なんと5000時間?九州大学に現役合格するための勉強時間を大公開

「九州大学に合格するのにどれくらい勉強すればいいの?」
「実際に合格した人たちって1日何時間勉強してたの?」

今回は、あなたのこんな悩みにお答えしていきます。

最初に1つお願いがあります。
「成績を本気で上げたい」「絶対に九大に合格したい」という気持ちがある場合のみ、これから先を見るようにしてください。

この記事では一切甘い話はしません。
「とりあえず1日2時間勉強すれば十分!」なんてことは話さないつもりです。

『九大受験』という現実をありのまま話し、合格するためには『どのくらい勉強時間が必要か』という現実を100%そのままお伝えします。

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中原 遼太郎

九大受験に特化した学習塾
『竜文会』代表

『竜文会』開校後、初年度には国立大学医学部や九州大学に合格者を輩出。

2年目には旧帝大医学部にも合格!

九州大学の過去問を20年分以上分析して指導カリキュラムを作成。

九州大学医学部に現役合格した経験を生かして、『学習計画の作成』や『LINEでのいつでも相談』による1人1人のサポート・九州大学に特化したハイレベルな演習で「九大受験生」をサポート。

経歴

もっと知りたい方は中原先生の紹介へ!

※ 当ブログでは、九大受験生や親御様の悩みをリサーチした上で、表面的な悩みだけでなく根本的な悩みを解決できるようなコンテンツ制作を心がけています。コンテンツ制作は、中原遼太郎(九州大学医学部卒・竜文会代表)が担当。制作の流れや想いに関しては、コンテンツ制作ポリシーページを参考にしてください。

目次

九州大学合格に必要な勉強時間

では、いきなり結論からいいましょう。
九州大学に合格するために必要な勉強時間は、

  • 医学科以外:4500時間〜5000時間
  • 医学科:8000時間超

※高校3年間での総合時間です。
こんな感じでしょうか?

もちろん、人によって勉強時間は変わってきます。

医学科以外の4,500〜5,000時間は、公立のトップ校に上位で合格した人の目安。
公立高校にそこそこの成績で入った理系の人だと、6,000時間かかることもあります。

ここからはもっと具体的にお話をしていきます。
『なぜこれだけの勉強時間が必要なのか?』ということを丁寧に解説していきます。

九州大学合格に必要な
勉強時間・医学科以外

医学部医学科とそれ以外の学部では全くの別物なので、ここからは別々にお話ししていきます。
まずはそれ以外の学部からお話しします。

先ほどもお話ししましたが、九州大学(医学科除く)の合格に必要な勉強時間は、4500時間〜5000時間です。

合格者の勉強時間

では、実際に合格した人たちはどのくらい勉強しているのでしょうか?
東進の調査によると、難関大学に現役合格した学生は、約4000時間勉強しているそうです。

勉強時間4000時間の内訳

 平日休日
高11時間2〜3時間
高22〜3時間4時間
高34〜5時間7時間
(受験期) 10時間

ちなみに4000時間を割り振るとこんな感じです。

中原先生

確かに高校生を見ているとこんな感じの人が多いなって気がします

合格と不合格は紙一重

では、4000時間になるように勉強したらいいのでしょうか?
答えはノーです。

なぜなら、受験は『フライングスタート』が許されているからです。

高校で必要な勉強時間なんて人によって変わってきます。
小さい時から公文に通っていた人や、難関私立の受験のために勉強してきた人とそうでない人では下積みが違います。

実際は高校1年生の時点でスタート時点が違うのです。

高校までの実力の差があるので合格に必要な時間は人によって違う

高校までの実力差があるので合格に必要な時間は人によって全然違う!

