「九州大学の英語で高得点が取りたい!」
「九大の英語の点数を伸ばしたい!」
こう思っている人以外はいますぐ見るのをやめてください。
私はこの記事を全力で書きました。
正直、他の塾講師がお金を払っても教えてくれない『超有料級』の内容を書いたつもりです。
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「なんとなく英語で点数が取りたい」なんて気持ちでは、オーバーワークになります。
「九州大学の英語で絶対にいい点数が取りたい!」と強く思う人だけが見てください。
この記事を書いた人
中原 遼太郎
九大受験に特化した学習塾『竜文会』代表
『竜文会』開校後、初年度には国立大学医学部や九州大学に合格者を輩出。
2年目には旧帝大医学部にも合格!
九州大学の過去問を20年分以上分析して指導カリキュラムを作成。
九州大学医学部に現役合格した経験を生かして、『学習計画の作成』や『LINEでのいつでも相談』による1人1人のサポート・九州大学に特化したハイレベルな演習で「九大受験生」をサポート。
経歴
- ラ・サール高校卒業 (高校入学組中)主席・学校賞受賞
- 九州大学医学部医学科卒業
- 九大本試験 数学・理科 9割
- 駿台九大実践 3位
- 九大オープン 6位(数学1位)
※ すべて医学科の成績です - CBT 九大医学部で3位
- ブログ読者 55万人を突破!
もっと知りたい方は中原先生の紹介へ!
※ 当ブログでは、九大受験生や親御様の悩みをリサーチした上で、表面的な悩みだけでなく根本的な悩みを解決できるようなコンテンツ制作を心がけています。コンテンツ制作は、中原遼太郎(九州大学医学部卒・竜文会代表)が担当。制作の流れや想いに関しては、コンテンツ制作ポリシーページを参考にしてください。
九州大学・英語の勉強法を話す前に
ここまで読んでいる時点で、あなたはかなりやる気に満ちた人でしょう。
本格的に『九州大学の英語の勉強法』を話す前にちょっとお時間をください。
まずは、『九州大学における英語の重要性』をお話しします。
これを知っているかどうかで英語という科目に対する意識が変わります。
簡単に言いますと、
『英語は絶対に取らないといけない科目』です。
勘違いをしている人が多いのですが、
『高得点を取れたらいい科目』ではありません。
『絶対に高得点を取らないといけなく科目』です。
これは、理系だろうが文系だろうが関係ありません。
では、理由をお話しします。
英語は安定して高得点を取ることができる科目。
これが理由です。
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よく「得意な数学で苦手な英語をカバーする」という受験生がいます。
しかし、この作戦はリスクが大きすぎます。
というのも、数学は安定して高得点を取ることが難しい科目だからです。
数学は得意な人ですら、テスト毎に成功するときもあれば失敗する時もある。
つまり、点数がブレるわけです。
しかも最近の九大数学は難易度がかなり高めです。
数学がめちゃくちゃ得意な人でも「大問1つも解けない」なんてことは普通にありえます。
まあ、数学は点数が安定しにくいという科目だと思ってください。
最近の難易度だと進研模試で70とか75程度では話になりません。
安心してください。
「合格が難しい」と言っているわけではありません。
数学で失敗したときに備えて、英語でしっかり点数が取れたらいいわけです。
英語はある程度のレベルまで到達したら、得点はそこそこ安定してきます。
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「え、もし長文が難しくなったら」と思いませんでしたか?
難しくなるとは言っても英単語のレベルが上がるだけです。
過去30年の過去問を見ても、めちゃくちゃ難しい問題は出題されたことがありません。
しっかり英単語を蓄えておけば、難しい年でも安定して得点することができるレベルです。
『受験は100%合格しないと意味がない』
これを覚えておいてください。
数学が刺さった時だけ合格する。
つまり、合格可能性40%とかで受けるのでは話になりません。
どんな問題が出題されても合格する!
そうでないと、浪人してしまうことになります。
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ここまで長くなりました。
では、『九州大学の英語の勉強法』の話に入っていきます。
九州大学・英語の出題傾向・配点
では最初に『九州大学・英語の出題傾向と配点』についてお話しします。
近年の九大英語の出題はこんな感じです。
九大英語・問題構成
大問 | 出題内容 |
第1問 | 長文読解 |
第2問 | 長文読解 |
第3問 | 長文読解 |
第4問 | 自由英作文 |
第5問 | 自由英作文(チャート読み取り) |
九大では大きくわけて『英語長文』と『自由英作文』が出題されます。
また、英語が出題されない学部はなく全ての学部で英語が必須になります。
120点出題される『英語長文』と80点の『自由英作文』。
この2つで点数を取れるように勉強していかなくてはいけません。
このことを頭の片隅に置いて、これから先を読んでください!
