【解説・採点基準付き】2020年九州大学文系数学の解答・解説
2020年の九州大学・文系数学の、
解答・解説【完全版】です。
方針の立て方・考え方はもちろん
オリジナルの採点基準付き。
このページで過去問演習が完結するので
赤本などは一切不要です。
※本記事の問題は、九州大学の入学試験問題から引用しています。
解答・解説は九大専門塾・竜文会が独自に作成したもので、九州大学が公表したものではありません。
2020年九州大学文系数学
第1問 解答・解説
この記事の配点・採点基準は九州大学が公表しているものではなく、竜文会が独自に作成したものです。
第1問は積分法・微分法(数学Ⅱ)・2次関数の問題です。
テーマは「2つの放物線が異なる2点で交わる条件と、2つの放物線で囲まれた図形の面積の最大値」。
問題


問題文をテキストで読む
$a\geqq0$ とする。2つの放物線 $C_1:y=x^2$、 $C_2:y=3(x-a)^2+a^3-40$ を考える。以下の問いに答えよ。
(1) $C_1$ と $C_2$ が異なる2点で交わるような定数 $a$ の値の範囲を求めよ。
(2) $a$ が(1)で求めた範囲を動くとき、 $C_1$ と $C_2$ で囲まれた図形の面積 $S$ の最大値を求めよ。
解答の方針
【(1)の方針】
2つの放物線の交点の $x$ 座標は、式を連立した方程式の実数解。 $y$ を消すと $x^2$ の係数が $3-1=2$ の2次方程式になるので、「異なる2点で交わる」は「判別式が正」と言いかえられる。
- $C_1$、 $C_2$ の式を連立して $y$ を消し、 $x$ の2次方程式 $2x^2-6ax+3a^2+a^3-40=0$ を作る。
- 判別式 $\dfrac{D}{4}>0$ から、 $a$ の3次不等式 $2a^3-3a^2-80<0$ を作る。
- 解の候補から $a=4$ を見つけ、 $(a-4)(2a^2+5a+20)<0$ と因数分解する。
- $a\geqq0$ なので $2a^2+5a+20>0$。よって $a<4$ で、条件 $a\geqq0$ と合わせて答える。
【(2)の方針】
面積に要るのは交点の $x$ 座標 $\alpha$、 $\beta$ と2次の係数だけ。2次の係数が違う放物線どうしでも差は2次式なので $\dfrac16$ 公式が使え、 $S$ は $(\beta-\alpha)^3$ で表せる。 $S$ の最大は、 $\beta-\alpha$ のルートの中身の最大に言いかえられる。


- (1) の2次方程式の2つの解を $\alpha<\beta$ とし、 $\alpha\leqq x\leqq\beta$ では $C_1$ が上、 $C_2$ が下になることを確かめる。
- $S=\displaystyle\int_\alpha^\beta\{(\text{上})-(\text{下})\}\,dx$ と書き、被積分関数を $-2(x-\alpha)(x-\beta)$ と因数分解して、 $\dfrac16$ 公式で $S=\dfrac13(\beta-\alpha)^3$ とする。
- 2次方程式を解の公式で解いて辺々引き、 $\beta-\alpha=\sqrt{80+3a^2-2a^3}$ を求める。
- $g(a)=80+3a^2-2a^3$ とおくと $S=\dfrac13\{g(a)\}^{\frac32}$ なので、 $g(a)$ が最大のとき $S$ も最大になる。
- $g'(a)=-6a(a-1)$ の符号から $0\leqq a<4$ での増減を調べ、 $a=1$ で $g(a)$ が最大値 $81$ をとることから、 $S$ の最大値を求める。
解答


解答をテキストで読む
(1) 配点 20点
$C_1$、 $C_2$ の式から $y$ を消すと、 $x^2=3(x-a)^2+a^3-40$ より
$$2x^2-6ax+3a^2+a^3-40=0\quad\cdots①$$
$C_1$ 上の点は $x$ 座標で決まるので、 $C_1$ と $C_2$ が異なる2点で交わるのは、①が異なる2つの実数解をもつときである。①は2次の係数が $2$ で $0$ でない2次方程式なので、判別式を $D$ とすると
$$\dfrac{D}{4}=(3a)^2-2(3a^2+a^3-40)=-2a^3+3a^2+80>0$$
すなわち
$$2a^3-3a^2-80<0\quad\cdots②$$
$a\geqq0$ なので正の候補から試す。 $a=4$ を代入すると $2\cdot64-3\cdot16-80=0$ なので、②の左辺は $a-4$ で割り切れて
$$(a-4)(2a^2+5a+20)<0$$
$a\geqq0$ なので $2a^2+5a+20>0$。よって $a-4<0$ より $a<4$ である。 $a\geqq0$ と合わせて
答 $0\leqq a<4$
(2) 配点 30点
$0\leqq a<4$ のとき、①の2つの実数解を $\alpha$、 $\beta$( $\alpha<\beta$ )とする。①の左辺は $C_2$ の式から $C_1$ の式を引いたものなので