さらに『順位がどのくらいで合格するのか?』ということも考えてほしいのです。
私がこう言うと「でも、合格してしまえば一緒じゃない?」と言う人もいます。

もちろん、この意見は正しいです。
ですが、あくまで結果論。

『合格してしまえば』という前提がまずおかしいわけです。

ズバリ言いましょう。
合格最低点で受かる人なんて50%(もしかしたら60%かも)の確率で落ちています。

つまり、ただ運がよかっただけ。
極端な話をすると、ジャンケンでたまたま勝ったから合格できただけです。

さらに深い話をすると、九州大学なら、合格最低点の±30点(±2%)の受験生に学力の差なんてありません。

ではどうして点数に差が出たのか?
主に、問題との相性でしょう。

実際、東進の調査によると、難関大学の現役受験者の勉強時間は、合格者の平均が4,247時間、不合格者の平均が3,898時間。
差はたったの350時間です。

1日20分勉強時間を増やすと、高校3年間で365時間増えます。
つまり、たった20分で合格者と不合格者の差は逆転できるということです。

100%合格するための勉強時間

あなたが目指すべきなのは、なるべく高確率で合格できる状態。
分かりやすく言いますと、模試でいうA判定です。

たまに、「B判定なのに落ちた」「C判定だから大丈夫と思ってた」なんて人がいますが、落ちたことに何も不思議はありません。
C判定は合格ボーダーなので落ちる可能性も十分ある。

B判定でも、問題の相性によっては落ちます。

高校3年生の時(少なくとも秋以降)にA判定を取っている!
これがあなたが目指すべきラインです。

と考えると、4000時間では不十分でしょう。
4500〜5000時間。

中原先生

できれば5000時間は確保したいところです

勉強時間5000時間の内訳

 平日休日
高12時間3〜4時間
高23〜4時間6時間
高34〜5時間9時間
(受験期) 10時間

5000時間確保しようと思ったら、こんな感じですかね。
高校3年生の勉強時間はなかなか増やすことができないので、高校1・2年生の勉強時間を増やすしかありません。

注意して欲しいのですが、これはあくまで目安です。
この勉強時間を確保したからといって、あなたがA判定を取れるわけではありません。

というのも、大学受験にはいくらか『才能』というものが影響します。
これは幼少教育で決まるので、もはやどうこうできるものではないかもしれません。

だから1時間でも多く勉強する。
この意識を持ってください。

やるべきことから逆算してみる

ちなみに、『5000時間』というのは目安であって、ゴールではありません。
要は勉強すべきことが終わればそれでいいのです。

ここでは、入試までにやるべきことから逆算して考えていきます。

私はたくさんの生徒と面談をしているのですが、(高1の生徒に)「今って何を勉強しているの?」って聞くと、「青チャートを1日3問は解くようにしています!」と堂々と答えてくる生徒がいます。
もちろん、青チャートを高1から取り組むのはいいことです。

でもこのペースって入試に間に合うのでしょうか?

1日3問。
このペースで勉強をしていくと、1年で約1000問。

つまり、3年間で約3000問。
青チャートが1冊あたり約800なので、3冊で約2500問。

つまり、3年間で1周できるペースです。
「なんだ、青チャート終わるじゃん!」って思いましたか?

ちょっと待ってください!
たった1周ですよ。

とてもではないですが、青チャート1周では九大なんて絶対に受かりません。

私は青チャート3周が1つの目安と思っています。
青チャートを3周こなしたら、「まあ、戦えなくはないかな」ってラインです。

ただ、合格ラインには届かないので他の科目次第って感じなわけです。

仮に高校1年生から毎日青チャートを1時間するとしましょう。
1時間で解けるのは5〜6問。(重要問題や章末問題とかはペースが落ちます・・・)

なので、3年間このペースで勉強すると、青チャートが1.5〜2周終わることになります。
数学で合格ラインを取ろうと思ったら、青チャートを終えた後に問題演習を積み重ねないといけません。

そう考えると、数学は高1から1.5時間は欲しいところ。

中原先生

1日1.5時間なら3年間で1500時間

しかも、数Ⅲとかは時間がかかるのでもっと時間が必要になってきます。
しかも、これ数学だけの時間です。

(数学の中でも青チャートにかかる時間だけ!)

このように勉強すべきことから逆算すると5000時間でも足りないことが分かってきます。

九州大学に合格する方法

九大合格に必要な勉強時間を
参考書ごとに計算してみる

ここまで、やるべきことから勉強時間を逆算する話をしてきました。
では、九大に必要な参考書を全部やり切るには、実際に何時間かかるのか?

