【2023最新版】九州大学・文学部の入試科目や配点まとめ
この記事でわかること
- 九州大学文学部の入試科目
- 九州大学文学部の配点
- 九州大学文学部の合格戦略
「九州大学の文学部に合格したい!」
そんなあなたのためにこの記事では『九州大学文学部の入試科目や配点』をお話しします。
ちなみに、入試科目や配点を知っておくことで、合格率が上がるって知ってますか?
というのも、『どの科目にどれくらい時間を割く』などの学習計画を立てることができるからです。
九州大学文学部に合格したいならこの記事は絶対に最後まで読んでください
九州大学文学部の入試科目〜前期試験〜
早速いきましょう。まずは『九州大学・文学部の入試科目』からです。
ここでは前期試験のお話をします。後期試験について知りたい方はこちらを読んでください。
九州大学文学部の共通テストの入試科目
まずは文学部の共通テストの入試科目です。
文学部・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2つ(※) |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から2つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
※理科は物理、化学、生物、地学から2つ選ぶこともできますが、その場合は合計の200点を100点に圧縮します。
共通テストの入試科目はオーソドックス。いわゆる文系の科目です。特に注意することなどはありません。
九州大学文学部の2次試験の入試科目
続いて、九州大学文学部の入試科目(2次試験)です。
文学部・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 現代文1題・古文2題・漢文1題 |
数学 | 数学ⅠA ⅡB Ⅲ A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
社会 | 地理B、世界史B、日本史Bから1つ |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
文学部の2次試験の入試科目は大きな特徴があります。
まず1つ目ですが、4教科必要なことです。
九州大学の文系学部は国語・数学・英語の3教科が基本。ただ、文学部だけは社会が増えて4教科での受験になります。
他の学部に比べてシンプルに勉強量が増えるということですね
2つ目の特徴は、国語のうち古文が2題出題されることです。
意外に知られていないですが、九州大学は学部によって国語の問題が微妙に違います。
他の学部は現代文が2題ですが、文学部は古文が2題。
九大文学部の特徴!知らなきゃヤバい
学習計画にも影響してくるので絶対に知っておきましょう。
九州大学文学部の配点〜前期試験〜
続いて、九州大学文学部の配点をお話しします。
文学部 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
50 | 50 | 50 | 50 | 50 | 250 |
共通テストは全ての教科を50点に圧縮します。つまり、文系なのに共通テストの理科の配点が意外に大きいということです。
文学部・2次試験配点
国語 | 数学 | 外国語 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|
150 | 100 | 150 | 100 | 500 |
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
250点 (33.3%) | 500点 (66.7%) | 750点 |
2次試験の配点としては、国語と英語の比率が大きいのが大きな特徴でしょう。
社会は1科目だけ、というのもあって100点と控えめな配点です。
数学も100点と小さいので、どうしても数学が苦手な場合は文学部を受けてもいいかもしれません。
九州大学の他の学部では数学は英語や国語と同じ配点になっています
九州大学文学部の合格戦略
さて、ここまでは『九州大学文学部の入試科目や配点』についてお話ししてきました。ここからがいよいよ本題です。
ここまでで読むのをやめた人は全く意味がありません
あなたが文学部に合格するためにどのように勉強したらいいか、という『合格戦略』をお話ししていきましょう。
合格への最重要科目は英語
1つだけ覚えておいておくなら、絶対にコレ!文学部に合格するために『最重要科目は英語』です。
2次試験で150点と最も配点の高い英語でどれだけ高得点を取れるかがポイントです。
しかも、英語って高得点で安定しやすいって知ってますか?
どれだけ数学が苦手な人であろうが、英語は勉強量次第で高得点を狙うことができます。しかも、点数が安定しやすいのです。
例えばですけど、英語で70%取る力があれば、本番は大体65〜75%くらいに収束するでしょう。
一方数学に関しては、模試で70%取れたとしても本番は30%と失敗する可能性もかなりあります。
断言しますが、英語ではこんなことはまず起こりません。
数学は本番でコケる可能性大!
絶対に英語で高得点が取れる!この状態で入試に挑むことこそが合格への秘訣です。
なお、九州大学の英語で高得点を取る方法に関しては別の記事で紹介しています。是非とも参考にしてください。
古文に実力をつけることがミソ
九州大学文学部を攻略する上で次に意識して欲しいことが、『古文』です。先ほども話しましたが、文学部では古文が2題出題されます。
漢文も含めると古典としては3題。100点以上です
古典は点数が取りやすいって聞いたことがないですか?おそらく学校の先生や塾の先生に何回も言われたことがあると思います。これは事実です。
古文なんて、古文文法と古文単語をしっかり覚えて長文を読む練習をすることである程度の点数を取れるようになります。
しかも、古文文法なんてそこまで覚えることはありません。
古文単語もせいぜい600単語ほどで英単語と比べるとはるかに少ないです。
つまり、労力をかけずに点数が取れるようになるコスパのいい科目だということです
それが数学よりも配点が高いわけですから!勉強しないわけにはいきませんよね?
文学部に絶対に合格したいなら古文と漢文は最優先で勉強しましょう。
ここでは、英語と古典の重要性についてお話ししました。
もっと『文学部に合格するための戦略』を知りたい方は、無料特典の『九州大学に合格するための得点戦略』を参考にしてください。
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九州大学文学部の入試科目・配点〜後期試験〜
ここからは九州大学文学部の入試科目・配点(後期試験)についてお話しします。
共通テスト入試科目・配点
教科 | 配点 | 科目 |
---|---|---|
国語 | 50 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 50 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 100 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 25 | 物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2科目 |
社会 | 50 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から2つ |
合計 | 275 |
2次試験配点科目・配点
試験形式 | 点数 |
---|---|
小論文 | 250 |
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
275点 (52.4%) | 250点 (47.6%) | 525点 |
後期試験の特徴をざっくり話すと、1つ目は共通テストの英語の比率が高いことでしょう。
これに関しては、前期試験でも英語の重要性は話したので英語をしっかり取り組んでおけば問題ないです
2つ目は、小論文が2次試験で課されること。というか小論文しかありません。
小論文と共通テストの点数だけで合否が決まるので、前期試験が終わったら2週間でしっかり対策しましょう。
九州大学文学部の入試科目・配点まとめ
今回は、『九州大学文学部の入試科目・配点』についてお話ししてきました。これからの勉強イメージは湧いたでしょうか?
簡単にまとめておくと、
- 文学部は共通テストの理科の影響が大きい
- 2次試験は国語+数学+英語+社会
- 英語が最重要科目
- 次は古典がポイント
- 後期試験は小論文がメイン
あなたが文学部に合格することを心より願っています。
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また、九州大学に合格するための勉強法を各科目まとめています。こちらもぜひ参考にしてください。