成績がいい人のあるあるを一気に紹介!なんで成績が上がるのかも解説
「成績が良くなりたい!」というあなた。
いいお知らせがあります。
この記事で、『成績がいい人のあるある』をお話しします。
成績がいい人の特徴は何があるのか?
その特徴を知ることで、あなたも成績がよくなるかもしれません。
もちろん、すべてを真似することはできません。
しかし1つでも真似してみることで、あなたの勉強効率は一気に上がり成績も急上昇!
なんて夢のようなことが起こるかもしれない。
私も、ただ『成績がいい人のあるある』を紹介するだけでなく、「なぜそれが成績UPにつながるのか」を考えてみました。



成績がいい人とは?


さて、『成績がいい人のあるある』を紹介するわけですが・・・
「成績がいい人」とはどんな人かご説明します。
この記事では、私がラ・サールで競い合った仲間の中から成績のトップ10の人たちを参考にお話ししていきます。
なので、「公立で勉強がちょっとできる人」ではありません。
九州の中でもトップクラスの人。
東京大学理科Ⅰ類なら、インフルエンザにかかっても、1科目くらい受験しなくても合格できるレベルの人たちです。
私は中学が下関の公立中学、高校がラ・サールと進学しました。
もう全然違います。
「勉強が周りよりもできる」ということは同じなのですが、立ち振る舞いは全然違います。
まあ、中学生と高校生の差かもしれません・・・笑
この記事では、その違いを話していきましょう。
成績がいい人のあるある


では、いよいよ本題です。
『成績がいい人のあるある』をお話ししていきます。
① テスト前に「勉強してない」アピールをしない
私が絶対にお伝えしたいのはこれです。
中学の教室を思い出してください。
テスト直前になると、至るところで「やばい、勉強全然していない」という『勉強していないアピール合戦』が起こります。
合戦といっても勝手に1人で舞い上がっているだけの無益な戦い。
今になって告白しますが、私はこの合戦があまり好きではありませんでした。
「絶対、この人勉強してるでしょ?」って思いながら、聞いてましたね。
テストのたびに「あ〜、また言っているよ」みたいな。
なんと、ラ・サールではこの合戦が見られません。
0ではないのですが、何人かが勝手に1人でやってるだけです。
では、この『勉強していないアピール合戦』はなぜ起こるのか考えていきましょう。
私が考える理由としては、
- 成績の悪かったときの予防線をはってる
- 勉強せずに点数が取れた方がかっこいいと思っている
- 友達がやっているから自分もする
こんな感じでしょうか。
どれもネガティブな理由なんですよね。
まあ、「友達がやっているから」に関しては、友人付きあいという意味でポジティブかもしれません笑
1つ目の理由が注目すべきものです。
しっかり勉強していて自分の学力に自信があるなら、成績が悪かったときの予防線なんて必要ありません。
そもそも成績が悪い想定をしてテストに取り組むこと自体が間違えています。



自分の勉強量を信じて、自信を持ってテストに挑むことができるなら『勉強していないアピール合戦』はしなくていい。
まずは、この自信がつくまでがむしゃらに勉強しましょう。
勉強する習慣がついたら『勉強していないアピール合戦』もバカらしくなります。
なんといっても、自分の勉強を否定する行為ですから。
「なんで、自分がした勉強したことを自分でしていないって言えるんだ?」と思えるようになるまで勉強しましょう。
② そもそもテスト前に悪あがきをしない


成績がいい人のあるあるの2つめは、『テスト前に悪あがきはしない』ということ。
先ほど、『勉強していないアピール合戦』が起こると言いましたが、成績のいい人はテスト直前に勉強を詰め込もうとしません。
十分勉強して、もうすることがないというレベルまで勉強したら、直前の勉強なんて必要ないわけです。
さらに成績がいい人は、しっかり勉強しているのでテスト範囲が膨大であることがわかっています。
つまりテスト直前にどれだけ頑張っても、雀の涙にしかならないことを知っているわけ。
だから直前に無理して詰め込んだりしないわけです。
さらにもう1つ理由があります。
勉強ができる人は直前の詰め込みが意味がないと分かっているのではないかと思います。
成績のいい人はテストの日まで、何回も何回もできるように繰り返してきたはず。
「何回も繰り返してきてようやく覚えられたのに、直前の暗記なんてムダ。今覚えてもテスト後には忘れてる。」と感覚的に感じてるのかもしれません。
私はこの、「テスト直前の暗記はテスト後には忘れてるから意味がない」という考え方はすごい大事だと思います。
学校のテストでも安定してずっと上位にいるのってかなり難しいことです。
毎回のテストを徹夜や直前の詰め込みで乗り切っているようでは難しい。
高校1年生ではなんとかなるかもしれませんが、問題の難易度が上がり範囲が増えるにつれて順位は下がってきます。
ハイレベルな高校で安定して上位の成績を取り続けている人は、計画的に努力する。
そしてテスト直前は、「今更の勉強なんて意味がないから」と何もしない。
このような人が多い気がします。
余談ですが、私はテスト前の休憩時間はぼーっとするか寝てました。
というのも、テスト前に頑張ったらテスト中に集中力が切れる気がしたんですよね。
ラ・サールのテストって120分で行われるのが多いですから、休憩時間は頭を休めないととてもじゃないですけど集中力がもちません。
テストで100%に近い力を発揮するためにも、『直前に悪あがきをしない』のは大事ではないかと思っています。
③ ノートは赤と黒の2色