ここからは、公立高校にそこそこの成績で入った理系の人を想定して、科目ごと・参考書ごとに全部計算していきます。

科目ごとの勉強時間

全部の科目を足すと、九大理系に合格するために必要な勉強時間は6,249時間。
1日6時間の勉強を3年間続けて、ようやく届く時間です。

九大理系に必要な勉強時間

科目勉強時間
数学2,094時間
英語1,570時間
理科
(物理・化学)
約2,000時間
国語410時間
社会・情報175時間
合計6,249時間

「1日6時間なんて無理」と思ったかもしれません。
ただ、勉強時間を少なく見積もっているのは、周りの九大受験生も同じです。

九大に落ちる理由で一番多いのは、必要な勉強時間を勘違いしていること。
だからこそ、必要な勉強時間を先に把握したあなただけが、ライバルを突き放すことができます。

参考書は「3周」で計算する

ここからの計算は、どの参考書も「1周にかかる時間×3周」で出しています。
「2周目や3周目は、もっと早く終わるんじゃないの?」と思った人は鋭いです。

確かに、1周目で勉強法を間違えなければ、周を重ねるごとに時間は短くなります。
ただ、身につかない問題は4周、5周とやることになるし、前に解いた問題は忘れるので復習の時間も必要です。

これらを考えると、「1周×3」は実際に取り組む時間にかなり近い数字。
少なく見積もった時間ではなく、現実的な時間だと思ってください。

数学は2,094時間

九大理系数学で必須の参考書は、チャート、1対1対応の演習、理系数学の良問プラチカ、スタンダード演習の4冊。
これに共通テストと九大の過去問を加えると、全部やり切るのに2,094時間です。

数学に必要な勉強時間

参考書勉強時間
チャート1,224時間
1対1対応の演習400時間
プラチカ
スタンダード演習
300時間
共通テストの過去問120時間
九大の過去問50時間

一番時間がかかるのはチャート。
例題が3冊で約1,200問あり、1時間に5問のペースで1周240時間、3周で720時間かかります。

練習問題も、例題の7割の時間で計算すると504時間。
つまり、チャートだけで1,224時間かかります。

1日2時間やっても、約1年8ヶ月かかる計算です。
正直、チャートをどのタイミングで終わらせられるかが、九州大学の合否を決めます。

九大数学を攻略するコツは、どれだけ早くチャートを終わらせるか。
チャートさえ終われば、残りの870時間は1日2時間で1年、休みの日に4〜5時間頑張れば8ヶ月ほどで終わります。

ちなみに、「チャートは時間がかかるから、基礎問題精講でサクッと1周しよう」と考えるのは絶対にやめてください。
900時間をショートカットしても、そのツケは必ずどこかで回ってきます。

英語は1,570時間

英語は、九大合格に必要な参考書を全部こなすのに1,570時間。
1日2時間やって、約2年かかります。

英語に必要な勉強時間

勉強すること勉強時間
英単語270時間
英文解釈400時間
長文読解600時間
自由英作文50時間
共通テストの
リーディング
60時間
リスニング90時間
英文法・語法
英熟語
100時間

時間がかかるのは長文読解。
九大の過去問15年分を含めて300題、1題60分で復習まで入れると600時間です。

英文解釈は、入門英文解釈の技術70と基礎英文解釈の技術100で400時間。
九大の英語長文に関して言えば、英文解釈を極めた時点で勉強の70%程度は完了しています。

英語で差がつくのは、英熟語・語法・リスニングの200時間を捻出できるか。
英単語や長文はほとんどの九大受験生が取り組むので、最後の200時間で勝負が決まります。

理科は数学と同じ
約2,000時間

理科は、物理と化学で約2,000時間。
最低限の勉強だけなら物理765時間・化学690時間ですが、九大で7割、8割を狙うならそれぞれ1,000時間は必要です。

理科に必要な勉強時間

科目最低限余裕を持つなら
物理765時間1,000時間
化学690時間1,000時間

「理科ってそんなに大事なの?」と思われたかもしれません。
ただ、九大の二次試験の配点は、数学も理科も250点で同じです。

配点が同じなら、必要な勉強量も同じ。
しかも、数学は3年間勉強できるのに、理科はたった2年で九大レベルまで仕上げないといけません。

ほとんどの高校で、理科が本格的に始まるのは高2から。
2年間で2,000時間を確保しようと思ったら、1日平均2.7時間が必要です。

私の母校のラ・サールでも、「高2から毎日2時間、理科の勉強をしてようやく九大医学部レベル」といつも言われていました。
なので、医学部医学科以外を目指す場合も、毎日2時間は欲しいところです。