$$\{3(x-a)^2+a^3-40\}-x^2=2(x-\alpha)(x-\beta)$$
$\alpha\leqq x\leqq\beta$ ではこれが $0$ 以下なので、 $C_1$ が上、 $C_2$ が下にある。2次の係数は $C_2$ の $3$ から $C_1$ の $1$ を引いた $2$ で、「上 $-$ 下」はその符号を変えた $-2(x-\alpha)(x-\beta)$ になる。よって
$$\small\begin{aligned}S&=\int_\alpha^\beta\left[x^2-\{3(x-a)^2+a^3-40\}\right]dx\\&=\int_\alpha^\beta(-2)(x-\alpha)(x-\beta)\,dx\\&=\dfrac26(\beta-\alpha)^3=\dfrac13(\beta-\alpha)^3\end{aligned}$$
①を解の公式で解くと
$$x=\dfrac{3a\pm\sqrt{80+3a^2-2a^3}}{2}$$
なので、辺々引いて
$$\beta-\alpha=\sqrt{80+3a^2-2a^3}$$
$g(a)=80+3a^2-2a^3$ とおくと
$$S=\dfrac13\{g(a)\}^{\frac32}$$
$0\leqq a<4$ では $g(a)>0$ ((1) の条件そのもの)で、 $S$ は $g(a)$ が大きいほど大きい。よって、 $g(a)$ が最大のとき $S$ も最大になる。
$$g'(a)=6a-6a^2=-6a(a-1)$$
$y=g'(a)$ は上に凸の放物線で $a=0,\ 1$ で $0$ になるので、 $g'(a)$ は $0<a<1$ で正、 $1<a<4$ で負。よって $g(a)$ は $0\leqq a\leqq1$ で増加し、 $1\leqq a<4$ で減少する。
したがって $g(a)$ は $a=1$ で最大値 $g(1)=80+3-2=81$ をとる。
このとき $S$ も最大で、最大値は
$$S=\dfrac13\cdot81^{\frac32}=\dfrac13\cdot729=243$$
答 $243$( $a=1$ のとき)
検算 $a=1$ のとき、①は $2x^2-6x-36=0$、すなわち $2(x+3)(x-6)=0$ で、 $\alpha=-3$、 $\beta=6$、 $\beta-\alpha=9=\sqrt{81}$。 $S=\dfrac13\cdot9^3=243$ で一致する。
別解( $\beta-\alpha$ を解と係数の関係で求める) ①で解と係数の関係より $\alpha+\beta=3a$、 $\alpha\beta=\dfrac{3a^2+a^3-40}{2}$ なので
$$(\beta-\alpha)^2=(\alpha+\beta)^2-4\alpha\beta=9a^2-2(3a^2+a^3-40)=80+3a^2-2a^3$$
$\beta-\alpha>0$ より $\beta-\alpha=\sqrt{80+3a^2-2a^3}$ で、本解と同じになる。(1) の $\dfrac{D}{4}$ と同じ式が出てくることも確かめられる。
出題意図
(1) 2つの放物線の交点を、式を連立した2次方程式の実数解と捉え、判別式から $a$ の3次不等式を作って解くことができるか(教科書・チャートの例題レベル)
(2) 囲まれた図形の面積を $\dfrac16$ 公式で $(\beta-\alpha)^3$ の形に表し、 $a$ の関数として最大値を求めることができるか
講評
| 難易度 | 簡単 |
| 目標得点 | 50点 |
| 目標時間 | 20分 |
判別式で2点で交わる条件を求め、 $\dfrac16$ 公式で面積を表して最大・最小を求める、という王道の流れの問題。
微分もそれほど難しくなく、簡単な問題。
判別式、 $\dfrac16$ 公式、3次関数の増減という、チャートの基本例題の型を3つつないだだけの問題で、問題を見た瞬間に答えまでの道筋が思い浮かぶべき。
ここを落とすと合格は厳しい。
注意点は、2次の係数が $3-1=2$ になることと、 $S$ を最大にするにはルートの中身だけを最大にすればよいことの2つだけ。
差がつく所・失点しやすい所
- 失点しやすい所:(2) で2次の係数を $1$ や $3$ のまま $\dfrac16$ 公式に入れ、面積を求め間違える所。
2020年九州大学文系数学
第2問 解答・解説
第2問は空間ベクトル・空間図形の断面・2次関数の最大の問題です。
テーマは「座標で与えた正四面体OABCの頂点の決定と、 $z$ 軸に垂直な平面で切ったときの断面積の最大値」。
問題


問題文をテキストで読む
座標空間内の4点 $\mathrm{O}(0,0,0)$、 $\mathrm{A}(1,1,0)$、 $\mathrm{B}(1,0,p)$、 $\mathrm{C}(q,r,s)$ を頂点とする四面体が正四面体であるとする。ただし、 $p>0$、 $s>0$ とする。以下の問いに答えよ。
