九大医学部に受かるには?合格に必要なことを徹底解説!
この記事でわかること
- 九大医学部に受かるための覚悟
- 九大医学部に受かるためにすべきこと
「九大医学部に合格したい!」
九大医学部を目指すあなたにとって、めちゃくちゃ役立つ記事を作りました。今回は、九大医学部に受かる可能性を最大にするために必要な情報をすべて話します。
先にちょっとだけ、内容を話しておくと、、、
- 九大医学部に受かる核心
- 合格する人の考え方
これらのことを始め、必要なことを包み隠さずにお伝えします。
断言しますが、九大医学部卒の私が本気で話す今回の内容を他の人から聞くことはできないでしょう。理由は簡単。今回話す内容を誰も知らないからです。
自分自身も九大医学部に現役合格し、多くの受験生を九大医学部に合格させてきた私が受かるための真髄をお話しします。
すべての時間を捧げろ
最初に一番大事な話をします。この部分は3回、いや最低でも5回は目を通してください。今から話す内容を知らなければ100%不合格。そう断言できる話をします。
今から全ての時間を勉強に捧げてください。これが、あなたが九大医学部に合格するための必要最低条件。
勘違いして欲しくないのですが、『全ての時間を捧げる=九大医学部に合格』ではありません。あくまで必要最低条件です。
全ての勉強時間を捧げてようやく、ほんの数%だけ合格可能性が出てきます。
そもそもあなたは九大医学部のレベルを正確に知っていますか?「知ってるよ。九大医学部は難しんでしょ?」くらいに考えたらヤバい。心の奥底では、「難しいけど頑張ったら受かる!」程度にしか考えていません。
九大医学部は、日本一の学部と言われる医学部の中でもトップクラス。レベルとしては東大理Iと同じ。中学受験を死ぬ気で頑張り、附設やラ・サールに入学した中でもトップレベルの学生だけが到達できます。
はっきり言って、言葉では言い表せません。あなた自身に実感してもらうのが早い。ただ、大体の人が難易度を実感するのは高3や受験が終わったあと。つまり、手遅れになってからです。
だからこそ、私が言いたいことは1つ。今から全ての勉強時間を捧げてください。残酷ですが、受からない可能性の方がはるかに高い。これが現実です。
勉強を妥協している余裕なんてない。全てを捧げる覚悟ができてようやくスタートラインに立っただけ。
九大医学部に受かるのに必要な情報
本気の覚悟を持つことができましたか?「まだ出来ていない」という場合は、これから先を読むのはまだ早い。今までの内容をあと3回ほど読み返してください。
覚悟が決まったら、まずは必要な情報を集めます。必要な情報は2つ。
- 九大医学部の出題傾向
- 何点取れば九大医学部に受かるか?
これも後回しにしてはだめ。私がブログで話してますから、このブログのいろんな記事に目を通して情報をかき集めてください。こんな簡単なことをすぐにしないようでは、九大医学部合格なんて不可能です。
九大医学部の出題傾向
最初に知って欲しい情報は、各科目の出題傾向。九大医学部を目指すにあたって、あなたに必要なのは勉強戦略。つまり、『どの科目』『どの単元』を重点的に勉強するかということ。
「すべての単元を1からやろう」なんて考えてはだめ。中途半端な学力で入試を迎えることになります。すべての単元を九大医学部レベルまで仕上げるのは不可能。だからこそ、単元を絞って効率よく合格可能性を上げる必要があります。
簡単に各科目の出題傾向をまとめておきます。ただ、もっと具体的に知る必要があるので科目名をクリックし、各科目の分析記事を参考にしてください。
九大医学部 各科目の傾向・頻出単元
理系数学 | 目標得点は180〜200点。 年度ごとに難易度の差が激しいのが特徴。 頻出単元は、ベクトル・整数・微積・複素数平面。 これらの単元は優先的にハイレベルまで完成させる必要がある。 数学でどれだけ食らいつくことができるかが勝負の分かれ目。 |
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英語 | 難易度は標準的であり、安定して高得点を取る必要がある。 目標得点は160点。 問題構成は長文読解+自由英作文。 長文読解は和訳など英語の実力を素直に聞いてくる。 自由英作文テーマに対して100単語で書かせる問題がメインで対策は必須。 |
物理 | 難易度は標準。 物理が嫌いな受験生が多いことを考慮するとやや難か。 目標得点は100点。問題構成は力学+電磁気+熱力学 or 波動。 苦手な受験生が多い波動と電磁気の完成度が大事。 化学と合わせて物理は九大医学部合格の生命線 |
化学 | 難易度は標準。 めちゃくちゃ難問は出題されないので安定して高得点を取りやすい。 全範囲から満遍なく出題される。 目標点は100点。 九大医学部に受かりたいならこのくらい取れないと話にならない。 |
何点取れば受かるのか?
