下関西高校の偏差値・進学実績〜下関西から難関大合格のために〜

この記事でわかること

  • 下関西高校の偏差値・進学実績
  • 下関から難関国立大学に合格する方法

「下関西高校からはどんな大学に合格しているのかな?」

あなたの疑問に答えるべく、下関西高校の合格実績を丸裸にしてしまいましょう。

下関から脱獄するまでの15年を下関で過ごした筆者が、自身も受験した下関西高校の合格実績を書いてズバッと講評していきます。

中原 遼太郎

九大受験に特化した学習塾
竜文会』代表

『竜文会』開校後、初年度には国立大学医学部や九州大学に合格者を輩出。

2年目には旧帝大医学部にも合格!

九州大学の過去問を20年分以上分析して指導カリキュラムを作成。

九州大学医学部に現役合格した経験を生かして、『学習計画の作成』や『LINEでのいつでも相談』による1人1人のサポート・九州大学に特化したハイレベルな演習で「九大受験生」をサポート。

経歴

もっと知りたい方は中原先生の紹介へ!

※ 当ブログでは、九大受験生や親御様の悩みをリサーチした上で、表面的な悩みだけでなく根本的な悩みを解決できるようなコンテンツ制作を心がけています。コンテンツ制作は、中原遼太郎(九州大学医学部卒・竜文会代表)が担当。制作の流れや想いに関しては、コンテンツ制作ポリシーページを参考にしてください。


目次

下関西高校の進学実績 筆者

私は九州大学医学部発 大学受験塾の”竜文会”を運営しております。

経歴としては山口県下関市出身で、地元の公立中学校(勝山中学校)を経てラ・サール高校に進学し、そのまま九州大学医学部医学科に進学しました。

下関市出身ということもあり、下関西高校には少し縁があります。

先ほども書きましたが、私は下関西高校を受験しております。

内申は3.5くらいでしたがなんとか合格はしましたね笑

(音楽なんてクラス最低点や、評定で2を取ったこともあります笑)

つまり受験時と合格発表で2回ほど下関西高校に行ったことがあるのです。

勝山中学校はマンモス校で例年25人くらいが下関西高校に進学しておりましたので、友人も多くいます。

15年間住んでいたこともあり、下関市の高校の学力事情や大学受験事情は把握しているつもりです。

そこで、今回この記事を書かせて頂いております。

下関西高校の偏差値

下関西高校とは

まず、下関西高校は下関市でトップの公立進学校であり、山口県内でもトップクラスに進学実績を誇る高校になっています。

下関西高校の偏差値

下関西高校の偏差値は

偏差値
普通科68
探求科68

※ みんなの高校情報というサイトを参考にしております。

となっております。

山口県内で比較すると、

徳山高校(71)、山口高校(70)に次いで3番手の高校となっているようです。

と言っても、公立高校の場合は入学試験の問題は非常に簡単で、中学校の内申点がメインとなるため、トップ校にいるからと言って直接大学入試に結びつくわけではないでしょう。

あまりはっきりは言いたくないですが、山口県の公立高校入試の問題はかなり簡単です、、、

下関西高校の進学実績

では、下関西高校の進学実績を紹介していきます。

(注:下関西高校のHPを参考にさせていただいております。)

下関西高校の進学実績(2020年)

旧帝大

東京大学1(1)
京都大学3(2)
大阪大学5(3)
北海道大学0(0)
東北大学4(4)
名古屋大学1(1)
九州大学18(11)

※ (  )内は現役合格者数

有名私大

慶應義塾大学5(5)
早稲田大学5(4)
東京理科大学13(4)
同志社大学19(8)
立命館大学49(29)
関西大学4(3)

以上、2020年の下関西高校の主要大学の合格事績を掲載してきました。

近い九州大学への合格者を始め、旧帝大への合格者が多く出ています。

>> 他の進学校の九州大学合格者数はこちらから

医学部医学科の合格者数の記載はありませんでしたので、医学部医学科の内訳はわかりません。

ただ、少し辛口なコメントになりますが、市内のトップ校としてもう少し欲しいところではあるような気がします。

やはり福岡市と比較するとやや劣ってしまいます。

(この理由も最後に書いていきます。)

下関西高校の進学実績(2019年)

旧帝大

東京大学1(1)
京都大学2(0)
大阪大学5(5)
北海道大学2(0)
東北大学0(0)
名古屋大学0(0)
九州大学20(17)

有名私大

慶應義塾大学7(4)
早稲田大学5(4)
東京理科大学2(1)
同志社大学12(4)
立命館大学39(19)
関西大学3(0)

下関西高校の進学実績(2018年)