(1) $p,q,r,s$ の値を求めよ。
(2) $z$ 軸に垂直な平面で正四面体OABCを切ったときの断面積の最大値を求めよ。
解答の方針
【(1)の方針】
正四面体は「6本の辺の長さがすべて等しい」と言いかえられる。 $\mathrm{OA}=\sqrt2$ が分かっているので、残りの辺も長さ $\sqrt2$。Cの条件3本は2乗の差をとれば2次の項が消え、1次式になる。
- $\mathrm{OB}^2=2$ から $p$ を求め、 $\mathrm{AB}^2=2$ もみたすことを確かめる。
- $\mathrm{OC}^2=2$、 $\mathrm{AC}^2=2$、 $\mathrm{BC}^2=2$ の3式を立て、 $\mathrm{AC}^2=2$、 $\mathrm{BC}^2=2$ の式から $\mathrm{OC}^2=2$ の式を引いて、 $q+r=1$、 $q+s=1$ を求める。
- $r=s=1-q$ を $\mathrm{OC}^2=2$ に代入して $q$ を求め、 $s>0$ で1つに絞る。
【(2)の方針】
O、Aは平面 $z=0$ 上、B、Cは平面 $z=1$ 上にある。平面 $z=t$ で切ると、切り口は残りの4本の辺との交点を結んだ四角形。立体のまま想像せず、交点の座標から上から見た平面図に書き直す。


- 正四面体は $0\leqq z\leqq1$ の範囲にある。平面 $z=t$( $0<t<1$)と辺OB、OC、AB、ACとの交点K、L、M、Nの座標を、 $t$ で表す。
- $\overrightarrow{\mathrm{KM}}=\overrightarrow{\mathrm{LN}}$ と $\overrightarrow{\mathrm{KM}}\cdot\overrightarrow{\mathrm{KL}}=0$ から、断面KMNLが長方形であることを確かめる。
- 2辺の長さ $\sqrt2(1-t)$、 $\sqrt2\,t$ をかけて断面積 $S(t)=2t(1-t)$ とし、平方完成して $0<t<1$ での最大値を求める。
解答


解答をテキストで読む
(1) 配点 20点
正四面体なので、6本の辺の長さはすべて等しい。 $\mathrm{OA}=\sqrt{1^2+1^2+0^2}=\sqrt2$ なので、すべての辺の長さが $\sqrt2$ である。長さは2乗して扱う。
$\mathrm{OB}^2=1+p^2=2$ と $p>0$ より $p=1$。このとき $\mathrm{AB}^2=0^2+(-1)^2+1^2=2$ で、ABの長さも $\sqrt2$ になっている。
Cについて
$$\mathrm{OC}^2=q^2+r^2+s^2=2\quad\cdots\text{①}$$
$$\mathrm{AC}^2=(q-1)^2+(r-1)^2+s^2=2\quad\cdots\text{②}$$
$$\mathrm{BC}^2=(q-1)^2+r^2+(s-1)^2=2\quad\cdots\text{③}$$
②から①を引くと $-2q-2r+2=0$ より $q+r=1$。③から①を引くと $-2q-2s+2=0$ より $q+s=1$。
よって $r=s=1-q$。これを①に代入して
$$q^2+2(1-q)^2=2\iff3q^2-4q=0\iff q(3q-4)=0$$
より $q=0,\ \dfrac43$。 $q=\dfrac43$ のときは $s=-\dfrac13<0$ となり条件をみたさない。 $q=0$ のとき $r=s=1$ で $s>0$ をみたす。
答 $p=1$、 $q=0$、 $r=1$、 $s=1$
4点 $\mathrm{O}(0,0,0)$、 $\mathrm{A}(1,1,0)$、 $\mathrm{B}(1,0,1)$、 $\mathrm{C}(0,1,1)$ は、1辺の長さが1の立方体の頂点で、正四面体の6本の辺は立方体の面の対角線になっている(上の図)。
(2) 配点 30点
O、Aの $z$ 座標は0、B、Cの $z$ 座標は1なので、正四面体OABCは $0\leqq z\leqq1$ の範囲にある。 $z$ 軸に垂直な平面を $z=t$ とおく。 $t=0$、 $t=1$ のときは、断面は線分OA、BCで面積は0である。 $0<t<1$ のとき、平面 $z=t$ は辺OA、BCとは交わらず、両端の $z$ 座標が0と1である残りの4本の辺OB、OC、AB、ACと1点ずつ交わる。その交点をそれぞれK、L、M、Nとする。
直線上の点は、始点まで進み、方向ベクトルの実数倍を足して表す。 $\overrightarrow{\mathrm{OB}}$、 $\overrightarrow{\mathrm{OC}}$、 $\overrightarrow{\mathrm{AB}}=(0,-1,1)$、 $\overrightarrow{\mathrm{AC}}=(-1,0,1)$ の $z$ 成分はどれも1なので、 $z$ 座標が $t$ になるのは、それぞれの $t$ 倍だけ進んだ点である。
