こんにちは!
九大医学部発 大学受験塾 "竜文会" 塾長の中原です。
今回は九大医学部の男女比についてお話しします。
去年、医学部の男女差別が問題となりました。その際、一部では九大も女子比率少ないと話題になっておりました。
今回はそのことについて九大医学部卒の私が少しお話しさせていただきます。
九大医学部の男女比は?
九州大学医学部の男女比は 80~90% : 10~20% です。
ちなみに私の学年は定員114名に対して、女性は13人で、女子比率 10% と特に低い学年でした。
これは国立医学部の中では低い方です。と言うか一番低いかもしれません。
この低い女子比率の理由に関して少し説明していこうと思います。
九大医学部に多く進学する高校
まずどの高校から合格者が出るのかを見ていきましょう!
久留米附設高校 25人、ラ・サール高校 14人、上野丘高校(大分) 6人と上位3校はなっています。(2019年入試)
これに公立の名門高校や九州の共学私立が続いていきます。
東京大学理科Ⅲ類に見られるような、合格者上位3校(灘、筑駒、開成)が男子校で占めるといったことはありません。
九州大学医学部に多い合格者数を出す高校の中で男子校なのはラ・サール高校のみ!
では、なぜ女子比率が低いのか、、、
久留米附設高校からの合格
久留米附設高校は毎年20人超の合格者数を九州大学医学部に出します。
久留米附設高校は共学ですが、実は女子の合格者はそこまで多くはありません。
私の学年では2人/23人でした。
これはずっと久留米附設高校が女子を高校からしか取っておらず、人数が少なかったことが原因かもしれません。
今年中学入学組の最初の大学受験がありましたが、現在、久留米附設高校は女子を中学からも入学させており、今後の動向が楽しみです。
ちなみに今年の久留米附設高校の実績は東京大学 50人と大躍進でした。今後が楽しみですね。
女子の地元志向
女子は地元志向が強いと言うのも一つの理由かもしれません。
鹿児島の女子などは、鹿児島大学を選ぶのかもしれませんね、、
言ってしまえば、医者にされるのは同じですから、実家に近いところを選ぶと言うのも理由としてはあるでしょう!
成績について
模試の成績などを見てるとやはり、上位者表は男子が多いです。
私の受験した九大実践模試(駿台)は上位者表約30人について、すべてが男子で埋められていました。
九州では男子の方が勉強をする習慣があるのか、それは詳しくはありませんが、やはり男女での得意科目などの違いなども少しは受験に影響されています。
男女差別はあるのか
これはズバリないと思います。
なぜなら、受験会場にそもそも女子が少ないのです。
つまり結果的に入学する女子も少ない!これは当然のことです!
私の時も受験会場にかなり女子が少なかった印象があります。
まとめ
今回は九大医学部の男女比についてお話ししてきました。
勘違いしないで欲しいのが、これは女子だから受からないと言うことではありません。
女子でも受かる人はいます。
男子も女子も関係ありません。可能性は同じです。
全力で努力すれば必ず届くところだと思います!志望している受験生は頑張りましょう!
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