また、九大英語をさらに詳しく分析した内容は以下の記事に書いています。
過去10年の過去問を分析して、『問題の難易度』や『問題の出題傾向』『合格するのに必要な点数』などを話しています。
九州大学・英語の勉強法【総論】
では本格的に『九州大学・英語の勉強法』をお話ししていきます。
まずは【総論】ということで、英語の勉強法の全体像をお話しします。
英語といえば、「とりあえず英単語を勉強しよう」と考える人がいます。
もちろんこれ自体は悪いことではなく、むしろいいこと。
ドンドン英単語を覚えていきましょう。
ただ、英単語を覚えるだけでは英語長文は読めるようにはなりません。
ちょっと考えて欲しいのですが、
古文単語を覚えたところで古文の長文は分からないところがたくさんありますよね?
これと同じです。
英単語を仮に20000単語覚えていたとしても、それだけでは意味が取れない文章は絶対に出てきます。
高校受験(特に公立高校)だと、英単語を知っておけば断片的に繋ぎ合わせれば意味が取れなくはありません。
ただ、大学受験(共通テストでさえ)では絶対に読めません。
では、英語の全体像をお話しします。
九大英語の全体像
英語は意外と複雑で、勉強しなければならない要素がたくさんあります。
例えば英語長文でハイレベルを目指そうと思えば、
『英単語』を覚えて、『英文法』を理解し、その上で『英文解釈』を身につけなければ読めるようにはなりません。
(『英文解釈』に関しては、後で詳しくお話しします。)
また、九州大学では自由英作文が80点(200点満点)も出題されます。
毎年受験生を見ているといきなり自由英作文の対策をしようとします。
ここでも考えて欲しいのですが、
いきなり中国語で作文を書けと言われて書けますか?
書けないですよね。
これと同じです。
ではあなたならどうしますか?
まずは中国語を習得しようとするはずです。
英語でも同じです。
自由英作文を書く前に英語をある程度は自由自在に操れる必要があります。
なので『自由英作文』で高得点を取ろうと思ったら、
『英単語』を覚えて、『英文法』を理解し、『和文英訳』で英語で文章を書けるようになる。
その上で、『自由英作文』の練習を重ねる必要があります。
このように英語は意外と複雑な科目です。
間違っても「英単語を覚えていれば解けるようになる」なんて勘違いはしないように。
そんな考えでは一生勉強しても高得点が取れるようにはなりません。
しかも、大学受験は時間が限られています。
その限られた時間で効率よくこれらのたくさんの要素をこなしていけなければなりません。
ここからは、『九大英語で高得点を取るための効率のいい勉強法』をお話ししていきます。
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九州大学・英語の勉強法【英単語】
まずは【英単語】についてお話ししていきます。
九大合格に必要な英単語数
いきなりですが、質問です。
九州大学に合格するためには、どのくらいの量の英単語を覚えるべきだと思いますか?
答えを言いますと、8000単語です!
ちなみに九州大学を受ける受験生は大体5000単語〜6000単語レベルだと思ってください。
(英検2級、高校卒業レベルが4000単語です。)
つまり、ライバルと差をつけて余裕を持って合格するために、8000単語を1つの目安にしましょう。
8000単語は英検準1級レベル。
このレベルまで取り組んでおくと、九州大学の英語長文で知らない単語はほとんど出題されません。
よく、「英単語は推測する力を鍛えろ」という先生がいます。
確かに、知らない英単語が出た時に推測する力があるに越したことはありません。
ただ、英単語を推測する時間って勿体無くないですか?
しかもストレスにもなると思うんですよね。
長文を読んでて分からない単語が出てきたらどうします?
英語に慣れている人ならともかく、普通の受験生ならかなり焦るのではないでしょうか?
たった1単語でも、その文章の意味が分からなくなるなんてこともあり得ます。
そもそも試験には時間制限があるのに、その貴重な時間を推測のために使うのは馬鹿げています。
だって、英単語なんて覚えたらいいわけですから!
試験中の負担を減らすためにも、英単語は推測するではなく覚える!