$$\overrightarrow{\mathrm{OK}}=t\overrightarrow{\mathrm{OB}}=(t,\ 0,\ t),\qquad\overrightarrow{\mathrm{OL}}=t\overrightarrow{\mathrm{OC}}=(0,\ t,\ t)$$
$$\overrightarrow{\mathrm{OM}}=\overrightarrow{\mathrm{OA}}+t\overrightarrow{\mathrm{AB}}=(1,\ 1-t,\ t),\qquad\overrightarrow{\mathrm{ON}}=\overrightarrow{\mathrm{OA}}+t\overrightarrow{\mathrm{AC}}=(1-t,\ 1,\ t)$$
断面は、K、M、N、Lをこの順に結んだ四角形KMNLである(上の図)。
$$\overrightarrow{\mathrm{KM}}=(1-t,\ 1-t,\ 0),\qquad\overrightarrow{\mathrm{LN}}=(1-t,\ 1-t,\ 0),\qquad\overrightarrow{\mathrm{KL}}=(-t,\ t,\ 0)$$
$\overrightarrow{\mathrm{KM}}=\overrightarrow{\mathrm{LN}}$ なので、四角形KMNLは平行四辺形である。さらに
$$\overrightarrow{\mathrm{KM}}\cdot\overrightarrow{\mathrm{KL}}=-t(1-t)+t(1-t)+0=0$$
より $\mathrm{KM}\perp\mathrm{KL}$ なので、四角形KMNLは長方形である。
平面 $z=t$ 上の断面を上から見ると、上の図の長方形になる。 $\overrightarrow{\mathrm{KM}}$ は $\overrightarrow{\mathrm{OA}}$ の $(1-t)$ 倍、 $\overrightarrow{\mathrm{KL}}$ は $\overrightarrow{\mathrm{BC}}$ の $t$ 倍で、2辺はそれぞれOA、BCに平行である。
$$\mathrm{KM}=\sqrt{(1-t)^2+(1-t)^2}=\sqrt2\,(1-t),\qquad\mathrm{KL}=\sqrt{t^2+t^2}=\sqrt2\,t$$
よって、断面積を $S(t)$ とすると
$$S(t)=\sqrt2\,(1-t)\cdot\sqrt2\,t=2t(1-t)$$
$S(t)$ は $t$ の2次関数なので、平方完成する。
$$S(t)=-2t^2+2t=-2\left(t-\frac12\right)^2+\frac12$$
$0<t<1$ の範囲で、 $S(t)$ は $t=\dfrac12$ のとき最大値 $\dfrac12$ をとる。
答 $\dfrac12$(平面 $z=\dfrac12$ で切ったとき)
このとき $\mathrm{KM}=\mathrm{KL}=\dfrac{\sqrt2}{2}$ で、断面は1辺 $\dfrac{\sqrt2}{2}$ の正方形になる。
別解(相似と、正四面体の向かい合う辺が垂直であること) 平面 $z=t$ は、平面 $z=0$ 上の辺OAとも、平面 $z=1$ 上の辺BCとも平行である。三角形BOAで $\mathrm{KM}\parallel\mathrm{OA}$、 $\mathrm{BK}:\mathrm{BO}=(1-t):1$ なので $\mathrm{KM}=\sqrt2\,(1-t)$。三角形OBCで $\mathrm{KL}\parallel\mathrm{BC}$、 $\mathrm{OK}:\mathrm{OB}=t:1$ なので $\mathrm{KL}=\sqrt2\,t$。同じように $\mathrm{LN}\parallel\mathrm{OA}$、 $\mathrm{MN}\parallel\mathrm{BC}$ なので四角形KMNLは平行四辺形で、 $\overrightarrow{\mathrm{OA}}\cdot\overrightarrow{\mathrm{BC}}=(1,1,0)\cdot(-1,1,0)=0$ より $\mathrm{OA}\perp\mathrm{BC}$ だから長方形。よって $S(t)=2t(1-t)$ となり、同じ最大値 $\dfrac12$ が求まる。
補足(立方体から切り落とす) (1) の図のように正四面体は1辺1の立方体に入っている。平面 $z=t$ で立方体を切った切り口は1辺1の正方形で、断面KMNLはこの正方形の4すみから直角二等辺三角形を切り落とした形になる(上から見た図の点線の正方形)。切り落とす三角形の面積は $\dfrac{t^2}{2}$ が2つと $\dfrac{(1-t)^2}{2}$ が2つなので、 $S(t)=1-t^2-(1-t)^2=2t(1-t)$ と求めてもよい。
