九州大学の物理の勉強法!出題傾向から難易度・過去問の解き方も解説
この記事でわかること
- 九州大学の物理の問題傾向
- 九州大学の物理の難易度
- 九州大学合格のための物理の勉強法
「九州大学の物理でどうしても高得点を取りたい!」
と思っているあなた。
よくぞ、この記事を見てくれました。
実は、九州大学の物理はとても高得点が取りやすい科目。
でもみんな点数が取れないから、差がとてもついちゃう。
九大物理は9割取れる人もいれば半分取れない人もいる。高得点が難しい英語よりも断然差がつく科目!
コツを掴めばすぐ100点を超えてもおかしくないのに、、、(125点満点で100点取れればかなりトップ層)
今回はそんな九州大学の物理について、高得点を取るための勉強法を解説していきたいと思います。
この記事を読むことで、物理はきっと得意になることは間違い無いでしょう!
九州大学受験生必見の記事になっています。
九州大学志望のあなたへ!
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九州大学の物理の傾向
では最初に九州大学の物理の出題傾向を分析していこうと思います。
問題の傾向を知るのはとても大事。
どのレベルの問題集に取り組んでいくかを決めるとても大切なことです。
九州大学の物理は標準〜やや難
九州大学の物理の難易度は標準〜やや難といった感じでしょうか?
各大問の前半は基礎的な問題が多く、前半だけ見ると簡単に感じてしまうかもしれません。
まあ、物理はどこの大学でも前半は簡単に解答できる問題ですが、、、笑
九州大学の物理は前半は簡単ですが、最後の方になるとやや解答に手こずる問題が多いです。
しかし、解答に手こずるとは言え、問題自体は標準問題〜やや応用問題チックな感じ。
なので、私の評価としては、
九州大学の物理は標準〜やや難のレベル
「九大物理は簡単だ」という人は多いです。しかし9割取ると考えると話は別。応用問題にもしっかり解答しないといけないので中々手応えのある問題になっています!
九州大学の物理は典型問題が多い
問題レベルは標準〜やや難のレベルと書きましたが、問題自体は典型問題が非常に多いです!!!
いわゆる全く見たこともない問題というのは中々出題されません。
(2020年に出題されたヤングの実験の問題は新傾向でしたね。)
やや難易度の高い問題も、全く見たことのない問題ということは少ないです。
問題集をたくさんこなしていればどこかで見たことのある問題が多く、勉強時間・量が点数に直結するいい試験になっています。
勉強すればするほど面白いように点数は上がっていきますので、頑張っていきましょう!
九州大学の物理は時間に余裕がある
さて、では受験生が気になる試験時間に関してですが、、、
九州大学は理科2科目で、150分!
つまり、物理にかけられる時間は75分になります。
九州大学の物理はこの時間で十分に解答できます!
「時間が足りない」と言っている生徒はまず間違いなく演習不足です!
じっくりと時間をかけて解答しても、時間は十分にあります。
九州大学の物理は時間に余裕のある試験
「九大物理は時間がないよ〜」なんていう人もいますが、そんなことはありません。合格点を取るだけなら時間に余裕はかなりあります!
九大物理は勉強すればするほど、点数が上昇しますし、試験当日も時間に余裕がありますので点数も安定しやすいです!
ただ、受験生を見ていると化学は試験時間が足りない傾向にあります。
なので、物理で時間に少し余裕を持って、化学に時間を回すといった感じで解答するのがオススメかもしれません。
九州大学の物理の難易度
では、次に具体的に難易度の話をしていきます。
九州大学の物理の難易度は標準〜やや難
上でも書きましたが、九大物理の難易度は標準〜やや難が少しと言ったところでしょうか。
九州で最難関の大学だから、難しい問題ばかり出題されると思っていては損をします。
九大物理は問題演習を十分にこなした人にとっては容易に点数を確保できる良心的な問題です。
それでも決して簡単ではありません。
ここは勘違いしないでもらいたいです笑
しっかり勉強したら取れるということをしっかり念頭に置いておいてください!
ポイント
たま〜に、「九州大学の物理は簡単!」なんて言っている九大生をよく見かけます。
確かに合格点(医学科除く)である80点を取るのはそこまで難しくないかもしれません。
でも、高得点を取ろうと思ったらそこまで簡単ではありません。
しかし九州大学の物理はその高得点を取ることができるので、しっかり頑張って物理でライバルに差をつけてほしい!ポイント
九州大学の物理の難易度を問題集比較
では、どの問題集がピッタリのレベルなのでしょうか?
