九大数学のおすすめ参考書ランキング10冊|理系・文系完全対応
この記事で解決できるお悩み
- 九大数学で合格点を取れる参考書が分かる
- 今の参考書の次に、何をやればいいかが分かる
こんにちは。九大合格特化・竜文会の中原です。
今回は、九大数学の攻略におすすめの参考書TOP10を紹介します。
この記事を読めば、次の模試で数学の偏差値を5、さらには10上げる参考書を選べるようになります。
九大合格を目指して、一緒に数学の成績を上げていきましょう。
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九大数学のおすすめ参考書は
こうやって選んだ
今回のランキングは、いい参考書かどうかではなく、九大合格を見据えたときに使える参考書かどうかで決めました。
例えば、入門問題精講はめちゃくちゃいい問題集です。
ただ、九大合格を目指す人が取り組むタイミングがあるかというと、正直ありません。このように実用的でない参考書は、ランキングに入れていません。
いい参考書であること、そして九大合格を狙えること。
この2つの観点で作った、九大合格に特化したランキングです。
九大数学のおすすめ参考書
第10位〜第6位
まずは、第10位から第6位の5冊です。

第10位
理系数学 入試の核心 標準編

第10位は、理系数学 入試の核心 標準編。文系の場合は、文系数学 入試の核心です。
「九大受験はプラチカやスタンダード演習がおすすめ」ってよく聞きますよね?
プラチカやスタンダード演習は確かにいい問題集。ただ、プラチカが150問、スタンダード演習が200問と問題数が結構多い。
実際、2冊を完璧に終わらせようと思ったら、少なくとも4ヶ月は必要です。しかもこの2冊は普通に難しく、チャートを完璧にした程度ではなかなか解けません。
そこでおすすめなのが、入試の核心。文系も理系もたった150問で全範囲が学べるし、難易度はプラチカより簡単で、結構解きやすい。
実際、入試の核心は2ヶ月もあれば余裕で完成できます。数学が苦手な人、九大入試まで時間が残されていない人ほどおすすめです。
今やっているチャートや1対1対応の演習を終わらせて、最後に入試の核心で150問だけ演習を積めばいい。
そう思ったら、ちょっと希望が持てませんか?
ちなみに、入試の核心は数学が得意な人にも超おすすめ。最高の使い方は、プラチカとスタンダード演習が終わった後の総仕上げです。
竜文会の生徒でも、確実に九大に合格してほしいので、プラチカとスタンダード演習が終わった後に入試の核心に取り組んでもらう人も多いです。
数学の勉強は、「考えても分からないから答えを見て解法を覚える」の繰り返しになりがち。
ただ、九大レベルで合格点を叩き出そうと思ったら、初見問題を自力で最後まで解いて、完答する成功体験を積み重ねることが何よりも大事です。
だからこそ数学が得意な人でも、いや得意だからこそ、周りの九大受験生を突き放すために、問題を完答する『勝ち癖』を手に入れてほしい。
そのために、入試の核心はめちゃくちゃおすすめです。
第9位
解法のセオリー

第9位は、解法のセオリー。最近出た問題集なんですけど、めちゃくちゃいい。
何がいいかというと、なぜその解き方を使うのかが詳しく解説されている。つまり、解法を整理してくれます。
今まで九大の過去問を30年分以上解いてきたから分かりますが、九大数学って、難問はあっても発想力ゴリゴリみたいな問題はあまり出ません。
なので、解法が整理できれば、一気に解ける幅が広がります。
では、なぜそんな素晴らしい問題集が9位なのか。理由は2つあります。
1つ目は、1対1対応の演習や標準問題精講に比べて、問題数が少ないこと。ちょうど1対1対応の演習の例題くらいのボリュームです。
結局、数学って演習量が全て。
例題を何周やろうが、例題で身につけた解法をアウトプットできる問題がないと、解けるようにはならない。
2つ目は、ⅢCが含まれていないこと。理系の場合は、結局ⅢCまで取り組みます。
問題集は、同じシリーズを使い続けるのが一番効率がいい。ⅠAⅡBは解法のセオリー、ⅢCは1対1対応の演習と分けるくらいなら、ⅠAからⅢCまで1対1対応の演習で一貫性を持たせた方がいいです。
ただ、文系の場合はⅠAⅡBだけで十分なので、解法のセオリーを使うのも全然ありです。
第8位
合格る計算