出題意図
(1) 「正四面体」を「6本の辺の長さがすべて等しい」と言いかえ、長さの条件を2乗して連立方程式として処理できるか
(2) 立体の断面を、切り口の点の座標から平面図に書き直して捉えることができるか。断面積を1文字の2次関数で表し、最大値を求められるか。
講評
| 難易度 | 標準 |
| 目標得点 | 20点 |
| 目標時間 | 30分 |
座標で与えられた空間図形の問題。
(1) は座標が与えられているので、正四面体を「6本の辺の長さが等しい」と言いかえ、2乗の差で1次式にするだけ。
ここの20点を確実に取る。
(2) は、平面 $z=t$ との交点の4点をベクトル(座標)で表し、その4点が平行四辺形、さらに長方形だと分かれば、あとは平方完成するだけで、難しくはない。
しかし、4点をベクトルで表すことが、受験生の苦手な所。
文系には難しいので、標準とした。
(2) は落としてもよいが、こういう問題にも取り組んでおきたい。
差がつく所・失点しやすい所
- 唯一差がつくとすれば (2):平面 $z=t$ で切った交点を座標で求め、上から見た平面図に書き直すという発想に行き着けるか。断面を立体のまま想像しようとすると形をつかみにくいが、座標を出せばあとは2次関数の最大値を求めるだけ。
2020年九州大学文系数学
第3問 解答・解説
第3問は複素数と方程式・整数の問題です。
テーマは「虚数解 $\dfrac{1+\sqrt3 i}{2}$ をもつ整数係数の3次式と、7と11で割った余りの条件」。
問題


問題文をテキストで読む
$a,b,c$ を整数とし、 $i$ を虚数単位とする。整式 $f(x)=x^3+ax^2+bx+c$ が $f\left(\dfrac{1+\sqrt3 i}{2}\right)=0$ をみたすとき、以下の問いに答えよ。
(1) $a,b$ を $c$ を用いて表せ。
(2) $f(1)$ を7で割ると4余り、 $f(-1)$ を11で割ると2余るとする。 $c$ の絶対値が40以下であるとき、方程式 $f(x)=0$ の解をすべて求めよ。
解答の方針
【(1)の方針】
$\alpha=\dfrac{1+\sqrt3i}{2}$ は $\alpha^2-\alpha+1=0$ の解。値をそのまま代入せず、 $\alpha^2=\alpha-1$、 $\alpha^3=-1$ で $f(\alpha)$ を1次式に下げる。係数が整数(実数)で $\alpha$ が虚数だから、「 $\alpha$ の係数」も「定数項」も0でなければならない。
- $\alpha^2-\alpha+1=0$ の両辺に $\alpha+1$ をかけて $\alpha^3=-1$ を求める。
- $f(\alpha)$ の $\alpha^2$、 $\alpha^3$ を $\alpha-1$、 $-1$ におきかえて、 $f(\alpha)=(a+b)\alpha+(c-a-1)$ の形にまとめる。
- $a+b$ と $c-a-1$ は実数で、 $\alpha$ は虚数だから、どちらも0になる。そこから $a=c-1$、 $b=1-c$ が求まる。
【(2)の方針】
(1) の結果で $f(x)=(x^2-x+1)(x+c)$ と因数分解でき、 $f(1)$、 $f(-1)$ は $c$ だけで表せる。「7で割ると4余る」「11で割ると2余る」の2つの条件は、文字で表して不定方程式にまとめると、「 $c$ を77で割った余り」が1つに決まる。
- (1) の結果から $f(x)=(x^2-x+1)(x+c)$ と因数分解し、 $f(1)=c+1$、 $f(-1)=3c-3$ を求める。
- $f(1)$ の条件から $c+1=7k+4$、すなわち $c=7k+3$( $k$ は整数)と表す。
- $f(-1)=3(7k+3)-3=21k+6$ を11で割ると2余るので、 $21k+6=11l+2$( $l$ は整数)、すなわち $21k-11l=-4$ とする。
- 1つの解 $k=4$、 $l=8$ を見つけて辺々引き、定数項を消す。21と11は互いに素なので $k=11m+4$( $m$ は整数)と表し、 $c=77m+31$ を求める。
- $|c|\leqq40$ から $c=31$ を求め、 $f(x)=(x^2-x+1)(x+31)=0$ を解く。
解答


解答をテキストで読む
(1) 配点 15点
$\alpha=\dfrac{1+\sqrt3i}{2}$ とおくと $\alpha^2-\alpha+1=0$。両辺に $\alpha+1$ をかけて $\alpha^3+1=0$。よって
$$\alpha^2=\alpha-1,\qquad\alpha^3=-1$$
$$f(\alpha)=-1+a(\alpha-1)+b\alpha+c=(a+b)\alpha+(c-a-1)$$
$a,b,c$ は整数なので、 $a+b$、 $c-a-1$ は実数である。 $\alpha$ は虚数なので、 $f(\alpha)=0$ より