河合塾から出版されている「名問の森」シリーズが九州大学の物理の難易度だと思ってもらっていいでしょう。
つまり理論上は「名問の森」まで演習を積めば、そこそこの点数は確保できます!
九州大学の物理の勉強法
では、この記事で一番大事な物理の勉強法を書いていきます!
自分の中で出来ていないことは是非参考にしていただけたらと思います。
勉強法は大きく分けて、2つ!
- 学校の授業問題集を通じての演習
- 過去問演習
2つに分けて解説していきたいと思います。
九州大学の物理対策の問題集
セミナーなどの学校指定教材
問題集はまずは基礎的な問題集から入るのがセオリーです。
そこで私がお勧めするのが、高校で配られている人も多いであろう『セミナー』や『リードα』です。
「セミナーは配られただけで解いていない」
「あの問題集は多いから、、、」
と取り組んでいない人もいますが、
それは非常にもったいないです。
セミナーを完璧にするだけでも、
ある程度の物理の入試問題は解けるようになるし、
セミナーがあれば塾のオリジナル教材なんて不要です笑
『セミナー』や『リードα』はかなり優れた問題集!物理の基礎力をつけることを考えたら、そこら辺の塾のオリジナル教材よりも遥かに優れています!やらないともったいない、、、
まずは学校で習った範囲を復習しつつ、セミナーなどの学校指定教材(高校で配られたもの)を反復して解くのがスタートになるでしょう!
ここだけの話、物理に関しては塾で授業を受けるよりセミナーに取り組む方が一気に成績は伸びます!!!笑
(あくまで基礎レベルの話ですが、、、)
名問の森
では、セミナーのレベルを完璧にしたら何をすればいいのか?
私は「名問の森」をおすすめします!
ポイント
学校の先生によりますが、「良問の風」を勧めてくる先生が多いみたいです。
この前、竜文会の高校2年生の生徒が「学校では先生が勧めてたから良問の風」してますって言ってました。
確かにいい問題集ですけど、セミナーで「良問の風」レベルは網羅できるんですよね。
数をこなすに越したことはありませんが、受験生の勉強時間なんて有限ですから、必要ないことは無駄に取り組むのはやめましょう。
「名問の森って入試問題レベルだから難しんじゃないの?」
っていう受験生もいるでしょう。
しかし、セミナーなどの問題集にしっかり取り組むことでこのレベルに対応できる基礎力はついています。
ちなみにセミナーの応用問題は「名問の森」に掲載されている問題も収録しており、そこまでレベル的に大差はありません。
『セミナー』をひたすら解くだけで、入試問題にもある程度は対応できる!そんな素晴らしい問題集です。
『セミナー』をひたすら解くだけで、入試問題にもある程度は対応できる!そんな素晴らしい問題集です。
「名問の風」をどこまで完成させることができるか!
これは九州大学の受験者にとって(というかほとんどの受験生にとって)、一つの基準になることは間違いありません。
「名問の森」を何周も取り組んで、このレベルの典型問題を自分のものにする!
これが合格への秘訣です!
重要問題集
ここまででも時間が足りない人も多いと思いますが、
一応次の問題集を紹介しておきます。
「物理 重要問題集!」
まさに王道、重要問題集です!
ここまですれば九州大学の物理は完璧です。
難易度によらず安定して8〜9割を狙えるようになるでしょう。
問題数は150題程度と名門の森と同じくらいですが、
難易度はやや上がります!
ですので、「名問の森」が完璧に仕上がって他の科目に余裕があるなら取り組んでください。
化学は「重要問題集」まで取り組むことを勧めますが、物理はやや難易度が高いので、余裕がある人で大丈夫です!!!
(ここまでしなくても合格点は取れるので安心してください!)
その他オススメ問題集
一応「重要問題集」まで仕上がった人のために書いておきます。
- 『物理 入試問題集』(数研出版)
- 『標準問題精講』(旺文社)
『入試問題集』は最近のトレンドや新傾向の問題に取り組めるので、オススメです。
『標準問題精講』は難易度の高い問題が収録されておりますが、量が多くないのでオススメします!!!
(ちなみにレベルは全然標準ではありません笑)
九州大学の物理・過去問演習
では、九州大学の物理の過去問の解き方を書いていきます。
とは言っても特筆すべきことはありません。
上記の勉強をしっかり行い、赤本などで5〜6年分を何回も反復して解きましょう!
これまでしっかり物理の勉強をしていればこれで十分でしす。
九州大学の物理の勉強法 まとめ
ここまで九州大学の物理の勉強法について解説してきました。
これがあなたにとっての正解かはわかりません。
しかし勉強の参考にはなると思います。
最大限情報を利用していただき、九州大学合格に役立ててください!