また、合格最低点も合わせて調べておきましょう。理由は勉強の指標にするため。
せっかく過去問を解いても、合格最低点を知らないと意味がない。また、合格最低点を予め調べておくことで勉強計画に具体性を持たせることができます。
物理だけが大幅に届いていない場合は、「数学と化学の勉強時間を減らして物理を増やそう」と調整できる。
各科目で何点くらい取れば受かるのか、という情報は必ず調べておきましょう。

九大医学部に受かる勉強のポイント
必要な情報を集め終わったらいよいよ勉強です。ここでは、各科目ごとに九大医学部に受かるための勉強のコツを簡単に話します。
英語は確実に高得点
九大医学部に受かるためには英語は確実に高得点が必須。得意だろうが苦手だろうが関係ありません。受かりたいなら英語は絶対に高得点を取ってください。
そのためにやって欲しいことは2つ。
- 英文解釈
- 自由英作文の対策
九大英語は長文読解と自由英作文がメイン。まずは英文解釈をガッツリ鍛えて長文読解がスラスラ出来るようになる。そして、約40%を占める自由英作文の対策もしっかり取り組みましょう。
数学は数ⅢCを優先
数学の勉強のポイントは数ⅢCまでしっかりカバーすることです。「当たり前のことじゃん!」って言われそうですが、数学ⅠAⅡBを優先して数ⅢCまで手が回っていない受験生が多すぎる。
確かに共通テストが数学ⅠAⅡBなので気持ちは分かります。でも、2次試験で取れないと意味がない。九大の2次試験は数ⅢCがメインなのでしっかり対策しましょう。
イメージとしては、数学ⅠAⅡB:数ⅢC=5:5くらいの勉強比率がおすすめです!
理科が生命線
九大医学部に合格するための生命線は理科です。だからこそ、英語と数学と同じくらい理科の勉強をする必要があります。英語と数学、理科の勉強時間は全部同じ。まずはこれが基本です。
- 物理・・・名問の森
- 化学・・・重要問題集
その上で、このレベルまでは確実に仕上げる。これが合格への1つの指標です。
現役生、特に公立高校に通う場合はかなり厳しいかもしれません。ただ、このレベルまで仕上げないと合格は100%不可能。理科に力を入れて取り組みましょう。
九大医学部に受かるスケジュールを考える
出題傾向や合格最低点、そして勉強のポイントを理解したら勉強のスケジュールを考えましょう。
スケジュールを作るのは絶対です。作らずに勉強を始めると、大抵の場合は上手くいきません。
「思ったより演習量が足りなかった」
「数学に勉強時間をかけ過ぎた」
こんな問題が起きてしまいます。だからこそ、最初に勉強スケジュールを作っておきましょう。
作り方はシンプル。
- 何をやるかを決める
- いつまでに終わらせるかを決める
とりあえずはこの2つを意識したら大丈夫。これだけザックリでも作らない100倍は勉強効率が上がるので絶対に作りましょう。
言われるだけではイメージしにくいと思うので、簡単に具体例を書いておきます。(物理の勉強スケジュールです。)
仮に高2の10月から勉強を始めるとして
良問の風(高3の6月まで)
⬇︎
名問の森(高3の11月まで)
⬇︎
共通テスト演習(高3の1月まで)
⬇︎
名問の森の続き・九大の過去問
もちろん、細かい勉強計画が理想ですが、作るのは難しい。だから、こんな感じで大丈夫。
『いつまでに、何を終わらせる』というのを意識できるだけで勉強効率は一気に上がります。
九大医学部医学科に受かるために
では最後に九大医学部医学科に受かるためのポイントを3つほどお話しします。本当なら、100個も200個も話したい。でも全部話してしまうと、とんでもないボリュームになります。
あなたも読んでて疲れると思うので、ここでは厳選し、特に大事な3つのことをお伝えします。
- 苦手科目を絶対に作らない
- すべての科目をトップクラスに
- 妥協はありえない
苦手科目を絶対に作らない
1つ目は『苦手科目を絶対に作らない』こと。「数学が苦手だから英語でカバーする」という人がいますが、こんな考えでは100%不合格。
確かに、100歩譲って工学部や理学部ならこの考え方でもなんとかなるかもしれません。でも医学部医学科は無理。ライバルはトップクラス。あなたが得意な科目だろうと大幅にリードすることは難しいでしょう。
苦手科目でつけられた差を埋めることができずに不合格。こんな未来が待っているだけです。
いいですか。絶対に苦手科目だけは作ってはだめ。「英語が苦手なら今すぐに克服する」この姿勢が大事です。
すべての科目をトップレベルに
2つ目は『すべての科目をトップレベルに完成させる』こと。九大医学部はそこそこの学力では受かりません。全ての科目でトップレベルである必要があります。
特に公立高校の場合は、数学も理科も、さらには英語も学年の中でトップレベル!このレベルでないと合格は難しいでしょう。
「すべての科目がそこそこ出来る」で妥協してはだめ。九大受験生に話を聞くと、「数学は大丈夫だから英語だけ強化したい」という人がいます。でもね、こういう人に限って数学も九大医学部レベルに到達していない。
苦手科目が気になる気持ちは分かります。もちろん、苦手科目を克服する意識は素晴らしい。でもね、あなたが得意と思っている科目ですら九大医学部レベルに到達していない可能性の方が高い。これは常に意識しておきましょう。
妥協はありえない
では、3つ目です。最後に伝えたいのは、『妥協はありえない』ということ。
「〇〇を終わらせればいい」と線引きした時点で終わり。あなたが九大医学部に合格することはないでしょう。
何度も言いますが、合格を争うライバルはトップクラスの人達。勉強を妥協して勝てる相手ではありません。
「1問でも多く解く!」
この姿勢を入試まで持ち続けることができるか。これが九大医学部に受かるのに大事なことです。
九大医学部医学科受かるにはのまとめ
今回は『九大医学部医学科に受かるためには』ということで話してきました。いかがでしたか。
最後に内容をまとめておくと、
- すべての時間を捧げることが必要最低条件
- 出題傾向や合格最低点を調べるべき
- 勉強スケジュールは絶対に作る
- 苦手科目を作ってはだめ
- すべての科目をトップレベルに完成させる
あなたが九大医学部を本気で目指すならこの5つは絶対に覚えておいてください。