$$a+b=0,\qquad c-a-1=0$$
答 $a=c-1,\quad b=1-c$
別解(共役な解と解と係数の関係) 係数が実数なので $\overline{\alpha}=\dfrac{1-\sqrt3i}{2}$ も $f(x)=0$ の解。3次方程式なので残りの解は1つで、これを $\gamma$ とおくと、 $\gamma$ は実数解である。 $\alpha+\overline{\alpha}=1$、 $\alpha\overline{\alpha}=1$ なので、解と係数の関係より
$$\alpha+\overline{\alpha}+\gamma=1+\gamma=-a,\qquad\alpha\overline{\alpha}+(\alpha+\overline{\alpha})\gamma=1+\gamma=b,\qquad\alpha\overline{\alpha}\gamma=\gamma=-c$$
$\gamma=-c$ を代入して $a=c-1$、 $b=1-c$。この解き方では、(2) で求める残りの解 $x=-c$ も同時に分かる。(2) で「解をすべて求めよ」と聞かれているので、最後の形まで見通すと、この解き方も早い。
( $f(x)$ を $x^2-x+1$ で割ると、余りは $(a+b)x+(c-a-1)$ で、これが0になることからも同じ答えが求まる)
(2) 配点 35点
(1) より
$$f(x)=x^3+(c-1)x^2+(1-c)x+c=(x^2-x+1)(x+c)$$
よって
$$f(1)=1\cdot(1+c)=c+1,\qquad f(-1)=3\cdot(-1+c)=3c-3$$
$f(1)$ を7で割ると4余るので、 $c+1=7k+4$( $k$ は整数)とおける。すなわち
$$c=7k+3$$
このとき $f(-1)=3(7k+3)-3=21k+6$。これを11で割ると2余るので、 $21k+6=11l+2$( $l$ は整数)とおける。すなわち
$$21k-11l=-4\quad\cdots\cdots①$$
$k=0,\ 1,\ 2,\ \cdots$ と順に調べると、 $21k+4$ が11の倍数になるのは $k=4$( $21\cdot4+4=88=11\cdot8$)。よって $21\cdot4-11\cdot8=-4$。これと①を辺々引いて
$$21(k-4)=11(l-8)$$
21と11は互いに素より、 $k-4$ は11の倍数である。 $k-4=11m$( $m$ は整数)とおくと $k=11m+4$ で
$$c=7(11m+4)+3=77m+31$$
$|c|\leqq40$ より $-40\leqq77m+31\leqq40$、すなわち $-71\leqq77m\leqq9$。これをみたす整数は $m=0$ だけなので
$$c=31$$
このとき
$$f(x)=(x^2-x+1)(x+31)$$
$x^2-x+1=0$ より $x=\dfrac{1\pm\sqrt3i}{2}$、 $x+31=0$ より $x=-31$。
答 $x=-31,\quad\dfrac{1\pm\sqrt3i}{2}$
(確認: $c=31$ のとき $a=30$、 $b=-30$ で、 $f(1)=32=7\cdot4+4$、 $f(-1)=90=11\cdot8+2$)
別解(合同式) $c+1\equiv4\pmod7$ より $c\equiv3\pmod7$。 $3c-3\equiv2\pmod{11}$ より $3c\equiv5\equiv27\pmod{11}$ で、3と11は互いに素なので $c\equiv9\pmod{11}$。 $c=11n+9$( $n$ は整数)とおくと、 $11n+9\equiv4n+2\equiv3\pmod7$ より $4n\equiv1\equiv8\pmod7$ で、4と7は互いに素なので $n\equiv2\pmod7$。よって $c\equiv11\cdot2+9=31\pmod{77}$ で、 $|c|\leqq40$ をみたすのは $c=31$ だけ(次に近い $31-77=-46$ は範囲の外)。
出題意図
(1) 虚数を代入する場面で、その数がみたす2次方程式を使って次数を下げる基本が身についているか
(2) 2つの余りの条件を1つの条件(77で割った余り)にまとめる整数の処理を、最後までミスなく進められるか
講評
| 難易度 | 標準 |
| 目標得点 | 50点 |
| 目標時間 | 30分 |
複素数と方程式・整数の複合問題なので、標準とした。
ただし、このレベルなら満点を取りたい。
第2問よりは体感で取りやすい。
次数下げと、2つの余りの条件を不定方程式で解く、という基本の組み合わせだけで完答できる問題。
理系の姉妹問題は文字が2つで条件が4つあったが、文系は文字が $c$ の1つだけに作り直されていて、見た目ほど重くない。
注意点は、「互いに素より」の根拠を書くことと、最初から分かっている $\dfrac{1\pm\sqrt3i}{2}$ を答えに書き忘れないことだけ。
差がつく所・失点しやすい所