3つ目は『ノートは赤と黒の2色』です。
(ノートがフルカラーなのに、成績がいい人はごめんなさい。この項は優しくスルーしてください(^ ^))
さて、なぜ『ノートは赤と黒の2色』がいいのでしょうか?
(ちなみに私は黒の1色でもいいと思っています。)
それはノートを取るのに使う時間を短縮した方が、自分の頭で考える時間が増えるからです。
では、授業でノートを取ることの最終目標はなんでしょうか?
フルカラーで綺麗にして友達に「貸して欲しい」と頼まれるようなノートを作ることでしょうか?
(確かに、このような人は貴重ですし、クラスに1人はいないとテストが崩壊するかもしれません笑)
でも、答えはノーです。


後で復習がしやすいノートを作ることでしょうか?
お、先ほどよりは答えに近づきました。
でも答えはノーです。
確かにノートが復習しやすいようにまとまっていれば、成績も上がるかもしれません。
それでも、ノートを取る目的とはややズレています。
答えは、授業内容を理解するため。
極端な話、授業を聞いて理解できればノートなんて取る必要はありません。
ポイント
ノートを取るのはあくまで『手段』。
『目的』は授業内容を理解することです。
別にノートなんて取らずにボイスレコーダーでもいいわけですから。



だったら、授業中もノートは早めに取り終わって「自分の頭で考える・少しでも暗記する」ような時間に使った方が効果的。
ノートを取るのに集中していても、内容が理解できているとは限りません。
ノートを取った後に、そのノートの内容を自分なりに考える時間こそが大事なわけです。
このノートを早くとるためには、『ノートは赤と黒の2色』が理想です。
大学受験のために覚えるべきことは赤、それ以外は黒で十分。



④ 優先順位がわかる


4つ目は成績がいい人は、『優先順位の付け方が上手い』ことです。
私はこれこそが生涯生きていく中で大事なことだと思っています。
『優先順位の付け方が上手い』なら、仕事の作業効率も格段に上がります。
しかも、大事なことを優先して行うので結果を出すのも早くなります。
受験勉強を通じて得られるものの中で、最も大事のものの1つが『優先順位の付け方が上手くなること』でしょう。
話がズレたので戻しますね。
成績がいい人には、『優先順位の付け方が上手い』人が多い気がします。
といいますか、成績をよくしようと工夫すれば勝手に優先順位のつけ方が上手になるのかもしれません。
例えば数学だけを勉強していても学校の定期テストの順位はなかなか上がりません。
国語や英語、理科といった他の科目を勉強してようやく成績が上がってきます。
つまり成績を上げようとすると、バランスよく勉強するように時間配分を考えるわけです。
さらに勉強を進めていくと、点数の取り方がダンダン上手くなってきます。
苦手な科目を勉強したり、毎回のテストで先生が出す確率の高い問題に時間を割くようになります。
また、経験を積むことで各科目ごとに割く時間の配分も上手くなります。
このようにして優先順位をつけられるようになるのではないかと思っています。
この『優先順位の付け方が上手い』ことが文化祭とか体育祭の準備などでも生きていきます。
高校生が勉強するのって、受験のためだけではないんですよね。
よく「大学受験意外には意味がないでしょ?」っていう高校生が多いんですが。
私は得られるものがたくさんあると思っています。
4つ目のあるあるは『優先順位の付け方が上手い』ので、テキパキと作業をこなせるということです。
⑤ 学校の先生と仲がいい


5つ目は『学校の先生と仲がいい』ということ。
5つ目にして、あるあるっぽいのが出てきましたね笑
今まではあるあるではあったけど、なんか内容が重たいものばっかりでした。



