公文は大学受験に役立つのか?公文に通わせた方がいい秘密を大公開!
「公文は大学受験に役に立つのだろうか?」
「公文だけで大学受験は戦えるのか?」
とお悩みのあなた。
この記事では、『公文が大学受験に役に立つ』かどうかを徹底的に解説していきます。
私も公文には3歳から小学校4年生まで通っていました。
(公文歴7年のベテランです笑)
その後は進学塾に通い始め、ラ・サール高校→九州大学医学部と歩みました。
ちなみに、この記事は公文を「褒め称える」記事ではありません。
『公文が大学受験に役に立つ』ということを、遠慮なしにぶっちゃけます。
公文には恩がありますが、
それ以上に「公文を利用して大学受験を成功させてほしい!」という気持ちの方が大きい。
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公文式とは?
まず公文式、通称「公文」がどのようなものかお話ししていきましょう。
私が思う公文とは、
『小さい頃から勉強に慣れて勉強習慣を身につけていく学び場』です。
その過程で得られる多くのもの、これが公文に通うメリットでしょう。
公文で学べる科目は3つ!
国語・算数(中学からは数学)・英語です。
この3科目を先取り形式で、かつ自分のペースで学んでいきます。
公文の学習スタイルは、
自分のペースでプリントを勉強していき出来たら先生に持っていく。
そして終わったら次のプリントにどんどん進んでいく、といったものです。
つまり人によって進度は様々。
私が通っていた頃は3学年以上の先取りをしていると、表彰式でトロフィーをもらっていました。
(今はどうか知らないですが・・・)
公文は大学受験に役立つのか?
ここからは、『公文が大学受験に役立つのかどうか』についてお話ししていきます。
自分自身の体験談と、周囲の友人からのお話しの2つの観点からお話ししていこうと思います。
公文は大学受験に役立つか?
〜自分自身の体験談から考える〜
まず、私個人のお話からしますと、
公文はかなり大学受験に役に立つと思います!
小学校から中学、高校とかなり余裕を持って勉強をすることができましたが、
私は公文のおかげではないかと考えています。
では何が役に立ったのか?と言いますと、
お話ししたいことはいろいろありますが
『計算力』を身につけられたことが、公文に通っていて1番大学受験に役立ったことだと思います。
大学受験において『計算力』はかなり大事になってきます。
数学Ⅲなんて『計算力』さえあれば、ある程度の点数は確保できます。
しかも『計算力』が必要になってくるのは数学だけではないのです。
物理や化学といった科目でも計算力が数学と同じくらい必要になってきます。
「でも、ちょっと解くのが早くなるだけでしょ?」
なんて思ってる方は甘すぎます。
計算力がある=テストで解くのが早いから有利になる、だけではありません。
なんと、普段の学習効率も上がってきます。
考えたら当たり前なのですが、
計算力があるということは1問にかける時間が短くなってきます。
ということは同じ時間を勉強したとしても、計算力がある人はたくさんの問題を解くことができるわけ。
中学の時や、ラ・サールの時代を振り返っても私は他の人より問題を解くスピードが速かった。
これはかなりの武器でした!
ちなみに、
公文に通っていると小学校の時に他の人より勉強ができる人になります。
まあ、先取りをしているのですから当然ですね笑
この「周りより勉強ができる」というのはかなり大事なことだと思います。
自信にもつながりますし、何よりも勉強するのが楽しくなります。
どんな集団でもいいので、「自分が1番勉強できる」と思えるのは大事なこと。
私は地元の小学校の計算力コンテストでいつも1番をとっていましたが、
このような成功体験はこれから人生を生きていく上で大事なことだと思います。
公文は大学受験に役立つか?
〜周囲のお話しから考える〜
これまでは個人的な意見をお話してきました。
なので、ここからは少し客観的な意見を言っていこうかなと思います笑
よく聞く話に、
「東大生の3人に1人が公文に行っていた」というのがあります。
また子供4人を東大理Ⅲに入れた佐藤ママによると、長男は2歳から他の3人のお子さんは1歳から公文に通わせていたそうです。
これらの話を聞くと、
やはり公文は大学受験に役に立つのではないでしょうか?
(ちなみに私は役に立つと思っているので、こちらサイドから公文をおすすめする意見が多めです笑)
私は、地元の公立中学→ラ・サール高校→九州大学医学部と歩んできたのですが、
公文に通っていたことのある人の割合はだんだんと増えていったような気がします。
地元の中学なんて、公文経験があるひとは5人いないくらいでした。(同級生230人中)
これがラ・サールになると、一気に増えた気がします。
小さい頃は公文に通わせてそこから難関中学の受験につながるというのが王道の流れなのかもしれません。
そしてそのような子たちが東大や医学部にも合格していく。
大学受験って高校の3年間で決まるものではありません。
ずっと前、それこそ幼稚園の時からの教育の積み重ねで勝敗が決まるものです。
生まれてから18年にも渡る戦いと考えると、人生史上最もハードな戦いといって間違いないでしょう。
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公文は大学受験において圧倒的に役に立つ理由
ここからは、『なぜ公文が大学受験に役立つか』についてお話ししていきたいと思います。
正直、理由はたくさんあります。
その中でも大事だと思うことは、
- 計算力が身に付く
- 現代文の読解力が身に付く
- 地頭が鍛えられるのが何よりも大事
この3つです。
公文が大学受験に役立つ理由
① 計算力が身に付く
私が1番実感できたのが、『計算力が身に付くこと』です。
公文って難しい内容はそこまで取り扱いません。
「その学年の人なら解けて当たり前」のような問題に取り組んでいきます。
ただ、何回も似たような問題を繰り返す、これが公文の特徴です。
解法を自然と身につけるのが狙いだと思いますが、この間に思わぬ副産物が手に入ります。
それが『圧倒的な計算力』です。
原理は、百マス計算と同じです。
解き方は完全に知っている問題も数字を変えて何回も解くわけです。
するとだんだん処理スピードが上がってきます。
その結果、『圧倒的な計算力』を身につけることができる!