数学と英語に時間を使いすぎて、高得点が一番取りやすい理科で点数を落とす。
これが、不合格になる典型的な九大受験生のパターンです。

国語・社会・情報は
合わせて585時間

国語は410時間。
古文210時間(単語110時間・文法50時間・長文50時間)、漢文100時間、共通テストの演習100時間です。

ただ、この410時間に現代文の時間は入っていません。
現代文が苦手な場合は、100時間、さらには200時間がプラスで必要です。

社会は125時間、情報は50時間。
社会は参考書を2周読んで、共通テストの過去問を25セット解くイメージです。

配点の低い社会は、短時間で最低限の点数を取り、理系科目や英語に時間を回すのが最強の戦略。
私自身、社会の勉強で失敗したので、これは強く伝えておきます。

私が九大医学部に
受かるまでの勉強時間

「本当にそんなに必要なの?」と思われたかもしれないので、私が九大医学部に受かるまでに実際に勉強した時間も計算してみました。

私が九大医学部に受かるまでの勉強時間

科目勉強時間
数学4,000時間
英語2,500時間
理科3,000時間
国語・社会1,000時間
合計10,500時間

九大医学部を目指していたので1万時間を超えましたが、6,249時間という数字が的外れではないことが分かると思います。
あとは、この時間を入試までの日数で割り、毎日その勉強時間を確保するだけです。

九大に必要な参考書を、いつまでに終わらせればいいか ›

九州大学合格に必要な
勉強時間・医学部医学科

続いて、九州大学・医学部医学科に必要な勉強時間を話していきます。
はっきり言います。

先ほどとは、世界が違います。
これから先を読む人は、覚悟を持って読んでください。

ちなみに、大学生にアンケートを取ると「高1の勉強時間は1時間くらい」なんて人もいます。
これは、私が最初に話した8000時間超とは全然違います。

そこで、「なぜ勉強時間が足りない人が合格できるのか?」という秘密についてもお話ししていきます。

医学部医学科の現実

最初にお話ししたいのは、戦う相手が全然違うということ。
医学科以外の学部の場合は、公立高校の上位〜中堅層が相手です。

ただ、九州大学医学部医学科になると、『ラ・サールや久留米附設の上位層』と『私立や公立トップ高の最上位層』が相手になります。
あなたが通っている高校の1位でも合格できるか分からない、そんなレベルになるわけです。

このレベルになると、もはや高校入学の時点でかなりの勉強時間を積み上げています。

私の母校であるラ・サール高校を例にお話ししましょう。
中学受験で入る生徒は、小3・4くらいから進学塾に通い始めます。

そして小6の夏は毎日、朝から夜まで勉強。
ラ・サールに合格した後も寮の義務自習で毎日3〜4時間は勉強。

(もちろん、頑張る生徒はもっとやります。)

膨大な課題をこなしつつ中学生活をこなし、中3から高校内容に入っていきます。

高校3年間も課題がとても多く、テスト範囲も膨大で、『ほとんどの人が毎日5時間勉強しても満足にこなせない量』になんとか食らいついていきます。
こんな6年間を過ごし、学年約250人中50くらいまでが九大医学部や東大に進学するわけです。

ラ・サール生の大学受験までの過程

九大医学部を目指すなら何年も勉強し続けてきた人と戦わなければならない

九大医学部を目指すなら戦う相手はずっと勉強してきた猛者ばかり

公立高校の最上位層についてもお話ししておくと、大体の人は高校受験で久留米附設かラ・サールに合格しています。
中には、灘や慶應女子にも合格している人もいて、このような人たちは中学3年間で、高校3年間分に及ぶ勉強時間をこなしているわけです。