なんか成績がいい人って、学校の先生と仲が良くないですか?
それもそのはず。
学校の先生も人間ですから、勉強を頑張る人は好きになります。
(ごくたま〜に、自分の大学のレベルを生徒には超えてほしくない先生もいますが、かなり少数派なのでこの際は無視しましょう笑)
自分が授業で教えたことをしっかり勉強してくれる人が好きになるのは当然です。
この気持ちはすごくわかりますね。
私も生徒に教えたことを生徒がしっかり理解していたとき(次に聞いたときにスラスラ答えれたとき)はすごく嬉しくなります。
なんか内容によっては、涙が出てくる時もあるんですよね笑
だから先生の気持ちもよく分かります。
頑張ってるから先生から好かれる。
だから先生とも仲良くなる、っていうのが理由ですね。
ただ先生の好みも様々なので、必ずしも成績のいいひとが好かれるわけではありません。
⑥ 意外とゲームが好き


だんだんと「あるある」っぽくなってきました!笑
6つ目は、『意外とゲーム好き』です。
なんか、成績がいい人ってゲームが好きな人が多くないですか?
私のラ・サールの同期で、「これが天才か!」と思う人もモンスターハンターを愛していました。
仲の良い理Ⅲにいった友人もゲーム好きで、医師国家試験の勉強の間もポケモンをずっとやっていたと言ってましたね。
「でも、自分の周りの成績がいい人にゲーム好きはあまりいないかも?」
と言われるかもしれません。
では「部活を頑張っている」とか「読書が好き」とかならどうでしょう。
成績がいい人は何かしら好きなものや頑張っていることがあると思います。
つまり勉強の息抜きに気分転換できることを持っているということです。
成績がいい人ほど勉強だけの生活にはなっていません。
アイドルのライブが好きという人もいますし、部活に青春を捧げている人もいます。
こんな人たちは気分が爽やかになって、大事な勉強への集中力が高まるのです。
ただ、難点は勉強以外のことにハマりすぎて勉強に集中できなくなること。
これは本当に難しい。
何気なく始めた部活に全力で高校3年生までノー勉なんて子も普通にいます。
勉強の効率を上げたいなら、気分転換になる自分なりの趣味を見つけましょう。



成績のいい人あるある
〜いろんな人に聞いてみました〜


ここからは、私の塾の生徒やスタッフにも『成績のいい人あるある』を聞いてみました。
答えてもらった中でいくつかを紹介していきたいと思います。
① 公文に通っていた
これは納得!
確かに、成績がいい人は公文に通ったことがある人が多い気がします。
私は下関の公立小学校・中学校→ラ・サールと進学しました。
下関にいたときよりも、ラ・サールにいたときの方が公文経験者が多かった気がするんですよね。
最近つくづく思うんですが、幼少期の教育ってめちゃくちゃ大事です。
幼少期にどれだけ教育を受けて発達できたかで、大学受験の結果も変わってきます。
私も公文に通っていましたが、まず、公文のおかげで計算が得意だったのは大きかったと思います。
数学だけでなく、物理も化学も計算が合わないと点数が取れません・・・
計算力は大学受験においてかなり大事になってきます。
あとは、現代文ですね。
小さい頃から現代文を読む習慣をつけるのってかなり大事なんですよ。
現代文を読む力を自然と鍛えていけるのも公文のいいところです。



② 字が汚い人が多い


これは・・・偏見ですね笑
「成績がいい人=字が汚い」は成り立ちません。
というのも、私は最初、成績がいい人あるあるに『字が綺麗』を入れようと思っていました。
ラ・サールの上10人は、字が綺麗な人が割と多かったんですよね。
先生が読みやすい・採点しやすい字を書くな〜という印象でした。
そもそも成績がいい人って字を書く回数が多いですよね。
ということは、字が段々と綺麗になっていくのでは・・・
と思ったのですが、ただ書くだけでは綺麗にはならないですね。
まあ、あまり字の綺麗さと成績には相関はないということで!



成績がいい人のあるある・まとめ
今回紹介した『成績のいい人あるある』は、勉強を繰り返した結果、少しずつ身につくものが多いです。
私が『成績のいい人あるある』と思ったものをまとめておきます。
成績いい人のあるある
- 勉強していないアピールをしない
- そもそもテスト前に悪あがきがない
- ノートは赤と黒の2色
- 優先順位がわかる
- 学校の先生と仲がいい
- 意外とゲームが好き
真似したからといって成績がいい人になれるかどうかは分かりません。
学校の先生と仲良くしたからといって、成績が上がるわけではありませんし笑
ただ、「ノートは赤と黒の2色」は大事かなと思います。
ノートを取る時間は最小限に抑えて、あとは自分で考える時間に回す。
理にはかなっています。
今回の内容は読み物として、参考程度にしてください。
少しでもお役に立てれば、そして楽しんでもらえたら!
と思って書きましたので。