これは絶対に意識してください。
英単語のレベル
英単語には3段階のレベルがあります。
英単語のレベル
- 共通テストレベル(4000単語)
-
難関国公立大学レベル(5500単語)
-
スーパーハイレベル(8000単語)
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悲しいことにほとんどの高校では②までのレベルしか取り組みません。
ということは、②のレベルでは九大合格には足りないわけです。
だって、英語だけ見ても生徒全員が九大に合格する高校はありませんから。
高校の合格実績が②では十分でないことを証明してくれています。
ただ、一部の高校(ラ・サールや大濠・中高一貫など)はこの③のレベルまで取り組みます。
これらの高校と他の高校の進学実績を比較したらわかりますが、やはりかなりの差があります。
トップレベルに到達したいなら③の英単語を習得するのが必須と言えるでしょう。
実際に毎年受験生を見ていても、差がはっきり表れます。
面白いことに、③までやり切ると、②までの時よりも一気に点数が上がるのです。
5500単語と8000単語の違いはかなり大きいです。
ただ逆にいうと、たった2500単語を覚えることでそのレベルに到達できるわけですから、やらないわけにはいきません。
ポイント
ここで、英単語を覚える上で大事なことを言います。
英単語を覚える上で大事なことは『時間を確保すること』です。
当たり前ですが、1日30分する人よりも1日1時間する人の方がたくさんの英単語を覚えることができます。
「暗記が苦手で・・・」なんていう人もいますが、暗記なんてやればやるほど精度が上がっていきます。
最初から暗記が得意なんて人はいません。
要は、どれだけ暗記に時間を割けるかどうかです。
英単語を覚えるのに才能なんて必要ありません。
『どれだけやる気があって、時間を割くことができるか』。
これが何よりも大事なことです。
英単語の勉強法
① 共通テストレベル
では、具体的に英単語の勉強法のお話をしていきます。
まずは、①共通テストレベルからです。
単語帳としては、『ユメタン①』『システム英単語(前半)』『ターゲット1900(1200まで)』などです。
(問題集や参考書、英単語帳のおすすめは最後にまとめて行います。)
![](https://ryubunnkai.com/wp-content/uploads/2021/09/2021.3.24-9のコピー.jpg)
このレベルのポイントは『始める時期』と『ペース』です。
先ほども話しましたが、最初は暗記にコツなんて求める必要はありません。
がむしゃらに取り組めば取り組むほど暗記効率は上がっていきます。
ただ時間だけは大事にしてください。
極端な話、入試1ヶ月前から英単語を始めても絶対に間に合いません。
8000単語も覚えるわけですから、1日でも1分でも早く、始めることが何よりも大事です。
はい!
では、いますぐ始めてください。
あなたが高校1年生でも構いません。
(というか、高校2年生から始めるのではむしろ遅いです。)
あとはペースです。
高校1年生から始めるとして、1週間に100単語が最低ラインでしょう。
50個/週のペースで小テストを行う高校がありますが、それでは間に合いません。
1年は52週ですから、3年間で約150週。
つまり、50個×150週=7500個です。
しかもこれ、単語帳を1周するのにかかる時間です。
人間は『忘れる生き物』なので、これだけでは絶対に覚えることができません。
8000単語を高校3年間で覚え終わるためには、100個/週のペースが基本になります。
もちろん、高2や高3から始める場合はもっとハイペースで覚えていく必要があります。
『1週間に(最低)100単語+1日でも早く始める』
これを意識して取り組んでください。
英単語の勉強法
② 難関国公立大レベル
続いて、②難関国公立大レベルについてお話しします。
単語帳としては、『ユメタン②』『システム英単語(後半)』『ターゲット1900(1200以降)』などです。
このレベルまでをどれだけ早く終わらせることができるかで英語の完成度が変わってきます。
できれば高校2年生の終わりまでには終わらせたいところです。
難関国公立レベル(5500単語)は高2の終わりまでに終わらせる!
というのも、英語長文の勉強効率が変わってきます。
後で話しますが、九州大学の対策をしようと思ったら2次試験レベルの長文をたくさん読んでいかないといけません。
①共通テストレベルまでしか取り組まない状態で長文読解に入ると、分からない単語が多く勉強効率が悪くなります。
この②難関国公立大レベルまで終わらせて、長文読解に取り組んでいく。
これが基本的な流れになります。
取り組み方としてはシンプル。
①共通テストレベルが終わったら、取り組んでいく感じです。
イメージとしては、①共通テストレベルが8割くらいの完成度になったら①共通テストレベルの復習をしつつ始めていきましょう。
理想的なペースとしては、高校2年生の4月から始めて12月くらいまでに完成させるといいでしょう。
ペースは先ほどと同じ、100単語/週のペースで始める。
![](https://ryubunnkai.com/wp-content/uploads/2021/09/2021.3.24-9のコピー.jpg)
そして2周目は200単語/週、100単語/3日などペースをアップして、ドンドン回していきましょう。
英単語の勉強法
③ スーパーハイレベル
最後は③スーパーハイレベルです。
英単語帳としては、『ユメタン③』『速読英単語上級編』『Pass単準1級』などです。
このレベルまでを高校で取り扱うことはありません。
なので、自分から積極的に取り組んでいく必要があります。
このレベルまで取り組むのが理想ではありますが、
時間がなければ飛ばして構いません。
②難関国公立レベルまで完璧にしておけば、それなりに戦えます。
無理に取り組んで中途半端になるくらいなら、②までを完璧にしておきましょう。
②難関国公立レベルが終わってから取り組めばいいので、高2の1月くらいから始めるのが理想です。
ちなみにタイムリミットは高3(受験する年)の10月です。
実際、私の教え子で九州大学医学部医学科に現役合格した生徒がいます。
その生徒が取り組み始めたのが10月で、何とか形になったな、という感じでした。
スーパーハイレベルの英単語帳まで(6500語)は高3の10月までに仕上げよう
基本的には英単語帳を終えただけでは使える状態にはなっていません。
そこから長文を読む過程で見かけたりして、少しずつ使える知識になっていきます。
英単語が使えるとは、時間をかけたら思い出せるということではありません。
『英単語を見た瞬間に意味がわかる』
つまり、『英語長文を読むスピードを落とさずに理解できる』というのが『英単語を使える』ということ。
このレベルにならないようでは、やるだけ時間の無駄。
つまり、英単語にもある程度の時間が必要になります。
英単語の勉強法
④ 英単語帳だけでは完成しない!
