知っていますか?
九州大学の化学は実はと〜っても簡単なんです。
化学が取れるようになることで、あなたの九大の合格率は一気に上がります!
「九大合格まであと少し!」なんて人は必見!
化学を勉強したら点数が一気に伸びて、そのまま合格〜なんて人もよくいます。
知らない人も多いかもしれませんが、
九大の化学は実は点数がかなり取りやすい科目なんです!!!
さて、今回は九州大学入試の化学について解説していきたいと思います。
この記事を読んでもらえてたら、九州大学の入試で有利になることは間違いありません。
化学が得意な人から苦手な人まで是非参考にしてください!
この記事でわかること
- 九州大学の化学の問題の傾向
- 九州大学の化学の難易度
- 九州大学の合格のための化学の勉強法
この記事を書いた人
中原 遼太郎
九大受験に特化した学習塾『竜文会』代表
『竜文会』開校後、初年度には国立大学医学部や九州大学に合格者を輩出。
2年目には旧帝大医学部にも合格!
九州大学の過去問を20年分以上分析して指導カリキュラムを作成。
九州大学医学部に現役合格した経験を生かして、『学習計画の作成』や『LINEでのいつでも相談』による1人1人のサポート・九州大学に特化したハイレベルな演習で「九大受験生」をサポート。
経歴- ラ・サール高校卒業 高校入学組主席・学校賞受賞
- 九州大学医学部医学科卒業
- 九大本試験 数学・理科 9割
- 駿台九大実践 3位
- 九大オープン 6位(数学1位)
※ すべて医学科の成績です - CBT 九大医学部で3位
- ブログ読者 19万人を突破!

高校の時に自身が行った勉強・指導の経験に基づき、最適なあなたに役立つ勉強法をお伝えします。
自身の勉強でも不要なところはありましたので、必要な勉強のみを記載します。
つまり、より洗練された勉強法を知っていただくことができます。
私が取り組んでみて不要と感じたものを一切排除して書いていきます。
全ての勉強法を実際に行った上で記載しております。
取り組んでもない問題集・参考書をお薦めしていく記事ではないのでご安心ください笑
九州大学の化学の問題の傾向
さて、まずは九州大学入試の化学の問題の傾向から書いていこうと思います。
九大の化学は典型問題が多い
「旧帝大だから、化学の入試問題も難しいんでしょ?」なんて思っていませんか?
そう考えている人はそれだけで損しています!
実は、九州大学の化学は典型問題が多いです。
新傾向の問題はほとんど出題されません。
特に理論化学の問題では、基本的な語彙が穴埋めで出題されます。
勉強法のところで書きますが、典型問題をこぼさずに確実に得点することが何よりも大事になっていきます。
基本的な用語の穴埋めでも10問あれば、1つ1点で10点にもなります。
その点の取り方が非常に大事になってきます。
まあ、ここまではどんな記事にも書いてあるようなふつ〜うの内容です笑
九州大学の化学は応用問題は?
では、応用問題は出るのでしょうか?
これは勿論でます!
一応旧帝大ですからね笑
ただ、応用問題が出題されるとは言っても、
思考力を要するものはほとんどありません。
応用問題レベルの問題が出るというだけで、その多くは難易度の高い典型問題です!
つまり九州大学の化学の問題は、基本問題・応用問題ともに典型問題が多く出題されるので、勉強量が点数に直結します!
九州大学の化学は問題量は多い
九大の化学の特徴としては、問題量が多いことがあげれらます。
75分の試験で解答するべき大問は6題あります。
どの大問にも計算問題が含まれるので、化学の演習を積んでいない人からすると時間内に解き終わるのは難しいかもしれません。
基本問題は反射的に解くことが必要条件でしょう!
その上でしっかり応用問題に時間を残すことが大事になってきます!
もっと九州大学の化学の傾向を知りたい人は次の記事でかなり詳しく解説しています。
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九州大学の化学の難易度
では九大化学の難易度はどうなっているのでしょうか?
九州大学の化学は標準〜やや難
典型問題がほとんどなら簡単なのでは?と思ってもらったら困ります。
勿論、しっかり演習を積んでいる人からしたら簡単の分類に入るでしょう!
しかし、客観的に九州大学の化学を評価すると、標準〜やや難が妥当かと思います。
典型問題ばかりなら、直前から初めても間に合うでしょ?
なんて考えはやめてくださいね!笑
九州大学の化学の難易度に関しても次の記事でバッチリお話ししています。
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九州大学の化学の勉強法