第8位は、合格る計算。今までとはちょっと毛色が違って、計算問題だけが載っている問題集です。
おすすめの理由は、計算力が爆上がりして数学の成績が上がるから。
「いや、九大の難しい問題は、計算力があっても解けないですよね?」と思われたかもしれません。
その通りです。計算力が上がったからといって、すぐに難しい問題が解けるわけではない。ただ、計算力があると、他の人より成績が上がりやすい。
他の人が1問解く間に、あなたは2問勉強を進めることができる。
つまり、解法を2倍のスピードでストックできます。
しかも試験本番でも、計算が速い方が数学の問題は解きやすい。
簡単な因数分解に頭を使ってしまったら、その間は「この問題はどうやって解くのかな」という一番大事な部分に頭を使えないからです。
今、古文単語を1日10分とか20分やっているなら、正直、その時間を計算力の強化に使った方が、九大合格に近づきます。
毎日10分や20分の隙間時間で計算問題に4〜5問取り組むだけでも、1ヶ月後の計算力は全然違います。
ちなみに理系の方は、数ⅢCだけは絶対に計算練習した方がいいです。
最初に計算練習をがっつりやって、そこからチャートに取り組んで解法を身につけていく流れが最強です。
第7位
上級問題精講

第7位は、上級問題精講。
これ、最強の問題集で、九大の数学が超難化しても余裕で合格点が狙えます。それほど可能性を秘めた、私が一番好きな問題集です。
過去問を解いたことがある人なら分かりますが、九大って数学の難易度がブレブレです。最近だと、2026年の数学はプラチカやスタンダード演習を解いた程度では歯が立たない。
そんな理不尽な九大数学を攻略して、絶対に九大に受かりたいなら、このレベルまで到達してほしい。
ただ、上級問題精講は難しすぎて、数学が超得意な人以外は、解いてもただ答えを写すだけになってしまいます。
取り組む基準は、高3の全統記述模試で少なくとも偏差値70。高2以下の全統記述模試なら、最低でも75、理想は80です。
ここまで聞いて「自分には関係ないじゃん」と思ったかもしれませんが、難しい問題集を最初から捨ててほしくはありません。
というのも、九大数学を攻略するには『思考の持久力』を鍛えるのが必須だからです。
上級問題精講レベルになると、チャートや1対1対応で学んだ解法を、5個も10個も、いろんな角度で組み合わせないと解けない。
この過程で、九大数学の難問を攻略するための思考の持久力を鍛えることができます。
私は高2の夏休みに上級問題精講ⅠAⅡBに取り組みましたが、この経験がないと九大模試で数学1位には到達できなかったと言えるほど、いい経験でした。
10〜15分しっかり考えて試行錯誤する過程で、頭の中から解法を引っ張り出す力が明確についたので、1ヶ月後の実力テストでは学年2位まで成績を上げることができました。
上級問題精講はⅠAⅡBもⅢCも100問弱とコンパクトなので、取り組みやすい。
どうしても時間がない場合は、全単元やる必要はなく、九大の頻出単元だけやるのも全然ありです。
第6位
理系数学の良問プラチカ

第6位は、理系数学の良問プラチカ。先に言っておくと、おすすめなのはⅠAⅡBCです。
ⅢCのプラチカは難しすぎるうえに解説も丁寧ではないので、おすすめしません。同じ『プラチカ』でも、中身は別物だと思ってください。
おすすめの理由は、九大合格に必要なⅠAⅡBCの完成度に、これ1冊で到達できるから。医学部医学科を除けば、ⅠAⅡBCはこのレベルで十分です。
文系なら、これを完璧に解ければ九大数学は余裕。しかも、共通テストでも安定して85〜90点が取れるレベルに到達できます。
プラチカの問題数は150問。チャートが1,600問あることを考えると、かなりコンパクトです。
本音を言うと、新数学スタンダード演習で400問演習を積むのが最強。ただ、九大の理系数学だと、ⅠAⅡBから出る大問は5問中たったの1〜2問です。
なので、ⅠAⅡBは150問でサクッと演習を終えて、ⅢCに時間を割く。
これがベストな戦略です。
数学が難化した年に合否を分けるのは、難問を解けるかどうか、ではありません。
他の受験生が解ける問題を、確実に解けるかどうか。難化した年ほど、標準問題をたった1問落とすだけで一気に差がつきます。
解ける問題がどの単元から出題されるかは、入試当日までわかりません。
だからこそ、プラチカは単元を絞らずに取り組むのが大事。この問題集が完璧に解ければ、標準問題が確実に解けるという指標になります。
九大数学のおすすめ参考書
第5位〜第1位
ここからは、第5位から第1位です。
ランキングには入れていないけど、おすすめしたい問題集も番外編で2冊紹介します。