- 差がつくのは (2):2つの余りの条件を「77で割った余り」にまとめるという発想に行き着けるか: $c=7k+3$ と表して2つめの条件に代入し、不定方程式を解けば $c=77m+31$ と1つに決まる。あとは $|c|\leqq40$ で絞るだけ。
- 互いに素の根拠: $21(k-4)=11(l-8)$ から $k-4$ が11の倍数と言えるのは、21と11が互いに素だから。根拠を書かずに決めると減点される。
- 解の書き落とし:問われているのはすべての解。 $\dfrac{1\pm\sqrt3i}{2}$ は最初から分かっているが、これも答えに書く。
2020年九州大学文系数学
第4問 解答・解説
第4問は確率の問題です。
テーマは「4個のサイコロの目の積が25・4・100の倍数になる確率」。
問題


問題文をテキストで読む
4個のサイコロを同時に投げるとき、出る目すべての積を $X$ とする。以下の問いに答えよ。
(1) $X$ が25の倍数になる確率を求めよ。
(2) $X$ が4の倍数になる確率を求めよ。
(3) $X$ が100の倍数になる確率を求めよ。
解答の方針
【(1)の方針】
積に素因数5が2つ入れば25の倍数になる。1〜6のうち5を含むのは5の目だけなので、条件は 「5の目が2回以上出る」 と同じ。直接数えると2回・3回・4回の3通りに分かれて面倒なので、「0回か1回」という余事象に回す。
- 5の目が1回も出ない確率 $\left(\dfrac56\right)^4$ と、ちょうど1回出る確率 ${}_4\mathrm{C}_1\cdot\dfrac16\left(\dfrac56\right)^3$ をそれぞれ求める。
- 2つを足して、全体の確率1から引く。
【(2)の方針】
4の倍数かどうかは、積に素因数2が何個入るかで決まる。目ごとの2の個数は、1・3・5が0個、2・6が1個、4だけが2個。4の倍数に ならない のは2の個数の合計が0個か1個のときで、具体的には「4つとも奇数」か「2か6が1つだけで、残り3つは奇数」。4の目は1つでも出ると条件を満たしてしまう。この側を数えて1から引く。
- 4つとも1・3・5のどれかになる確率 $\left(\dfrac12\right)^4$ を求める。
- 4つのうち1つだけが2か6で、残り3つが1・3・5になる確率 ${}_4\mathrm{C}_1\cdot\dfrac26\left(\dfrac12\right)^3$ を求める。
- 2つを合わせて1から引く。
【(3)の方針】
$100=2^2\cdot5^2$ なので、(1) と (2) の2つの条件が同時に成り立つ場合を数えることになる。5の目が2個以上あるなら、5以外の目は多くても2個しか残らない。残りが少ないので、5の目が何個か(2個・3個・4個)で場合分けすると、残りの目を具体的に調べられる。
- $100=2^2\cdot5^2$ を「5の目が2個以上」かつ「2の個数の合計が2個以上」と読みかえ、5の目の個数で場合分けする。
- 5の目がちょうど2個:残り2個の目は1、2、3、4、6の5通りずつ($5^2=25$ 通り)。このうち積が4の倍数になる組を、ならない組を除く形で数え、5の目を置く位置の ${}_4\mathrm{C}_2$ 通りをかける。
- 5の目がちょうど3個:残り1個が4のときだけ条件を満たす。5の目が4個:素因数2が1つもないので0通り。
- 場合の数の合計を $6^4=1296$ で割る。
解答


解答をテキストで読む
(1) 配点 15点
積が25の倍数になるには、素因数5が2つ必要である。1〜6の目で5を含むのは5だけなので、 $X$ が25の倍数になるのは「5の目が2個以上出る」ときに限る。
この余事象は「5の目が1個も出ない、またはちょうど1個出る」ことで、確率は
$$\left(\frac56\right)^4+{}_4\mathrm{C}_1\cdot\frac16\left(\frac56\right)^3=\frac{625+500}{1296}=\frac{1125}{1296}$$
したがって求める確率は $1-\dfrac{1125}{1296}=\dfrac{171}{1296}$
答 $\dfrac{19}{144}$
(2) 配点 15点
目ごとに素因数2の個数を数えると、1・3・5は0個、2・6は1個、4は2個である。 $X$ が4の倍数にならないのは、4つの目の2の個数の合計が0個か1個のとき。つまり「4つとも奇数」か、「2か6がちょうど1つで、残り3つが奇数」のどちらかで、4の目は含まれない。
この確率は
$$\left(\frac12\right)^4+{}_4\mathrm{C}_1\cdot\frac26\left(\frac12\right)^3=\frac{81+216}{1296}=\frac{297}{1296}$$
求める確率は余事象なので $1-\dfrac{297}{1296}=\dfrac{999}{1296}$
答 $\dfrac{37}{48}$
(3) 配点 20点