では今回の本題に入っていきましょう!
九州大学合格のための化学の勉強法!
これをしっかり説明していきたいと思います。
典型問題が多い九州大学だからこそ、正しい勉強法は学習に大きな効果を生みます。
是非、この記事を参考にしていただければと思います。
ポイント
正直、九州大学の化学は100点(125点満点)を普通に取ることができます。
でも、実際に100点を超える点数を取っている人はかな〜り少ない。
取ることが簡単なのに取っている人が少ないということは、頑張り次第で周りに一気に差をつけることができるということ。
絶対にアドバンテージになりますので、全力でがんばりましょう!
九州大学の化学対策の問題集
では、どのような時期にどの問題集をしていけばいいのでしょうか?
① セミナーなどの学校指定教材

「まずはセミナー!」これに尽きます!
(もちろん、リードαとかでも大丈夫!学校で配られている問題集を徹底的にこなしていきいましょう!)
”竜文会”に通っている生徒を見ていても、セミナーを学校で配布されている生徒は多いです。
(というか、ほとんどの生徒が配布されています、、、セミナーの著者も丸儲けですね笑)
ちなみに九州大学に限らず、大学受験の化学の勉強をする上で一番大事な段階はここです。
基礎を徹底して最初に身につける!
当たり前のようで、九州大学の化学で高得点を狙いたい場合は非常に大事なことです!

まずはセミナーなどの学校で配布されたもので十分です!
反復して反射的に解けるようになるまで取り組みましょう!
この、反射的に解けるというのが大事なポイントです!
「セミナーなんて、、」と思って放置している人も多いのではないでしょうか?
しかし、セミナーは基礎問題演習にとってとても優れた問題集です。
セミナー以外にはこれらの問題集もおすすめです。
- リードα
- リードLightノート
- アクセス
- センサー
※ リードライトノートでは発展問題が少し足りないかもしれません。
なんでもいいので学校で配られた問題集を何回も解きましょう。
ちなみに、セミナーには問題数が600題程度掲載されています。
(例題を含めればもっとあります。)
問題数をこなすこと=生命線ですから、セミナーは化学の勉強にとって非常に大事な存在です。
※ 高校の先生が、定番だからとセミナーを配布してくれている現在の状況は感謝に値しますね笑
高校生が化学の勉強で最初に取り組んでおくべきことは、基礎問題の定着です。
最低3周はこなして、知識を定着させること!
これが化学の出発点です!!!!!
セミナーの使い方を徹底解説
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九大医学部卒がセミナー化学の使い方を徹底解説した記事はこちら
② 化学重要問題集

