『九州大学の生命科学科の入試科目や配点を知りたい！』
こんな悩みにまるっとお答えしていきます。
この記事では『九州大学の生命科学科の入試科目や配点』について、他のどのサイトよりも詳しく話していきます。
さらに、入試科目や配点を分析し、どのように勉強したら合格できるかという『合格戦略』も少しお話ししようと思います！
あなたが生命科学科に合格するために絶対に役立つ記事なので、最後まで読んでください。
この記事でわかること
- 九州大学医学部・生命科学科の入試科目
- 九州大学医学部・生命科学科の配点
- 九州大学医学部・生命科学科の合格戦略
この記事を書いた人
中原 遼太郎
九大受験に特化した学習塾『竜文会』代表
『竜文会』開校後、初年度には国立大学医学部や九州大学に合格者を輩出。
２年目には旧帝大医学部にも合格！
九州大学の過去問を20年分以上分析して指導カリキュラムを作成。
九州大学医学部に現役合格した経験を生かして、『学習計画の作成』や『LINEでのいつでも相談』による１人１人のサポート・九州大学に特化したハイレベルな演習で「九大受験生」をサポート。
経歴
- ラ・サール高校卒業 （高校入学組中）主席・学校賞受賞
- 九州大学医学部医学科卒業
- 九大本試験 数学・理科 ９割
- 駿台九大実践 ３位
- 九大オープン ６位（数学１位）
※ すべて医学科の成績です - CBT 九大医学部で３位
- ブログ読者 55万人を突破！
もっと知りたい方は中原先生の紹介へ！
※ 当ブログでは、九大受験生や親御様の悩みをリサーチした上で、表面的な悩みだけでなく根本的な悩みを解決できるようなコンテンツ制作を心がけています。コンテンツ制作は、中原遼太郎（九州大学医学部卒・竜文会代表）が担当。制作の流れや想いに関しては、コンテンツ制作ポリシーページを参考にしてください。
九州大学医学部・生命科学科の入試科目〜前期試験〜
まずは、入試科目からいきましょう。
ここでは、話すのは前期試験の内容だと思ってください。
九州大学医学部・生命科学科の入試科目〜共通テスト〜
まずは、九州大学・生命科学科の共通テストでの入試科目です。
医学部生命科学科・共通テスト入試科目
| 教科 | 科目 |
| 国語 | 国語（現代文２題・古文・漢文） |
| 数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報（※）から選択（ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB） |
| 外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から１つ（リスニングあり） |
| 理科 | 物理、化学、生物から２つ |
| 社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から１つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
共通テストでの受験科目は特にいうことはありません笑
理系学部の標準的な入試科目です。
まあ、強いていうなら理科で地学が選べないことですかね。
九州大学医学部・生命科学科の入試科目〜２次試験〜
次は、九州大学・生命科学科の２次試験の入試科目です。
医学部生命科学科・２次試験入試科目
| 教科 | 科目 |
| 数学 | 数学ⅠA ⅡB Ⅲ A（場合の数・確率・整数・図形）※１ B（ベクトル・数列）※２ |
| 外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語（リスニングは例年出題なし） |
| 理科 | 物理、化学、生物から２つ |
| 面接 | あり（点数化される） |
※１ データの分析は例年、出題されていません
※２ 確率分布・統計は範囲外
九州大学公式HPより引用
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/admission/faculty/general/
特徴的なのは、面接が課されることでしょう。
しかも、この面接ですがしっかり点数化されます。
共通テストと同じで、２次試験でも地学を選択することはできません。
医療系の学部だと「生物選んだ方がいいですよね？」なんて聞かれることがあります。
正直、どっちでもいいです。
物理が得意なら物理、生物が得意なら生物といった感じで高得点を目指せるように選んでください。
