【2023年最新版】九州大学薬学部・創薬科学科の入試科目や配点まとめ

この記事でわかること

  • 九州大学・薬学部創薬科学科の入試科目
  • 九州大学・薬学部創薬科学科の配点
  • 九州大学・薬学部創薬科学科の合格戦略

「九州大学の創薬科学に合格したい!」

というあなたのために、この記事では『九州大学薬学部・創薬科学科の入試科目や配点』を徹底的にお話ししていきます。

さらに、入試科目や配点の分析結果をもとに、創薬科学に受かるためにはどのように勉強していけばいいのか、についてもお話しします。

創薬科学科に受かりたいなら必見の記事です。

臨床薬学科の入試科目が知りたい!という場合は次の記事を参考にしてください。

九州大学薬学部の入試科目を徹底解説!

中原 遼太郎

九大受験に特化した学習塾
竜文会』代表

『竜文会』開校後、初年度には国立大学医学部や九州大学に合格者を輩出。

2年目には旧帝大医学部にも合格!

九州大学の過去問を20年分以上分析して指導カリキュラムを作成。

九州大学医学部に現役合格した経験を生かして、『学習計画の作成』や『LINEでのいつでも相談』による1人1人のサポート・九州大学に特化したハイレベルな演習で「九大受験生」をサポート。

経歴

もっと知りたい方は中原先生の紹介へ!

※ 当ブログでは、九大受験生や親御様の悩みをリサーチした上で、表面的な悩みだけでなく根本的な悩みを解決できるようなコンテンツ制作を心がけています。コンテンツ制作は、中原遼太郎(九州大学医学部卒・竜文会代表)が担当。制作の流れや想いに関しては、コンテンツ制作ポリシーページを参考にしてください。


目次

九州大学薬学部・創薬科学科の入試科目〜前期試験〜

早速お話ししていきましょう。まずは、九州大学創薬科学科の入試科目からです。こちらでは前期試験についてお話しします。

九州大学薬学部・創薬科学科の入試科目〜共通テスト〜

最初は、九州大学創薬科学科(前期試験)の共通テストの入試科目からです。

創薬科学科・共通テスト入試科目
(前期試験)

教科科目
国語国語(現代文2題・古文・漢文)
数学数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB)
外国語英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり)
理科化学(必須)、物理、生物から1つ
社会世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経、倫理、政治・経済、現代社会から1つ

※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。

創薬科学科の共通テストの特徴としては、まずは理科で化学が必須であることでしょう。

また理系学部なので、理科は化学を含めて2科目受験する必要があります。

また、社会で『現代社会』『倫理』『政治経済』が選べるのもポイントです。

これらの科目は『日本史B』や『倫理政経』などと比較して、範囲が約半分になっています。

つまり、勉強時間があまりかからないということ。

さらに「地理がどうしても点数が上がらない」なんて人は、『倫理』に変更するのも立派な作戦です。

社会でこれらの科目を選択できるのは、九州大学では以下の学部のみです。

  • 薬学部
  • 農学部
  • 歯学部

他の学部は『地理B』『日本史B』『世界史B』『倫理政経』でないと受験することはできません。

九州大学薬学部・創薬科学科の入試科目〜2次試験〜

次に、創薬科学科の2次試験の入試科目をお話しします。

創薬科学科・2次試験入試科目
(前期試験)

教科科目
数学数学ⅠA ⅡB Ⅲ
A(場合の数・確率・整数・図形)※1
B(ベクトル・数列)※2
外国語英語(リスニングは例年出題なし)
理科物理、化学、生物から2つ

※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外

九州大学公式HPより引用

2次試験は3教科。理系数学+英語+理科(2科目)です。

理系数学なので、数学Ⅲまで出題されます。

また、英語は長文読解と自由英作文がメインの出題となっています。

九州大学薬学部・創薬科学科の配点〜前期試験〜

続いて九州大学創薬科学科(前期試験)の配点をお話ししていきます。

創薬科学科・共通テスト配点
(前期試験)

国語数学外国語理科社会合計
10010010010050450

創薬科学科・2次試験配点
(前期試験)

数学外国語理科合計
250200250700

共通テスト・2次試験比率

共通テスト2次試験合計
450点
(39.1%)
700点
(60.9%)
1150点

創薬科学科の2次試験は九州大学の標準的な理系タイプ。

まず、共通テストは450点(半分)に圧縮。

そして、2次試験は数学と理科が250点ずつ、英語が200点の合計700点満点です。

2次試験の比率は約6割と高めになっています。

とはいえ、共通テストも4割を占めるので舐めてはいけません。

共通テストで失敗して、受験校を下げるなんてのはあるあるです。油断せず、共通テストもしっかり対策していきましょう。

九州大学薬学部・創薬科学科の合格戦略

さて、ここまでは『九州大学薬学部・創薬科学科の入試科目や配点』についてお話ししてきました。

ここからは、『合格戦略』をお話ししてきます。どのように学習していけば創薬科学科に受かるのかを話していくので最後まで読んでください。

英語は安定して高得点を!