さて、ここまでで英単語の勉強が終わりかというとそうではありません。
③スーパーハイレベルの英単語帳まで終わったところで、大体6500単語くらいのレベルに到達しています。
つまり、残りの1500単語を埋めていかなければなりません。
ただ、英単語帳を追加でするのはおすすめしません。
というのも、同じレベルの英単語帳は基本的に重複しているからです。
どうしても英単語帳で8000単語のレベルに到達したい人は『究極の英単語vol.3』をおすすめします。
この英単語帳を取り組むと、6000単語レベルから9000単語レベルの3000単語を覚えることができます。
でも、このやり方はおすすめしません。
『ターゲット1900』とか『システム英単語』を仕上げた後に、3000単語も覚える時間がありますか?
かなり余裕のある中高一貫校の生徒でない限りそんな時間はないでしょう。
仮に時間があるとしたら、他の科目に回した方がいいです笑
ではどうしたらいいのでしょうか?
答えは、『英語長文で出てきた英単語を覚えていく』です。
後で【英語長文】のところでもお話ししますが、
一通り英単語の暗記を終えたあとは、長文を読みながら英単語の穴を埋めていきます。
英単語帳でカバーできない残りの単語(約1500語)は長文を読みながら覚える
取り組み方はシンプルです。
英語長文を読んで知らない単語が出てきたらまとめノートにストックしていく。
そして、ノートを毎日みて暗記する。
これだけです。
大事なポイントは、毎日見ることです。
生徒から話を聞くと「まとめノートは1週間に1回は見るようにしています」なんてことを堂々と言ってきます。
ですが、この頻度では絶対に暗記はできません。
人間は忘れる生き物。
エビングハウスの忘却曲線によると、1日経っただけで70%を忘れてしまう。
だからこそ頻繁に復習して、忘れる→覚えるのサイクルを回していかないといけないのです。
英単語帳と同じで、まとめノートも毎日見るようにしましょう。
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九州大学・英語の勉強法【英文法】
今までは【英単語】の勉強法についてお話ししてきました。
続いて【英文法】の勉強法をお話ししていきます。
九大における【英文法】の立ち位置
まず【英文法】が九大受験にどれだけ大事かといった話をしていきます。
いきなり答えを言いますと、
【英文法】は全く重要ではありません。
すみません、ちょっとはっきり言い過ぎました。
正確にいうと【英文法】の問題が出題されないので必要性は低いということです。
共通テストと九大の2次試験で、【英文法】の問題は出題されません。
つまり、【英文法】の問題演習をガッツリ積むことはコスパが悪いのです。
もちろん、かなりハイレベルまで問題演習を積むことは大事です。
ただ、それは理想であってコスパは悪くなります。
効率よく点数を取ることだけを考えると、【英文法】の優先では低くなるということは覚えておきましょう。
【英文法】は学校の勉強だけでもOK!
さて、結論から言いますと【英文法】に関しては学校の授業だけでも十分です。
というのも、後から話す【英文解釈】とか【英語長文】を勉強する際に困らなければ問題ないからです。
九州大学では、英文法の問題は出題されません。
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つまり【英文法】を学ぶ目的は、【英文解釈】や【英語長文】の下準備になります。
ということは、【英文解釈】や【英語長文】を勉強していく上で支障がなければ問題ないわけです。
そう考えると、【英文法】は自分での+αの勉強はあまり必要ではなく、学校の習う内容をしっかり習得していけば困ることはありません。
文法書とかを読むと、比較級や仮定法などはたくさんのパターンが解説されています。
しかし、これらのほとんどは英語長文を読む上で必要ありません。
意外と知られていませんが、【英文法】で習う知識と【英語長文】を読む上で必要な英文法の知識はやや違いがあります。
『Vintage』1冊しよう!