旧帝大

東京大学1(0)
京都大学0(0)
大阪大学3(2)
北海道大学1(0)
東北大学0(0)
名古屋大学0(0)
九州大学16(11)

有名私大

慶應義塾大学5(3)
早稲田大学5(5)
東京理科大学5(3)
同志社大学18(9)
立命館大学26(11)
関西大学10(6)

下関市の難関大学合格への現状と対策

下関西高校の進学実績を紹介してきましたが、やはり福岡市の公立のトップ校と比較するとかなり見劣りしてしまいます

(福岡市には下関西高校よりも合格実績の優れている高校がたくさんあります、、)

勿論、人口も全然違いますし、しょうがない事かもしれません。

しかし、私は15年間下関市に住んでいて気づいたことがあります。

それは下関市はそもそも難関大学を受験・合格するための環境が全く整っていないということです。

(特に東京大学・旧帝大医学部の現役合格となるとかなり厳しいです。)

正直難関大学を志望する高校生にとって、可哀想と言える環境です。

ではこれはなぜなのかしっかり解説していきます。

下関市が難関大学合格に適してない理由

① 難関大学受験のための塾がない

福岡市の公立高校の生徒も、学校の内容では足りないと塾に行く生徒が多いです。

しかし、下関市にはこの塾が全くありません

(確か、◯進はあったような気もしますが、、、)

なので、必要な情報や指導を受けることが福岡市などの都会と比較して難しいです。

これは地方の弊害です。

東京と比較すると格段に教育格差があるのが、現在の日本の現状であることは否定できません。

その教育格差も下関ではさらに大きい。

これは紛れもない真実でしょう。

② 家庭教師や個別指導も質が落ちる

家庭教師を採用して難関大学を受験する人もいるでしょう。

しかし福岡市では九州大学医学部の学生を家庭教師を採用できますが、下関市では難しいです。

定期休みのみ塾講師を地元で行う人は一定数いますが、一年を通して面倒を見るのは非常に難しいです。

このため集団塾だけでなく、家庭教師・個別指導塾も同じ料金を払っても都会とは質が落ちて、最適な指導が受けられないという点も理由です。

同じ料金払って質の低い講師が割り当てらるなんて冷静に考えたらおかしい話ですよね。笑

③ 中学生で難関私立を目指す生徒は少ない

次の理由は難関私立を目指して、中学時代を過ごす人は少ないということです。

これはそもそも難関私立を受験するための塾が下関市にないことも原因だと思います。

現に中学時代の同級生で他に久留米附設やラ・サールを目指す生徒はいませんでした。

この差は大学受験において非常に大きいです。

福岡市で公立から難関大学に進学する人は、高校受験で難関私立向けの学習をしている人が多いです。

(ここでいう難関大学とは東京大学や旧帝大の医学部のこと)

高校入学時点での学力差がかなり開いてしまいます

難関私立高校に合格しても、高校受験組が厳しい現在の大学受験の状況では、中学時代の過ごし方で結果はかなり変わってきます。

④ 周囲のレベルが低い

上の理由から、高校に入学しても周囲のレベルが都会の進学校と比較して低いことも原因です。

言い方は悪いですが、中学時代に学校の定期テストでずっと一番を取っていた人が「え、その大学どこにあるの?」というような大学に進学したことを成人式で知ると言ったこともよくあります。

別にその友人を馬鹿にしているわけではありません。

今の環境でいい成績をとっていることに安心して欲しくないのです。

周りに合わせる高校生は非常に多いです。

つまり高校生の学力はかなり周囲の学力に影響されます。

このような環境では、なおさらしっかりした指導者をつける必要があるものの、下関市などの地方ではこれも不足している。

全てが負のスパイラルで循環している感じです。

ここまで書いてきたことは妄想でもなんでもありません。
進学実績がこの事実の証拠になっているからです。

下関市から難関大学に合格するために

現在自分で志望校を決めている高校生は、しっかり何が必要か情報を集めてください。

高校の先輩に聞くでも構いませんが、今はネットで有益な情報が落ちています。

私が書いている記事でも難関大学合格に必要な情報は定期的に発信しています。

高校3年生になってからで頑張るでは正直遅いです。

後悔しないように早くから情報を集めて、最適な指導者を見つけ頑張っていくこと!

これに尽きると思います。

下関市を15歳で脱獄し、九州大学医学部に進学した塾長が書き下ろした勉強法↓

>> 九州大学医学部卒の塾長の勉強法

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この記事を書いた人

ラ・サール高校から九州大学医学部医学科へ現役合格。医師国家資格所持するも、多くの受験生を難関大学に合格させるべく教育業界を選択。この度、自分の理想とする教育を生徒に少しでも提供するべく、個人で塾の開校に至る。
現役合格を目指し、熱い想いで指導に携わる。

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