2次試験の配点を見ると、英語が低め(200点)になっています。

そして、配点が高い数学や理科を優先する受験生が多い気がします。

もちろん、数学や理科が大事であることは間違いありません。ただ、配点が低くても英語は合格のために大事な科目なんです。

というのも、英語はどんな人でも勉強次第で点数が取れるようになります。

しかも、ここだけの話ですが7割とか8割とかいった高得点が取れるようになるのです。

数学はこうはいきません。なんなら4〜5割取るのもかなり難しいです。

数学が4割なら100点、英語が7割なら140点です。

つまり、配点は小さいといえども獲得できる点数に関しては英語の方が大きいわけです。

中原先生

配点が小さい英語こそが重要科目であると覚えておきましょう

理科>数学が真理

ここまでは英語が大事という話をしてきました。これからは、数学と理科の重要性の認識について話していこうと思います。

覚えておいて欲しいのが、九州大学の創薬科学科に受かることだけを考えると『理科>数学』こそが大事な考え方です。

先ほども話しましたが、九州大学の理系数学の難易度はかなり高く、高得点を取るのはかなり難しいです。というか、高得点どころか半分を取るのも難しいです。

ここだけの話ですが、理科は数学に比べてめちゃくちゃ点数を取るのは簡単です。7割くらいなら簡単にいきます。

(ライバルを強くしちゃうので、本当にここだけの話ですよ・・・)

正直、高校3年生から勉強始めてもなんとかなります。

残り時間が少なければ、理科と英語に時間をさきましょう。それが創薬科学科に合格するための最短ルートです。

ここまで英語と理科の重要性について話してきました。

具体的に『どの科目でどのくらいの点数を目指せばいいか』については、無料特典の『九大合格のための得点戦略』でパターン別にお話ししています。

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九州大学薬学部・創薬科学科の入試科目・配点〜後期試験〜

ここまでは、創薬科学科の前期試験についてお話ししてきましたが、これからは後期試験についてお話ししていきます。

創薬科学科・共通テスト入試科目・配点
(後期試験)

教科配点配点
国語100国語(現代文2題・古文・漢文)
数学100数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB)
外国語50英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり)
理科200化学は必須、物理と生物から1科目
社会50世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経、倫理、政経、現代社会から1つ
合計500 

創薬科学科・2次試験入試科目・配点
(後期試験)

外国語面接合計
150100250

共通テスト・2次試験比率

共通テスト2次試験合計
500点
(66.7%)
250点
(33.3%)
750点

創薬科学科の後期試験はいくつか特徴があります。

まず共通テストでは化学が必須です。また、共通テストの化学は200点とかなり配点が大きく、共通テスト全体の4割を占めます。

2次試験は英語(150点)+小論文(100点)が出題されます。

中原先生

2次試験は合格者も少ないので英語が苦手な受験生はかなり厳しいと思います

九州大学薬学部・創薬科学科の入試科目・配点まとめ

さて、今回は『九州大学薬学部・創薬科学科の入試科目や配点』についてお話ししてきました。

いかがでしたか?今回手に入れた入試情報を是非ともこれからの勉強に生かしてください!

要点を簡単にまとめておきます。

  • 創薬科学科の共通テストはオーソドックスな理系タイプ
  • 共通テストで化学が必須
  • 合格のポイントは英語と理科
  • 後期試験は共通テストで理科の配点が大きい
  • 後期試験の2次試験は英語+面接

また、九州大学に合格するための勉強法を各科目まとめています。こちらもぜひ参考にしてください。

九州大学医学部卒が徹底解説!九州大学に合格する㊙︎勉強法

この記事を書いた人

ラ・サール高校から九州大学医学部医学科へ現役合格。医師国家資格所持するも、多くの受験生を難関大学に合格させるべく教育業界を選択。この度、自分の理想とする教育を生徒に少しでも提供するべく、個人で塾の開校に至る。
現役合格を目指し、熱い想いで指導に携わる。

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