もし【英文法】の勉強が必要と感じるなら、『Vintage』を1冊取り組むようにしましょう。
たった1冊で必要な知識をコスパよく吸収することができます。
問題数は1500問くらいですが、英文法の問題としてはたった600問程度。
本気でやれば1か月で3周も4周もできると思います。
『Vintage』で最短で【英文法】の勉強をして、次の段階に取り組んでいく。
これがベストです。
九州大学・英語の勉強法【英語長文】
では、続いては【英語長文】の勉強法を話していきます。
この記事で1番大事なところです。
九州大学の英語では、【英語長文】が120点(200点満点)も出題されます。
つまり、【英語長文】が解けずして合格はありえません。
いきなり【英語長文】を読んではダメ!
いきなり英語長文を読めばいいかというと、そうではありません。
意外と勘違いしている人が多いのですが、
英語の勉強となると、いきなり【英語長文】の問題集に取り掛かる生徒が割といます。
注意してください。
いきなり【英語長文】の勉強に入ると効率が悪いです。
![](https://ryubunnkai.com/wp-content/uploads/2021/09/2021.3.24-9のコピー.jpg)
まずは【英文解釈】から!
では何を最初に取り組むべきなのでしょうか?
それは【英文解釈】です。
まずは、【英文解釈】を徹底的に鍛え上げます。
その上で【英語長文】の勉強に入っていく。
これが点数を最大化できる勉強ルートです。
とは言っても、【英文解釈】という言葉は聞き慣れていないかもしれません。
実際に高校の授業でも、取り扱ってくれる高校は少ないです。
On the contrary it is often thinking of so many things and consideration of so many doubts that result in the difficulty to reach and act on a simple decision.
いきなり英文が出てきましたが、
こちらの英文を正確に解釈できるでしょうか。
これは、『It is 〜 that …』で強調構文になっていると分かれば解くことができます。
ちなみに『It is 〜 that …』の形は強調構文だけではなく、全部で4パターン存在します。
そのうちどれであるかを、毎回正確に見抜けなければいけないわけです。
長文を読んでいて『It is 〜 that …』の分類を意識している人がどれだけいるでしょうか?
しかし、これらを意識するかどうかで英語長文の勉強効率は格段に変わってきます。
「長文を読んで和訳を見てなんとなく理解する人」と「【英文解釈】の知識に落とし込んで文章を根幹から理解する人」。
どちらが英語の力が伸びると思いますか?
断言しましょう。
絶対に「【英文解釈】の知識に落とし込んで文章を根幹から理解する人」です。
【英文解釈】の勉強をしているかどうかで合格可能性が天と地ほど変わってきます。
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訳を見て確認しているフィーリング読解では、難しくなったときに急に読めなくなります。
しかし、【英文解釈】と【英単語】の力をガッツリ鍛えておけば、どんな英文にも対応できます。
つまり、難しくなっても点数が高得点で安定するのです。
少しだけ昔話をさせてください。
実は私は中学まではフィーリング読解のタイプでした。
中1の疑問文でつまずいた英語を中2の秋になんとか立て直し、そこからは単語を少し覚え長文をたくさん読んでいって点数を伸ばしました。
和訳を読みながら「あ、こんな感じで訳すんだ」という感じで勉強したましたね。
それでも、塾のラ・サール附設テストでもそこそこの点数は取れていました。
ただ、受験本番は英語が一気に難化したのです。
その結果は第一志望であった久留米附設に英語で30点くらいしか取れずに不合格。
基礎力のなさを痛感した中学3年生の冬でした。
『英語で安定して高得点を取ること』こそが、九大に合格する秘訣です。
そのためには、どんな英文が出ても読めなくてはなりません。
だからこそ【英文解釈】を鍛える必要があるのです。
【英文解釈】ですべきこと
【英文解釈】は遅くとも高2の終わりまでには完成させたいところ。
もっと欲を言えば、高2の中盤までには終わらせて、早いうちに英語長文の勉強に移行したい。
すると模試の点数が上がってくるので、勉強のモチベーションにもつながります。
高3とか浪人しているからと言って焦ってはいけません。
受験の年でも、できる限り【英文解釈】から取り組むのをおすすめします。
最初は時間がかかりますが【英語長文】に進んだ時の点数の伸び方が段違いです。
基礎は疎かにしないように!