セミナーなどの教材が終わった分野から、『重要問題集』に取り組むことをお薦めします!
大事なのは、セミナーなどを疎かにして重要問題集に入ってはいけません。
(せっかくのいい問題集が不完全燃焼で終わってしまいます。)
絶対に『セミナー』を完璧にしてから『重要問題集』に取り組む!
これだけは約束してください笑
重要問題集に取り組む意味
結論から言いますと、
『重要問題集』を完璧にこなせば、九州大学の化学で合格点を余裕で取ることが可能です。
(他の学部は勿論、医学科の最低ラインも超えることができます。)
この問題集をこなすことが、現在の大学入試の化学の勉強において一つの基準になっていることは真実でしょう。
重要問題集の取り組み方
では『重要問題集』にはどのように取り組んでいけばよろしいのでしょうか?
多くの人は、『セミナー』などを一冊完璧にしてから取り組むのがいいのでは?
と考えるかもしれません。
勿論、学校の授業の進度が早ければ問題ないでしょう。
しかし、コロナウイルスの影響もあってか、この前、筑紫丘高校の生徒に化学の進度を聞くと、「化学基礎が終わったばかり」と言ってました。
この授業進度で学習していると、セミナーを解き終わるのは高校3年生の共通テスト前になってしまいます。
とてもではないですが、重要問題集に取り組んでいる時間なんてありません。
ですから、セミナーなどの教材でこなした単元は、随時『重要問題集』で学習することをお薦めしています。
ポイント
竜文会で九州大学を志望している生徒の指導のカリキュラムとしては、
高校2年生の竜文会の授業から、『重要問題集』を使い始めます。
高校2年生で理論化学、高校3年生で理論化学の残り+無機化学+有機化学の演習を行い、入試までに確実に化学を完成させます。
大学受験で勝負するためにも、重要問題集には計画的に取り組みましょう。
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③ 化学の新演習(余裕のある人)
重要問題集が終わると、次の問題集は化学の新演習になるですが、
正直言って九州大学に合格するためだけなら、このレベルは必要ないでしょう。
化学の新演習のレベル
「化学の新演習」は高校化学の集大成のような問題集ですが、
ここまで取り組む余裕は中々ないと思います。
(特に現役生には、、、現役生は『化学の新演習』をするくらいなら他の科目に時間を回して方が合格確率は絶対に高くなります。)
レベル的には東京大学を目指したい人・旧帝大の医学科を目指したい人向けでしょうか。
上記の『重要問題集』のB問題よりも難しい問題が多く掲載されています。
(重要問題集は問題のレベルでA問題とB問題に分かれています。B問題がより難しい内容の問題です。)
化学の新演習に取り組むべき人
では、どのような人が化学の新演習に取り組むべきなのでしょうか?
それは化学の『重要問題集』を完璧に仕上げており、さらに他の科目にも余裕がある人でしょう!
化学の『重要問題集』が完成したからと言って、新演習に進む必要は全くありません。
重要問題集を完璧に仕上げることで、医学科以外の学部なら余裕で合格点を超えることができるでしょう。
医学科でも合格ラインの点数を確保することは可能です。

きっと他の科目で取れなかったことが原因。『重要問題集』はそれほどの問題集です!
それなら他の科目に勉強時間を回す方が効率的です!
他の科目にも余裕がある人のみが新演習に取り組む!
これが大事です!!!
九州大学の化学・過去問演習

では次に過去問のお話をしていきます。
とは言っても、重要問題集を完璧に仕上げることで過去問は十分に解くことができるかと思います。
九大化学の過去問を解く目的
では、過去問を解く目的は何なのでしょうか?
① 形式に慣れること
九大化学の過去問は典型的な良問が多いので、数多く過去問をこなす必要性は全くありません。
数年分解いて、形式に慣れましょう!!!
5年分解くことができたら十分です。
九大化学の特徴としては、75分で5題とややボリュームがあります。
「この大問には何分くらいかける」
という感覚を過去問演習を通じて養っていくことが肝要です!
② 苦手分野を抽出する
あと大事なのは苦手分野を補強することです。
多くの人が化学平衡の応用問題が出題されたときに難しいと感じるようです。
このように過去問演習を通じて苦手な分野や不安な分野があったときは、『重要問題集』にもう一度取り組んでしっかり復習していきましょう。
これだけを意識して数年分解けば過去問演習は十分です!!!
九州大学の化学の勉強法 まとめ
今回は九州大学入試の化学について勉強法を紹介していきました!
化学は点数がとりやすい上が、時間がない人は完成していないので差がとてもつきやすい科目になっています!
是非この記事を参考に、他の受験生に差をつけてもらえればと思います!
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