを取ったら勝つことができる九大入試では最強の戦略です。

共通テスト7割で余裕で狙える大学

最後に共通テストが7割だとして、狙いやすそうな大学を簡単にお話ししておきます。1段階レベルが落ちた大学だと思ってください。

具体的な大学だと広島大学といったところでしょうか。2023年では、広島大学の経済学部、理学部、工学部などが共通テストボーダーが70%になっています。

中原先生

つまり合格が5分5分ということです

さらに余裕で合格できる大学だと熊本大学とか長崎大学などになるでしょう。

学部によって難易度の差があることには注意しましょう。九大も保健学科や歯学部などでは共通テストが70%でもボーダー上なので、可能性は5分5分です。

共通テスト7割でも諦めて欲しくない!

最後に大事なお話を1つだけします。

共通テストの結果が悪かった、からと志望校を下げるのは確かに賢明な戦略です。

ただ何も考えずに志望校を下げるのは辞めましょう。

自分なりに情報収集をして、後まで可能性を模索するのが大事です。

もちろん時間的に余裕はありませんから、2日!

2日間だけ色々な情報に触れて自分なりに悩みましょう。

正直、共通テストで70%なら全然大丈夫だと思っています。

もちろん何の戦略もなしに挑むのはただのバカですが、しっかり戦略を持って戦うのなら合格の可能性は十分に見えてきます。

ここで九大に挑戦する勇気を持てるかどうか。これであなたの一生が変わってくるかもしれません。

この記事を書いた人

ラ・サール高校から九州大学医学部医学科へ現役合格。医師国家資格所持するも、多くの受験生を難関大学に合格させるべく教育業界を選択。この度、自分の理想とする教育を生徒に少しでも提供するべく、個人で塾の開校に至る。
現役合格を目指し、熱い想いで指導に携わる。

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