さて、【英文解釈】には3段階のレベルがあります。
英文解釈のレベル
- 共通テストレベル
-
難関国公立大学レベル
-
スーパーハイレベル
九州大学を目指す場合は、①と②のレベルを仕上げるのを目標にしましょう。
③に関しては時間に余裕がある場合だけで構いません。
まず①共通テストレベルですが、『入門英文解釈の技術70』などがおすすめです。
(おすすめの問題集や参考書は最後に紹介しております。)
最初はひたすらこれを繰り返しましょう。
なお、高2・3から勉強を始める人である程度英語のレベルがついている人はこのレベルは飛ばして構いません。
①と②のレベルの問題集を本屋で見てみて「②からでも大丈夫そうだな」と思ったら②から始めましょう。
勉強する上でのポイントは音読です。
【英文解釈】の問題集って小難しいことがたくさん書いてあります。
「この前置詞句は主語を修飾する」だとか「このthatはthat節で名詞節を作る」とかです。
正直、こんな解説をいくら読んだところで使える知識にはなりません。
そこでおすすめなのが音読すること。
解説に書いてあったことを意識して何回も音読しましょう。
音読して例文単位で吸収していくことで、他の英文として出題された時もスムーズに読むことができます。
自力で和訳を作る→解説を読む→音読をする、が基本サイクルになります。
長文読解に必要な「英文解釈」の勉強サイクル
①共通テストレベルが終わったら、②難関国公立大学レベルに進んでいきましょう。
おすすめの問題集は、『基礎英文解釈の技術100』などです。
取り組み方としては、①共通テストレベルと同じ。
ここでも大事なことは音読です。
![](https://ryubunnkai.com/wp-content/uploads/2021/09/2021.3.24-9のコピー.jpg)
解釈が終われば【英語長文】
【英文解釈】が②の難関国公立大学レベルまで終われば、いよいよ【英語長文】です。
最初にどれだけの量の【英語長文】に取り組むべきかというお話からしましょう。
できれば学校で配布された問題集なども含めて、200〜300の長文に取り組みたいところです。
これだけの量に取り組もうと思うと、ほとんど毎日やっても1年はかかります。
つまり、【英文解釈】を早めに終わらせることができるかがポイントになります。
【英語長文】も3段階のレベルに分けて考えていきます。
英語長文のレベル
- 共通テストレベル
-
難関国公立大学レベル
-
スーパーハイレベル
毎回お馴染みのこの3段階です。
ただ【英語長文】は他とは違います。
というのも、①共通テストレベルには取り組む必要はありません。
基本的には②難関国公立大学レベルからで十分です。
もちろん高校1年生のうちから、英語をガッツリできる人は①に取り組んでもいいですが、時間がもったいないので基本的には必要ありません。
【英文解釈】を②のレベルまで終わらせたら、いきなり②のレベルに取り掛かりましょう。
![](https://ryubunnkai.com/wp-content/uploads/2021/09/2021.3.24-9のコピー.jpg)
ちなみに、【英語長文】①のレベルに取り組んでもいいですが、
かなり簡単に感じると思います。
特に、高3や浪人生の方はそうでしょう。
『やっておきたい英語長文』や『基礎英語長文問題精講』などを使って②のレベルから始めるのをおすすめします。
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九州大学・英語の勉強法【英作文】
では続いて、【英作文】のお話をしていきます。
最初に話しましたが、九州大学の英語では【自由英作文】の配点が80点(200点満点)。
かなり大きなウェイトを占めるので、絶対に対策しておく必要があります。
いきなり【自由英作文】の対策ではダメ!
【自由英作文】の配点が高いことを知ると、いきなり【自由英作文】を書き始める人がいます。
気持ちは分からなくはありませんが、これは絶対にやめてください。
もっと点数が取れるはずなのに、中途半端な点数で終わってしまうかもしれません。
【自由英作文】でしっかり点数が取りたい人だけ、これから先を読んでください。
![](https://ryubunnkai.com/wp-content/uploads/2021/09/2021.3.24-9のコピー.jpg)
まずは、【自由英作文】のイメージをお話しします。
【自由英作文】は英語で書けることがゴールではありません。
『しっかり構築された内容を、英語で表現すること』で点数に結びつきます。
高校生の自由英作文を見ると、「中身は小学生レベルでは?」というものをよく見かけます。
減点法(文法的なミスがあるごとに引かれる採点方式)ではこれでもいいかもしれませんが、中身も考慮される採点方式だと高得点は望めません。
考えてみてください。
あなたが日本語の作文の採点者だとしましょう。
今日実施された中学2年生の作文のテストの採点をしようとしています。
どのような生徒が受けているかは知らない状態です。
さて、提出された内容が小学1年生の英作文レベル。
あなたはどうしますか?