中原先生

簡単に言いますと高1の4月の時点で天と地ほど差があります

「高1の勉強時間は1時間くらい」と答える人は、ほとんどが中学受験や高校受験で頑張った人。
公立高校に向けた勉強しかしていない人が、これしかしていないようでは絶対は無理でしょう。

医学部医学科に合格するための勉強時間

では、具体的に勉強時間についてお話しします。
1つの目安は8000時間。

もちろん、高1までどれだけ勉強してきたかで変わってきます。

勉強時間8000時間の内訳

 平日休日
高15時間7時間
高25〜6時間8時間
高35〜6時間10時間
(受験期) 10時間

細かい時間を計算すると、こんな感じですかね。

覚えておいてください。
この勉強時間をこなしたからといって、合格するとは限りません。

ただ、このくらい勉強しないと合格できないレベルである。
これが伝えたいだけです。

いいですか。
中学受験をこなし、中高一貫校で中学3年間を過ごしてきた人と戦わないといけません。

高校受験でトップクラスまで上り詰めた人もライバルです。
勉強時間なんてどれだけあっても足らない。

これだけは絶対に覚えておいてください。

九大に合格するための勉強時間配分

ここからは、『勉強時間配分』についてお話しします。
勉強時間についてはこれまで話してきました。

大事なことは勉強時間を確保すること!
しかし、勉強時間を確保することと同じくらい『勉強時間配分』は大事なことです。

勉強時間配分が大事な理由

最初に、勉強時間配分が大事な理由をお話しします。
当然知っていると思いますが、九大受験は総合力!

国語・数学・英語・社会・理科の合計点で合格が決まります。
『数学だけが出来る人』よりも『数学と英語が出来る人』の方が合格可能性は高くなります。

まあ、結論から言うと、1つの科目がめちゃくちゃ出来るよりも、すべての科目がそこそこ出来る方が合格可能性は格段に高くなります。

というのも、理由があります。
高校受験だと「数学がめちゃくちゃ得意で、9割とって逃げ切る」みたいな人も結構いました。

しかし、九州大学のレベルになると、1つの科目で高得点を取るのが難しくなります。
数学がめちゃくちゃ得意な人でも理系数学で9割取るなんてのは難しいわけです。

また1つの科目に頼ってしまうと、出題傾向が変わって予定の点数が取れなかったときに、不合格の可能性が一気に高くなってしまいます。

高校受験とはレベルが違って、高得点が難しい。
だからこそ、すべての科目で満遍なく点数をとる。

この姿勢が、合格を一気に近づけます。

勉強時間配分の基本的な考え方

では、どのように勉強時間を配分すればいいのでしょうか?
ここでは、基本的な考え方をお話しします。

  • 2次試験にある科目から始める
  • 大学受験の配点の比率と同じにする

この2つを意識することができれば、大きな失敗はありません。
具体的に話していきます。

ここでは、九州大学工学部を目指している生徒(Aくん)を考えていきます。
(ちなみに、九大の理系学部はほとんど同じ配点なので、参考になると思います。)

まず、1つ目の『2次試験にある科目から始める』についてお話ししましょう。

問題の難易度について考えると、共通テスト<2次試験になります。
2次試験を解こうと思ったら、学力をよりつけないといけないわけです。

つまり、必要な勉強時間も多くなります。

なので、まずは2次試験にある科目を中心に勉強をしていきましょう。
九州大学工学部を目指すAくんの場合は、数学、英語、理科になります。

そして肝心な『大学受験の配点の比率と同じにする』を説明します。
勉強を始めたときは、「どの科目をどれだけしたらいいか分からない」と悩むこともあるでしょう。

その時に参考にして欲しい考えです。
具体的に話すと、Aくんが目指す九州大学工学部の配点は以下になります。

共通テスト配点

国語数学英語理科社会情報
1001001001005025

2次試験配点

数学英語理科
250200250

つまり、2次試験にある数学・英語・理科の配点は、以下の通り。

3科目の配点

数学英語理科
350
(100+250)
300
(100+200)
350
(100+250)