先ほども言いましたが、『計算力』は大学受験においてかなり大事なもの。
なんと言っても1問を解くのにかかる時間が短縮できますから。
普段の勉強をかなり効率化することができます。
1時間で、「3問解く人」と「5問解く人」のどっちが成績が上がりやすいでしょう?
公文が大学受験に役立つ理由
② 現代文の読解力が身に付く
さて、公文が大学受験に役立つ理由の2つ目は、『現代文の読解力が身に付くこと』です。
英語とか言語って小さい時の方が習得しやすいって聞きませんか?
家族で海外に引っ越すことになった時、子供が1番最初に英語を話せるようになったみたいな・・・。
これと同じで、国語の力も小さいころの方が身につきやすいんじゃないかな〜と思っています。
まあ、いずれにせよ『現代文の読解力』を時間をかけて身につけられるというのは大きなこと。
大学受験って意外と現代文の力いるんですよ。
国語はそもそも必要だし、英語も日本語に訳して考えるので必要になってきます。
さらには数学や理科も文章を読んで考えるから、ある程度は必要なんていう専門家もいるほどです。
ただ、問題点があります。
それは「現代文の読解力はなかなか身につきにくい」ことです。
生徒を指導していると思うのですが、
ラ・サールとか久留米附設の中学受験の勉強で、ゴリゴリの国語の勉強をしてきた人は大学受験でも強い印象があります。
(数学とか理科は勉強してなかったから取れないけど、共通テストの現代文は9割取れる!なんて人も普通にいます。)
高校から現代文を本格的に勉強し始めて人にはかわいそうですが、
これが現状です。
やはり小さい頃から現代文を読む習慣を身につけることは大事。
その意味では公文は最高の学び場でしょう。
公文が大学受験に役立つ理由
③ 地頭が鍛えられるのが何よりも大事
最後の理由としては、『地頭が鍛えられること』でしょう。
「同じことをしているはずなのに、なぜか成績がいいやつ」って見たことありませんか?
私の高校にも、「あまり勉強していないのに成績がいいやつ」がいました。
これって『地頭』の問題だと思います。
悲しいことに人間の脳みそは全員が同じスペックではありません。
「1回聞いただけで理解できる人」もいれば、「3回復習しても分からない人」もいます。
さらに言えば、「1回聞いただけで+αまで活用できる人」人もいるわけです。
これらには幼少教育(幼稚園や小学校のときの教育)が関係してくると思っています。
大学受験の勉強を始めるまでに、『地頭』をどれだけ鍛えられるか。
この力になれるのが公文です。
残酷な話にはなりますが、
私は高校1年生の段階でどのレベルの大学まで合格できるかはある程度決まっていると思います。
つまりそれまでの15年間の過ごし方で最終到達時点が決まっているわけです。
高校1年生からどんなに頑張っても東大や旧帝大医学部への現役合格はきびしい・・・という生徒は正直たくさんいます。
子供に大学受験の可能性を広げてあげるのは親御さんの役目です。
私も3歳から公文に通わせてもらっていたことに今でも感謝しています。
お子さんが「医学部に行きたい」と言った時のために、『地頭』を作ってあげれるのは親御さんしかいません。
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実は、公文だけでは大学受験は難しい
これまでは、『公文は大学受験に役に立つ』というお話をしてきました。
ただ、問題点もあります。
それは『公文だけでは大学受験は難しい』ということ。
もちろん全ての大学が難しいとは言いません。
公文だけで勉強していて合格できる大学もたくさんあります。
しかし、東大や旧帝大医学部を始めとする難関大学はかなり厳しい、というのが事実です。
ここからは、『公文だけでは大学受験は難しい』理由についてお話ししていきます。
大学受験特有の対策ができない
まず公文では、大学受験特有の対策をしません。
先ほどもお話ししましたが、公文は標準的な問題が中心。
難関大学で出題されるような大学受験特有の難しい問題は扱いません。
なのでよほどの天才ではない限り、公文の勉強で東大とかの入試問題を解けるようにはならないわけです。
国・数・英の3教科しか学ばない
公文では国語、数学、英語の3教科しか勉強しません。
つまり、理科や社会といった合否を決める大事な教科を別に勉強しないといけないわけです。
「現役合格できるかどうかは理科と社会の出来で決まる」と言われているほど
難関大学の受験において、理科と社会は大事な科目。
これらの対策ができない公文だけでは、合格は難しいでしょう。
大学受験成功のためには公文の後が大事
『公文だけでは大学受験は難しい』と言いましたが、
公文が大学受験にかなり役立つのは事実です。
要は、公文に通わせた後に何をするのかが大事なわけです。
ずっと公文に通わせるのではなく、進学塾に通わせて中高一貫校などレベルの高い学校に通わせる。
このようなルートを歩ませるのがいいかもしれません。
公文は大学受験に役立つのか?まとめ
いかがでしたか?
今回は『公文が大学受験に役立つかどうか』についてお話ししてきました。
結論は、公文は大学受験に役立つ!!!
理由としては、以下の3つ。
- 計算力が身に付く
- 現代文の読解力が身につく
- 地頭が良くなる
ぜひ、公文を活用して大学受験の成功を勝ち取りましょう!
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