「う〜んこのレベルはちょっと・・・」と思いながら、低めの点数をつけるはずです。
これと同じです。
もし大学受験の採点者がネイティブの方だったらどうでしょう。
あなたが英語で書いたことなんて全く評価されません。
採点されるのは中身、『どのような内容が書かれているか』です。
つまり【自由英作文】で高得点を取るためには2つの力が必要と言えます。
- 日本語を英語に訳すスキル
- 中身のある文章を考えるスキル
この2つを鍛えなければ【自由英作文】で高得点を取ることができません。
ここからは、『どのようにすれば2つの力を鍛えることができるか』ということをお話ししていきます。
まずは例文暗記から
最初にして欲しいのは例文暗記です。
先ほどお話しした2つの力ですが、
まずは1つ目の『日本語を英語に訳すスキル』を徹底的に鍛えていきます。
英語で表現する力がなければどんな内容を考えることができても、点数には繋がりせん。
まずは、与えられた日本語を英語に変換する和文英訳の力を鍛えていきます。
そこで、おすすめなのが例文暗記です。
これは中高一貫校では高校1年生の時に小テストで課されることが多くなっています。
最低500は覚えておきたいところです。
いきなり英作文を書くなんていうのは不可能ですから、この例文暗記を通じて『英語で書く』ということに慣れていきましょう。
基本的には学校の教科書などを利用するのがいいと思います。
が、もしおすすめの参考書が欲しければ『ドラゴンイングリッシュ』などがいいでしょう。
良質な汎用性のある例文が100個程度載っています。
1冊では足りないので、何冊か取り組んで例文のストック数を増やしていきましょう。
次は和文英訳の練習を!
例文暗記がある程度進んできたら次の段階に入っていきましょう。
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次は和文英訳。
与えられた日本語を英語に訳す、いわゆる英作文というやつです。
とは言ってもやることはかわりません。
問題を解いて解説を読む。
その後に、模範解答を例文として覚えていきます。
基本的に英作文の力はどれだけ例文を覚えることができたかで決まります。
英作文はとにかく例文の暗記量で決まる!
よく、和文英訳の勉強をするときにありがちなのが、
答えと見比べてみてどこで間違ったかを確認すること。
ですが、これだけでは勉強になりません。
ただ今の学力を把握しただけです。
せっかく勉強するからには、新しい知識を身につけていく必要があるのです。
だからこそ例文暗記をしましょう。
せっかくだから、例文としてストックしてしまえばいいのです。
すると、あなたの例文ストックがどんどん増えていく。
それが英作文を書く力に繋がっていきます。
いよいよ【自由英作文】
では、最後はいよいよ【自由英作文】の練習です。
この【自由英作文】の勉強はシンプルですが、かなり難しいものになっています。
というのも、実力をつけるには、
書く→添削をひたすら繰り返すしかないからです。
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最初にお話しした2つの力を覚えていますか?
- 日本語を英語に訳すスキル
- 中身のある文章を考えるスキル
このうち、日本語を英語に訳すスキルに関しては、例文暗記・和文英訳を通じてかなり鍛えてきたと思います。
ここから鍛えるべきなのは、中身のある文章を考えるスキルです。
正直、これは英語というより現代文の力です。
この力は自由英作文の模範解答を書き写したところで身につきません。
自分なりに考えて、それにダメ出しをしてもらう。
これを繰り返す他はありません。
できれば日本語で内容を考えた段階でダメ出しをしてもらいたいところ。
そうでないと、英語で書く力しか鍛えることができません。
小学校1年生レベルの内容を高校生レベルに昇華させることはできないのです。
九州大学・英語の勉強法【過去問】
これまでの話で九大英語を攻略する勉強法は分かったと思います。
ここでは、最後の詰めの部分、過去問についてお話ししていきます。
受験生を見ていると、
「もっと過去問上手く使えばいいのに・・・」と残念な気持ちになることが多いです。
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過去問で覚えておいて欲しいことは2つです。
- 最新の問題を1年前に解くこと
- それ以外の問題は共通テスト後でもOK!