まあ、ざっくり計算すると、すべて同じ配点です。
つまり、数学:英語:理科=1:1:1の比率で勉強をするといい、ということになります。

この考え方のいいところは、勉強が偏る可能性が低くなること。
つまり、満遍なくすべての科目を勉強することができます。

共通テストだけの科目も同じ考え方です。
例えば古文は、共通テストの45点が九大では約22点に圧縮されるので、1,175点満点のうちたった1.9%。

参考書ごとの計算では、古文にかける時間は6,249時間のうち210時間、約3%でした。
配点と勉強時間の比率が、ほぼ一致します。

ただ、注意も必要です。
時間に余裕のある生徒はこれでいいですが、高3生など時間が差し迫っている場合は少し戦略が必要になります。

あくまで、1つの目安であることを覚えておきましょう。

九州大学に合格する方法

量よりも質が大事?

「量よりも質が大事?」というのを聞いたことがありませんか?

確かに、質のいい勉強をするのは大事です。
ですが、最初から質のいい勉強をしようとすると必ず失敗します。

1つ大事なことを教えます。
それは、『勉強は量が絶対的に大事である』ということ。

ぶっちゃけて言いますと、質なんて気にしなくていいです。
まずは、量をこなすことだけを考えましょう。

そもそも質のいい勉強なんて出来ない

『勉強は量が絶対的に大事である』といった理由はいくつかあります。
1つ目の理由としては、そもそも質のいい勉強なんて出来ないからです。

「質のいい勉強が大事」なんて言う人に聞きたいんですが、そもそも質のいい勉強ってどうやったら出来るようになるんですか?
質のいい勉強なんていきなり出来るものではありません。

たくさん勉強時間を重ねることで、少しずつ勉強の質もよくなっていくのです。

断言できますが、『高1から毎日1時間しか勉強していない人』と『毎日5時間してきた人』では、絶対に後者の方が勉強の質は高いです。

特に高校生なんて脳がまだまだ発展途上。
勉強の質といってもたかが知れています。

私も、高校生の時を振り返ってみると、「なんであんなバカなことをしていたんだ」と思うことがあります。笑

質が高い勉強では負ける

2つ目の理由は、質が高い勉強に頼ると負ける可能性があることです。
具体的に話しますと、あなたが質の高い勉強を毎日3時間したとしましょう。

では、もっと質の高い勉強を毎日6時間するB君が相手ではどうなりますか?
誰でも分かりますね。

あなたはB君に負けるでしょう。

世の中にはあなたよりも質の高い勉強を出来る人なんて腐るほどいます。
そんな人たちが、あなたより勉強時間をたくさんこなしてくるのです。

こんな人たちに勝つ方法は1つしかありません。
彼らより勉強時間を増やすこと!

これだけです。

大事なのは役に立っている時間の確保

勉強時間に関連して、もう1つお話ししておくことがあります。
それは、『ただ勉強時間を確保したらいいわけではない』ということです。

確かに、勉強時間が多いのに越したことはありません。
しかし、それ以上に『役に立っている時間の確保』が大事なのです。

例えば、あなたが1時間勉強をしたとしましょう。
その内容が、現代文の教科書に出てくる意味が知らない単語の意味調べ、だったらどうでしょか?

この勉強って、どのくらい入試に役立ってますか?
答えは0です。

(0はちょっと極端かもしれませんが・・・)

だって、現代文キーワードとかで覚えたら2分で終わることです。

つまり、この勉強の入試への貢献度はほぼ無いし、時間的にも無駄なだけです。

大事なのは長時間勉強することではなく、入試のための勉強に時間を使うこと

大事なのは長時間勉強することではなく、"入試のための勉強"に時間を使うこと

一方、青チャートを1時間解いたらでしょう。
これなら、理系でも文系でも入試には絶対に役立ちます!