第5位
チャート

第5位は、チャートです。
九大受験生全員に使ってほしいと言えるくらい超おすすめで、理由は当然、圧倒的な基礎力が身につくから。
「九大受験は青チャートがいい」みたいな風潮がありますが、私は黄チャートの方が好きだし、正直、黄チャートの方がおすすめです。
「青チャートを選んだから九大に落ちた」はあるんですけど、「黄チャートを選んだから九大に落ちた」は絶対にありません。
基礎を固める段階は、無理に難しい問題を解く必要はない。
つまり、青チャートだろうが黄チャートだろうが、九大の合否に正直、影響はないです。
大事なのは、勉強がリズムよく進むこと。スラスラ進むなら、Focus Goldでもレジェンドでも何でもいいです。
逆に、青チャートが難しくてなかなか進まないなら、黄チャートに今すぐ変えるのがおすすめです。
青チャートを1周だけの人は、偏差値50に届かないかもしれない。でも、黄チャートを5周したら、偏差値65に届く可能性が出てきます。
青か黄かはどうでもよく、どれだけ基礎を早く完成させることができるか。その上で、3位以降の問題集に1日でも早く取り組むことが九大の合否を分けます。
番外編
基礎問題精講

ランキングには入れていないけど、おすすめしたいのが基礎問題精講です。
おすすめの理由は、基礎レベルを最速で復習できるから。
ただ、全員におすすめというわけではありません。
おすすめなのは「時間がなくてチャートを復習する暇がない。でも基礎レベルがまだ完成していない」人。目安は、共通テストの点数が50点から65点です。
「時間がないから、チャートじゃなくて基礎問題精講をやろう」と簡単に考えてほしくはありません。
例題だけで比べても、ⅠAからⅡBでチャートが約800問、基礎問題精講は300問ちょっとと、演習量が3倍も変わってきます。
なので、基礎問題精講を使うなら、次のレベルで演習量を増やすか、他の科目で補うくらいの気持ちが必要。
とはいえ、「残り半年で九大に受かりたい」と考えている場合は、基礎問題精講でサクッと一周するのも全然OKです。
第4位
新数学スタンダード演習ⅢC

第4位は、大学への数学 新数学スタンダード演習ⅢCです。
九大を目指すなら、数ⅢCで一番おすすめなのがこれ。理由は、チャートや1対1対応で身につけた解法を完成させられるから。
正直に言うと、いい問題集の条件である『解説が丁寧』な問題集ではありません。
それなのに、なぜおすすめなのかというと、典型問題が多いから。というか、スタンダード演習は典型問題しか載っていません。
数ⅢCで一番大事なのは、難問を解くことではありません。
典型問題を仕上げて、(1)だけでいいから確実に解ける学力をつけることです。
過去問を解いたことがある人は「最近の九大数学ってスタンダード演習じゃキツくね?」と思われるでしょう。
ただ、数学が難化したら合格最低点が大幅に下がる。2026年クラスの難易度だと、(1)が確実に解ける九大受験生もかなり少ない。だからこそ、スタンダード演習で典型問題を確実にマスターしましょう。
第3位
ハイレベル数学の完全攻略

いよいよ、九大数学おすすめ参考書のトップ3。第3位は、ハイレベル数学の完全攻略です。
おすすめの理由は、レベルが絶妙だから。
最近の九大数学はプラチカやスタンダード演習だとちょっと厳しい。かといって、上級問題精講やハイレベル理系数学だと難しすぎる。そのちょうど間のレベルです。
この問題集を終わらせることができたら、文系数学は超余裕、理系数学も合格点は余裕超え。
医学部医学科でも、他の科目次第では十分戦えるレベルに到達できます。
もう一つの理由は、問題数が圧倒的に少ないこと。なんと、ⅠAⅡBCとⅢCで、それぞれ40問ずつしかありません。
この問題集に取り組むのは、プラチカやスタンダード演習の後になるはず。この時期になると、現役生は特に時間が足りません。そこで、問題数が少ないこの問題集が刺さります。
しかも、完全な典型問題ではないけど、典型問題から外れすぎてもいない、ちょっと思考力が必要な問題が多い。土台となる解法が学べる例題もたくさん入っています。
なので、「チャートや1対1対応をやっていても、いまいち身についていない気がする」人ほど、この問題集に取り組んで、チャートや1対1対応の演習を完成させましょう。
私は現役のときに数学の問題集を17冊解きましたが、お恥ずかしいことに、ハイレベル数学の完全攻略は知りませんでした。今、高校生に戻って九大医学部を目指すなら、間違いなく取り組む一冊です。
取り組むなら、遅くても12月からは始めたいところ。共通テスト後から始めるなら、文系は当然ⅠAⅡB、理系はⅢC一冊に絞りましょう。
第2位
1対1対応の演習