【英文解釈】の②のレベルが終わった段階(高2の2月が理想)で、一旦過去問を解いてみましょう。
この目的は、最終到達時点を把握するためです。
「来年の2月にはこれくらいのレベルにならないといけないのか!」と、目標を明確にしてから【英語長文】の勉強に取り組みましょう。
それ以外の過去問は入試直前期で構いません。
良くも悪くも、九州大学の英語は癖のない素直な試験です。
英語の力があれば、慣れる必要なく高得点を取ることができます。
つまり、10年分も20年分も取り組んだところで、慣れで点数が上がることはほとんどありません。
過去問に取り組む意味としては、レベル感を知ること・形式になれることくらいでしょう。
赤本に載っている5年分に取り組むくらいでいいかと思います。
過去問の取り組み方については他の記事で詳しくお話しいているので、そちらを参考にされてください。
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九州大学・英語のおすすめ問題集・参考書
所々で問題集や参考書を紹介してきましたが、簡単にまとめておきます。
①共通テストレベル
・『ユメタン①』
・『ターゲット1900(1200まで)』
・『システム英単語(1200まで)』
・『LEAP(1400まで)』
※学校で配られたものならなんでも
②難関国公立大学レベル
・『ユメタン②』
・『ターゲット1900』
・『システム英単語』
・『LEAP』
③スーパーハイレベル
・『ユメタン③』
・『速読英単語 上級編』
・『英検準1級 出る準パス単』
・『Vintage』
・『Next stage』
・『Power Stage』
①共通テストレベル
・『入門英文解釈の技術70』
・『入門英文問題精講』
②難関国公立大学レベル
・『基礎英文解釈の技術100』
・『基礎英文問題精講』
③スーパーハイレベル
・『英文解釈の技術100』
・『標準英文問題精講』
・『英文解釈クラシック』
①共通テストレベル
・『ポラリス1』
・『やっておきたい英語長文300』
②難関国公立大学レベル
・『やっておきたい英語長文500・700』
・『基礎英語長文問題精講』
・『ポラリス2』 など
①例文暗記
・『ドラゴンイングリッシュ』
・『新・基本例文700選』
・学校配布の教科書など
②和文英訳
・『必修編 英作文のトレーニング』
・『実践編 英作文のトレーニング』
・『英作文 ポラリス1』 など
次の記事で、各参考書をもっと詳しく解説しています。
『いつ使うべきなのか?』『どこまで取り組めば九大に合格できるのか?』などが全て分かります!
70%も余裕!九州大学の英語で高得点を取るための参考書や問題集
九州大学・英検
英検についても簡単にお話ししておきます。
生徒や親御さんからも「九大に合格するのに英検は取ってた方がいいですか?」とよく聞かれます。
結論から言うと取っていた方がいいです。
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と言うのも、英単語力の指標になるからです。
先ほど「英単語は8000単語覚えよう!」
と言いましたがこれはちょうど英検準1級レベル。
つまり英検準1級に出題される英単語が全部分かれば、完成しているということです。
また、英検準1級の勉強をすることで英単語力をかなり鍛えることができます。
ここで身につけた英単語力は九大合格にかなり役立つので、積極的に勉強するようにしましょう。
九州大学と英検については別の記事で詳しく話しています。
ぜひそちらもご覧ください。
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九州大学合格におすすめの模試
せっかく勉強したらどんどん模試を受けていくべきです。
本番で力を発揮するためには、試験に慣れていかないといけません。
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テストや模試では、
『点数を取るために和訳をガッチリ作る』『制限のある時間の中で問題を解く』『2〜3題の長文を連続で解く』といったいつもとは違う状況になります。
このような状況でしか得られないものがあります。
いわゆる『本番に強い』といったメンタル的な部分もそうでしょう。
基本的には、『日常の勉強+模試をたくさん受ける』ことで少しずつ入試に対応できる力がついていきます。
そこでおすすめの模試をいくつか書いておきます。
共通テスト模試
・全統共通テスト模試(河合塾)
・駿台ベネッセ共通テスト模試
2次型模試
・全統記述模試(医学部医学科は不要)
・プライムステージ(医学部医学科は必須)
・駿台全国模試(高1・2は必須、高3は医学部医学科のみ必須)
・九大プレ(代ゼミ)
・九大実践模試(駿台)
・九大オープン(河合塾)
それぞれの模試の詳細や、なぜその模試を受けるべきなのかなど、詳しい内容は他の記事でお話ししています。
そちらを見てください!
九州大学・英語のよくある質問
九州大学の英語で和文英訳の対策はしておくべきですか?
しておくべきです。
というか、いきなり自由英作文の勉強をするべきではありません。
まずは和文英訳の力を鍛えてから、自由英作文に移行しましょう。
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過去問は簡単なのですが解く意味がありますか?
数年分は解いておきましょう。
ただ、先ほども話したように10年分も20年分も解く必要はないと思います。
ここだけの話ですが、過去問の問題集よりも普通に長文の問題集をやった方が学習効率が高いです。
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九州大学・英語の勉強法のまとめ
いかがでしたか?
かなり長くなりましたが、最後まで付き合っていただいてありがとうございます。
最後に簡単に内容をまとめておきます。
- 九大英語は安定して高得点が取れる科目
- 九大の英語は『英語長文』と『自由英作文』
- 英単語は8000単語覚える
- 英単語帳3冊+長文で単語を暗記
- いきなり『英語長文』ではなく『英文解釈』から
- 『英語長文』は共通テストレベルは不要
- 英作文は『例文暗記』から!
- 自由英作文は添削して内容を指導してもらう
- 過去問は1年分だけ早めに
- 英検準1級の勉強をするのは効果的
- 模試は積極的に受けていく
英語は時間をかけたら絶対に取れるようになります。
諦めずに最後まで頑張りましょう。
今回のように他の記事では、数学や理科などの勉強も紹介しています。
是非とも参考にしてください。
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