高校で習う内容なんてちっぽけな差にしかなりません（大学に入ってから有利とか不利とかはありません笑）
ちなみに英語はリスニングはありません。
つまり、リスニングに関しては共通テストレベルまで仕上げればいいということです。
英語の出題傾向や難易度について詳しく知りたい場合は、次の記事を参考にしてください。
九州大学医学部・生命科学科の配点〜前期試験〜
続いて、九州大学・生命科学科の配点についてお話ししていきます。
医学部生命科学科 共通テスト配点
| 国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
| 100 | 100 | 100 | 100 | 50 | 450 |
医学部生命科学科・２次試験配点
| 数学 | 外国語 | 理科 | 面接 | 合計 |
| 250 | 200 | 250 | 100 | 800 |
共通テスト・２次試験比率
| 共通テスト | ２次試験 | 合計 |
| 450点 （36.0%） |
800点 （64.0%） |
1250点 |
基本的には、九州大学・理系学部のオーソドックスな配点になります。
ただ、２次試験の面接が点数化されるのが特徴ですね。
後で話しますが、面接は気にしなくていいと思います。
面接なんて、良くも悪くも差がつきません。
なので「面接で差をつけてやろう」（面接が頼みの綱）とか「面接が0点だったらどうしよう」とか考えるだけ時間の無駄。
面接を除く1150点でどれだけ点数を取るか、だけを考えてください。
九州大学医学部・生命科学科の合格戦略
さて、ここからが１番大事なところです。
ここを読まずに終わっては、ただの時間の無駄でしかありません。
入試科目や配点を知ってから、どのように学習計画を立てていくのが大事です。
ここでは、めちゃくちゃ簡単に『合格戦略』を話していこうかと思います。
面接の点数を期待するな
まずは、なんといってもこれですね。
面接の点数を期待してはいけません。
たまに「面接だから７割はくれるでしょ」なんて甘い考えの受験生を見ます。
ですが、そんな保証はどこにもありません。
どんなに良くても５割。
３割くらいに設定しておくのがいいです。
ちなみに理想は面接が0点でも受かる状態を作っておくこと。
とりあえず『面接＝そこそこ点数がもらえる』という認識を捨てることが大事です。
確証はないのですが、例年の合格最低点から考えると、生命科学科は面接であまり高得点をくれないような気がします。
私は５〜６割くらいではないかと思っています。
合否を決めるのは理科
さて、生命科学科に合格するためのポイントを教えましょう。
合否を決めるのは理科です！
感覚的な話からすると、
数学と理科で高得点をとる難易度は10倍以上変わってきます。
要は、理科は簡単に高得点が取れるということです。
でも、受験生は数学の方が大事と考えがちなんですよね・・・。
確かに、数学も大事ですよ！
勉強はしなくてはいけません。
（数学なんて生半可な勉強量では、全然点数につながりませんから・・・）
ただ、それ以上に理科はコスパがいいよ、ということです。
しかも、九州大学って数学と理科の配点同じなんですよね。
だったら理科をガッツリした方がよくない？
ってことです。
理科で７割取るだけで一気に合格が近づきます！
九州大学の理科についてもっと知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
生命科学科に合格するためのコツをもっと知りたい人は無料で配布している『九大合格の得点戦略』を読んでください。
『各科目で何点取るのが理想』といった話を詳しく書いています。
九州大学医学部・生命科学科の入試科目・配点〜後期試験〜
九州大学医学部・生命科学科は後期試験の実施はありません。
後期試験は他の大学を探しましょう。
九州大学医学部・生命科学科の入試科目まとめ
今回は『九州大学の生命科学科の入試科目や配点』についてお話ししてきました。
いかがでしたか？
１番伝えたいのは、『面接頼みにならないこと』と『合否を分けるのは理科』ということ。
理科を始め、九州大学に合格するための勉強法は次の記事でまとめていますので、是非とも参考にしてください。
他の九州大学の学部に関しても入試科目をまとめています。
他の学部にも興味を持っている方は是非とも参考にしてください。
また、九州大学に合格するための勉強法を各科目まとめています。
こちらもぜひ参考にしてください。