目の出方は全部で $6^4=1296$ 通り。 $100=2^2\cdot5^2$ なので、 $X$ が100の倍数になるのは、(1) の「5の目が2個以上」と (2) の「2の個数の合計が2個以上」が同時に成り立つとき。5の目の個数で場合分けして数える。
5の目がちょうど2個のとき 5の目の位置の選び方は ${}_4\mathrm{C}_2=6$ 通り。残り2個の目は1、2、3、4、6から選ぶので $5^2=25$ 通り。このうち積が4の倍数にならないのは、「2個とも1か3」の $2^2=4$ 通りと、「一方が2か6、他方が1か3」の $2\cdot2\cdot2=8$ 通りの計12通り。よって4の倍数になるのは $25-12=13$ 通りで、この場合の数は $6\cdot13=78$ 通りになる。
5の目がちょうど3個のとき 残る1個で2の個数が2個以上になるのは4だけ。4が入る位置は4通りなので、4通りになる。
5の目が4個のとき 素因数2が1つもないので、0通り。
以上を合わせて $78+4=82$ 通りなので、求める確率は $\dfrac{82}{1296}$
答 $\dfrac{41}{648}$
出題意図
(1)(2) 「倍数になる」を「素因数をもつ目の個数」の条件に読みかえ、数えにくい側は余事象に回すという定石を使えるか
(3) 25の倍数と4の倍数、2つの条件が同時に成り立つ場合を、何に注目して分けるかを自分で決められるか
講評
| 難易度 | 標準 |
| 目標得点 | 30点 |
| 目標時間 | 30分(35分かけてもよい) |
サイコロの回数が4回と決まっているので、具体的に数えれば解ける問題。
(1)(2) は余事象の基本問題で、ここは確実に取りたい。
(3) は「5の目が2個以上かつ2の個数が2個以上」と状況を言葉にして数え上げる問題だが、ここは取れなくてもよい。
差がつく所・失点しやすい所
- (3) で2つの条件(5の目が2個以上・2の個数が2個以上)を言葉で整理し、5の目の個数ごとに分けて数えられたか:ここで状況をつかめないと大きく点を失う。5の目が3個の場合は、残りの目が4でなければならないと見抜ければ、数え漏れは減る。
- (2) で4の目の扱いを間違えない:4は素因数2を2つもつ。2・4・6をひとまとめに「偶数」と見ると、確率がずれてしまう。
2020年九州大学・文系数学の
講評とまとめ
4問の難易度と目標得点をまとめると、次のとおりです。
| 大問 | 難易度 | 目標点 |
|---|---|---|
| 第1問 | 簡単 | 50点 |
| 第2問 | 標準 | 20点 |
| 第3問 | 標準 | 50点 |
| 第4問 | 標準 | 30点 |
| 全体 | 標準 | 150点 |
いい演習になる年でした。
第2問 (2) と第4問 (3) の合わせて50点を落としても、150点を目標にできます。
九大の文系は、ほぼ数学で決まります。
文系で確実に合格したいなら、範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B だけなので、理系と同じレベルまで演習しておきましょう。
文系数学のプラチカくらいまで、がっつり取り組むつもりで構いません。
解く流れ
- 第1問 → 第2問 → 第3問 → 第4問(第1問・第2問の微積とベクトルを先に確実に取る)
- 目標時間の合計は110分(第1問20分・第2問30分・第3問30分・第4問30分)。残りの10分は見直しと予備。
2020年九州大学・文系数学に
関するよくある質問
2020年の九州大学・文系数学について、よく聞かれる質問にお答えします。
- 2020年の九州大学・文系数学は難しかった?
-
標準的な年でした。
第1問は簡単、第2問・第3問・第4問は標準です。
第2問 (2) と第4問 (3) は難しく、落としてもよい問題でした。 - 2020年の九州大学・文系数学は何点取れば合格できる?
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目標点は150点です(200点満点)。
- 2020年の九州大学・文系数学はどこで差がつく?
-
第1問・第2問 (1)・第3問 (1)・第4問 (1)(2) は確実に取っておきたいところです。そのうえで、差がつくのは次の3つです。
- 第2問 (2):断面を立体のまま想像せず、切り口の点を座標で求めて上から見た平面図に書き直せたか。
- 第3問 (2):2つの余りの条件を、不定方程式で「77で割った余り」にまとめられたか。
- 第4問 (3):「5の目が2個以上」かつ「2の個数が2個以上」と状況を言葉にし、5の目の個数で場合分けできたか。
ただし、第2問 (2) と第4問 (3) は落としてもよく、150点が落としどころです。
- 2020年の九州大学・文系数学は何が出題された?
-
大問ごとの単元は、次のとおりです。
- 第1問:積分法・微分法(数学Ⅱ)・2次関数
- 第2問:空間ベクトル・空間図形の断面・2次関数の最大
- 第3問:複素数と方程式・整数
- 第4問:確率