このように、同じ1時間でも内容次第で天と地ほど勉強の質は変わってくるわけです。
あなたに意識して欲しいのは、『役に立っている時間の確保』。

この勉強は「〜(理由)だから、入試に役立つ」と確信できる勉強時間を増やして欲しいのです。
意味のない予習に時間を潰されて「昨日は3時間も勉強した!」なんて満足するのだけはやめてください。

九州大学に合格する方法

1日10時間勉強する
1番の方法

ここまで読んで、「必要な勉強時間は分かったけど、そんなに勉強できない」と思った人もいるはずです。
そこで最後に、私が高1から休日に実践してきた『1日10時間勉強する1番の方法』をお話しします。

その方法は、午前中に5時間勉強すること。
お昼の12時の時点で5時間終わっていれば、残りの12時間で勉強するのはたった5時間です。

1日10時間のスケジュールを立てるのは時間の無駄。
「とりあえず午前中に5時間」と小さい目標にすると、気持ちが楽になり、達成しやすくなります。

では、午前中に5時間勉強するために何をすればいいのか?
やることは3つだけです。

朝6時に起きる

ぶっちゃけ、これが一番大事です。
朝6時に起きることさえできれば、午前中に5時間の勉強は余裕。

逆に、寝坊して朝10時に起きると全てが終わります。
朝6時に起きることが、1日10時間勉強する上での唯一無二の秘訣です。

起きたらすぐに勉強する

起きたら、顔を洗う・歯磨きをする前に、とりあえず机に向かって問題を解く。
30分でも構わないので、まずは勉強モードのスイッチを入れましょう。

起きてすぐスマホを触るのは最悪です。
気づいたら7時、8時になっているか、最悪の場合は二度寝しています。

前日の夜に
朝2時間分の計画を作る

起きてすぐ勉強するために、前日の夜に、次の日の朝にやることを決めておきます。
10時間分の計画はいらず、朝食までの2時間分で十分です。

「明日の朝は数学をやろう」と決めたら、問題集とノートを机の上に開いてから寝る。
これで、起きてすぐに取り組むことができます。

大学受験は勉強量がすべて。
今日寝る前に2時間分の計画を作り、明日の朝6時に起きてすぐ勉強しましょう!

九州大学合格に必要な
勉強時間のよくある質問

最後に、九州大学合格に必要な勉強時間について、九大受験生からよく聞かれる質問にお答えします。

九州大学に合格するには何時間勉強が必要ですか?

医学科以外は4,500〜5,000時間、医学部医学科は8,000時間超が目安です(高校3年間の、学校の授業以外の合計)。
公立高校にそこそこの成績で入った理系の人だと、6,000時間かかることもあります。

九大理系は科目ごとに何時間必要ですか?

数学2,094時間、英語1,570時間、理科(物理・化学)約2,000時間、国語410時間、社会・情報175時間です。
九大の二次試験は数学と理科の配点が同じ250点なので、理科にも数学と同じだけの時間が必要です。

高校1年生は1日何時間勉強すればいいですか?

5,000時間を目安にするなら、高1は平日2時間・休日3〜4時間です。
医学部医学科を目指すなら、平日5時間・休日7時間が目安です。

九大医学部医学科は何時間必要ですか?

8,000時間が1つの目安で、平日から5〜6時間の勉強が必須です。
ラ・サールや久留米附設の上位層、公立トップ校の最上位層が相手なので、勉強時間はどれだけあっても足りません。

勉強は質と量のどちらが大事ですか?

量です。
勉強の質は量をこなしてから上がるもので、質では勝てなくても、勉強量なら1番になれます。

1日10時間勉強するにはどうすればいいですか?

午前中に5時間勉強することです。
朝6時に起き、起きたらすぐ勉強し、前日の夜に朝2時間分の計画を作っておきましょう。

九州大学合格に必要な勉強時間まとめ

最後まで読んでいただいてありがとうございました!
簡単に内容をまとめておきます。

  • 必要な勉強時間は最低4000時間
  • 理想は5000時間(医学科以外)
  • 理想は8000時間超(医学科)
  • 理系は参考書ごとに計算すると6,249時間
  • すべきことから逆算して時間を考えるとベスト
  • 医学科に受かりたいならライバルを知れ
  • 勉強時間配分は、点数配分を参考にする
  • 勉強は量をこなすのが絶対的に大事
  • 1日10時間勉強するなら午前中に5時間

今回のように他の記事では、数学や理科などの勉強も紹介しています。是非とも参考にしてください。

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