九州大学医学部の志望理由書を直ちに書けるようになる意外な原則
この記事でわかること
- 九州大学医学部の志望理由書の必要性
- 志望理由書の書き方
- 志望理由書を書くうえで大事なこと
「九州大学医学部の志望理由書って何を書けばいいか分からない」
「志望理由書って意味あるの?」
と思っているあなた。
確かに、学力試験がメインで志望理由書はほとんど意味がないと思っているかもしれません。
結論から言うと「当たらずとも遠からず」ってとこでしょうか。
もしかしたら「志望理由書なんて適当に書いて入試の勉強に専念した方がいい」と思っていませんか。
でも不安が残るでしょう?
不安が残った状態で入試の勉強を再開しても、100%の成果は得られないかもしれません。
せっかくならしっかり悩みを解消してから学力試験の勉強に専念した方がいいのは間違いないです。
安心してください。
今回の記事では、志望理由書を書く必要性から志望理由書の書き方までしっかり解説していきます。
書店に行って本を探したり他のWEB記事を読む必要は一切ありません。
この記事を最後まで読むだけ!
これで全てが解決しています。
九州大学医学部の志望理由書の必要性
まずは志望理由書はどうして必要なのか?
これを説明していきます。
志望理由書は面接の材料
九州大学医学部は、近年ようやくですが二次試験に面接を導入しました。
医学部の中では最も遅い導入です。
私は医学部受験の面接はあまり好きではないんですよね。
と言うのも、点数を操作されちゃうかもしれないと思ってしまいます。(実際にはされてないかもしれませんが笑)
特に最近は私立大学医学部での問題もあって、この疑問はより真実味を帯びてきています。
そもそも受験生も試験を頑張ってきているわけですから、面接点と言った主観的な判断で合否を決めるのはどうなのかと思いますが、、、
話は脱線してしまいましたが、本題に入っていきます。
九州大学医学部の受験において志望理由書が何に使われるかと言いますと、主に面接の材料となります。
試験管は受験生のことを全く知らないわけです。しかし限られた時間(5~10分)で、合否の判断をしなくてはならない。
そこで大事になってくるのが志望理由書になります。
面接を効率よく進め、受験生から合否の判断ができるような情報を聞き出す。
これを可能にするのが志望理由書です。
(と大袈裟に書きましたが九州大学の場合はそこまで大事ではないんですけどね笑)
志望理由書>面接
「それなら面接でしっかり答えればいいじゃん」
ああ言えばこう言うで、このように思う生徒も出てくるでしょう。笑
でも考えてみてください。
あなたは面接を何分受けていますか?
たった5分程度です。
一方で試験管が志望理由書を読む時間は何分でしょうか?
出願してから二次試験の面接の日(2月27日)までなので相当な期間がありますよね。(九大の先生がどれだけ熱心に読んでいるかは知りませんが笑)
つまり志望理由書で書いた内容の方が面接で答えた内容よりも採点者側には印象に残りやすいと言うことです。
これで志望理由書の必要性は分かったと思うので、次は志望理由書の書き方を説明していきます。
九州大学医学部の志望理由書の書き方
「志望理由書なんて何書けばいいか分からない」
こう思っていませんか。その結果「適当に書いて出そう!」なんてことになったら勿体ないです。
これを読めむだけで何を書けばいいか全て分かります。
志望理由書に書くこと
ではあなたが志望理由書に書くべきことをしっかり説明していきます。
その前に、九州大学の志望理由書は「志望する理由を将来像を含めて記述しなさい」とテーマが与えられています。
また与えられている用意の行数は25行なので、目安として600~700字と考えてください。
① 志望する理由
志望理由書ですから、第一に書くべきことは志望理由でしょう。
全体としてまとまりのある文章構成にするためにも志望理由は非常に大事になってきます。
ここで書くコツは欲張らないこと。
具体的に言うと、理由を複数挙げないことですね。(文字数的にも1つで十分かと思います)
◎いい例
- 私が九州大学を志望する理由は、将来基礎研究に携わるための学び場としてMDPHDが最適と考えたからです。
- 私が九州大学を志望する理由は、私が興味のある最先端の治療が大学病院で行われているからです。
やや意識は高すぎるかもしれませんが、理由を1つに絞っていて非常に分かりやすいです。
×悪い例
- 私が九州大学を志望する理由は、大学病院では最先端の治療を行なっており、研究にも力を入れて、多くの先輩方を見て学べるからです。
極端すぎるかもしれませんが、これだと文章構成も分かりにくくなりこれから先も全部のことに触れて書かないといけないので内容が浅くなってしまいます。
志望理由は1つのことを分かりやすく書く。
これが書く側にとっても書きやすいし、読む側にとっても読みやすいのでオススメの書き方になります。
② 将来像を書く
将来像を書くこと。
これが一番大事になってきます。
と言いますか、理由を書いたらあとは書くのは将来像だけです。
「え、文字数足りる?」と思ってしまったあなた
大丈夫です。
将来像だけを書くのではなくて、どうしてそのように考えるようになったかと経緯も書いていきましょう。
- 〜という経験をして
- 〜と考えるようになったから
- 〜のような医師になりたい
といった感じで書くのがいいでしょう。
このように1つの理由に対して、将来像を経緯も踏まえて述べることにより中身のある試験官にとっても分かりやすい文章が完成します。
志望理由書を書くときに大事なこと
では最後に志望理由書を書く上で大事なことをお話しします。
最も大事なことは余計なことは書かないことです。
「字数余ったからちょっと研究に興味があるとでも書いとこう」なんてのは絶対にダメです。
文章のまとまりがなくなるという理由もありますが、それ以上に面接で質問された場合に困るのはあなたです。
面接は志望理由書の内容をもとに行われます。
つまり書いてしまった内容は聞かれる可能性があるということです。
自分で自分の首を絞めないように、あなたが興味のない内容・思ってもない内容は絶対に記載してはいけません。
この記事の内容はいかがでしたでしょうか。
きっと読む前と比べてあなたの志望理由書の内容は良くなると思います。
志望理由書の書き方まとめ
- 志望理由は1つの理由を書く
- 将来像は経緯を含めて詳細に記載する
- 返答に困るので余計なことは書かない
志望理由書なんてサクッと済ませて、大事な筆記試験の勉強に時間を割きましょう!