第2位は、1対1対応の演習です。
理由は、1対1対応の演習に取り組むことで、九大数学の点数が一気に上がるから。というか、この参考書なしでは合格点を取ることはかなり難しい。
厳しい現実を話すと、チャートは例題と練習問題を合わせて、ⅠAからⅢCで2,400問あります。
この2,400問を仕上げても、理系数学で取れる点数は250点中50点程度。
でも、1対1対応の演習に取り組むことで、この50点が100点、150点と上がっていきます。
九大数学は難しいものの、ひらめきが必要な問題はかなり少なく、典型問題の解法をストックして、それを自由自在に組み合わせて応用できる柔軟性が必要です。
チャートが終わった段階だと、解法は頭の中に散らばっている状態。それを1対1対応の演習を通じて整理していきます。
本当の意味で仕上げることができたら、文系なら合格点は取れるし、理系でも農学部など入りやすい学部なら合格点ギリギリが十分に狙えます。
ちなみに、同じレベルの参考書に標準問題精講がありますが、ⅠAが簡単でⅢCが難しく、難易度のバランスが微妙。なので、個人的には1対1対応の演習がおすすめです。
番外編
解法のエウレカ

ランキングに入れていないのが申し訳ないくらい、超おすすめなのが解法のエウレカ。1対1対応の演習や解法のセオリーの簡単版です。
おすすめなのは、2つのパターン。1つ目が、「チャートは終わったけど、1対1対応はちょっと難しい」と感じる人。
2つ目が、「数学の全範囲を復習したい。でもチャートをもう一周するのは簡単すぎるし時間もかかる」と悩んでいる人。この場合は、エウレカで総復習するのがおすすめです。
時間がないなら、解法のエウレカを終わらせて、プラチカかスタンダード演習を解き、そこから過去問を解いて九大受験に挑む。
十分な合格点を取るのは正直無理ですが、他の科目次第で合格が狙える超最短ルートです。
第1位
教科書

堂々の第1位は、教科書。
「第1位が教科書ってマジ?」って思ったかもしれませんが、数学が超得意な人を除いて、九大受験で最初に取り組むのは教科書で十分です。
私自身、九大模試で数学1位まで到達しましたが、一番最初にやったのは教科書の問題を徹底的に反復すること。
公式を自由自在に使えるようになるまで、5周も10周も徹底的に繰り返しました。
「たかが教科書」ってなめる人が多いですが、教科書を極めるだけで、数学は結構できるようになります。
高1や高2の模試だと、教科書の知識だけで意外と解ける問題も多いので、進研模試で偏差値60なら狙えなくもない。
むしろ、いきなりチャートを解くと、公式は覚えないといけないし、問題は難しいし、さらに問題数も多い。
それで思うように進まずに、勉強のモチベーションが上がらないから勉強を止めてしまう。
まずは教科書を完璧に仕上げると、チャートにかかる時間が一気に減る。
勉強が思うようにスムーズに進んで、モチベーションも維持できるので、結果的にはこれが一番の近道です。
九大数学の参考書に関する
よくある質問
ここからは、九大数学の参考書について、九大受験生からよく聞かれる質問にお答えします。
- 九大数学のおすすめの参考書は?
一番のおすすめは教科書です。
そのうえで、1対1対応の演習、ハイレベル数学の完全攻略、新数学スタンダード演習ⅢC、チャートの順でおすすめします。- 九大を目指すなら青チャートと黄チャートのどっち?
黄チャートがおすすめです。
青か黄かは、九大の合否に影響しません。
大事なのは、リズムよく進めて基礎を早く完成させることです。- 九大の文系数学におすすめの参考書は?
1対1対応の演習、理系数学の良問プラチカⅠAⅡBC、文系数学 入試の核心がおすすめです。
文系はⅠAⅡBだけで十分なので、解法のセオリーを使うのもありです。- プラチカとスタンダード演習は両方やるべき?
理系なら、ⅠAⅡBCはプラチカ、ⅢCはスタンダード演習がおすすめです。
プラチカのⅢCは難しすぎるうえに解説も丁寧ではないので、おすすめしません。- 九大数学で一番難しい参考書は?
このランキングでは上級問題精講です。
取り組む基準は、高3の全統記述模試で少なくとも偏差値70です。
九大数学のおすすめ参考書・
まとめ
九大数学のおすすめ参考書は、この10冊です。
第1位 教科書
第2位 1対1対応の演習
第3位 ハイレベル数学の完全攻略
第4位 新数学スタンダード演習ⅢC
第5位 チャート
第6位 理系数学の良問プラチカⅠAⅡBC
第7位 上級問題精講
第8位 合格る計算
第9位 解法のセオリー
第10位 理系数学 入試の核心 標準編
ただ、おすすめの参考書を知っただけでは、全く意味がありません。
「これをやれば九大に受かる」なんて万能な問題集は一冊もない。でも、「このやり方で勉強すれば九大に受かる」という勉強法は存在します。
逆に言えば、この勉強法を知らないまま参考書にがむしゃらに取り組んでも、点数は伸びません。
正しいやり方で、今日から1冊ずつ仕上げていきましょう。



