【最新】九州大学の入試科目・配点!これさえ見ればすべて分かる
この記事でわかること
- 九州大学・各学部の入試科目
- 九州大学・各学部の配点
- 九州大学を受験する上で注意すべき選択科目
九州大学の入試科目の決定版!
この記事では、九州大学の入試科目(+配点)を各学部・各学科ごとに詳しく記載。
しかも各学部ごとに、特徴や受験する上での注意点もわかりやすくお話しします。
九州大学公式HPを参考に作っているので、信頼感もバツグン!他のどのサイトよりも分かりやすくお話ししていきます。
九州大学理学部の入試科目・配点
理学部には5つの学科があります。
- 物理学科
- 化学科
- 地球惑星科学科
- 数学科
- 生物学科
いずれの学科も一般選抜・前期試験の入試科目・配点は同じです。
理学部・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理、化学、生物、地学から2つ |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から1つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
理学部・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
数学 | 数学ⅠA ⅡB Ⅲ A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
理科 | 物理、化学、生物、地学から2つ |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
理学部 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 50 | 450 |
理学部・2次試験配点
数学 | 外国語 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|
250 | 200 | 250 | 700 |
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
450点 (39.1%) | 700点 (60.9%) | 1150点 |
※ この記事に書いてある入試情報は九州大学公式HPより抜粋しています。
理学部の特徴としては、2次試験を「地学」で受験できること。
「地学」で受験できる九州大学の学部は2つだけ
- 理学部
- 農学部
理学部の入試科目・配点についてもっと詳しく知りたいなら次の記事を参考にしてください。全国の様々な大学とも入試科目・配点を比較しています。
九州大学医学部の入試科目・配点
医学部には3つの学科があります。
- 医学科
- 生命科学科
- 保健学科(看護学専攻・放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻)
理学部とは違って、3つの学科で入試科目や配点が微妙に違います。
それぞれの学科ごとに分かりやすくお話ししていきます。
医学部医学科の入試科目・配点
医学部医学科・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理、化学、生物から2つ |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から1つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
医学部医学科・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
数学 | 数学ⅠA ⅡB Ⅲ A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
理科 | 物理、化学(選択不可) |
面接 | かなり軽め |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
医学部医学科 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 50 | 450 |
医学部医学科・2次試験配点
数学 | 外国語 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|
250 | 200 | 250 | 700 |
※ 面接は点数化されません
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
450点 (39.1%) | 700点 (60.9%) | 1150点 |
医学部医学科で気をつけるべきことは、「物理と化学」が必須であること。
他の学部のように、生物では受験することはできません。
あとは、面接が実施されるけど点数化はされないことですね。(もちろん、事前に提出する「志望理由書」も点数には関係ありません。)
医学部医学科の入試科目・配点についてもっと詳しく知りたいなら次の記事を参考にしてください。
東北大学や名古屋大学といった同レベルの医学部や、佐賀大学など九州の地方大学医学部との配点比較もしています。
※ 医学部医学科では現在、後期試験は行われておりません。
医学部生命科学科の入試科目・配点
医学部生命科学科・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理、化学、生物から2つ |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から1つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
医学部生命科学科・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
数学 | 数学ⅠA ⅡB Ⅲ A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
理科 | 物理、化学、生物から2つ |
面接 | あり(点数化される) |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
医学部生命科学科 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 50 | 450 |
医学部生命科学科・2次試験配点
数学 | 外国語 | 理科 | 面接 | 合計 |
---|---|---|---|---|
250 | 200 | 250 | 100 | 800 |
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
450点 (36.0%) | 800点 (64.0%) | 1250点 |
医学部生命科学科では面接が実施され、点数化(100点分)されます。
そのため、2次試験の比率は他の理系学部と比較してやや高くなっています。
医学部生命科学科の入試科目・配点についてもっと詳しく知りたいなら次の記事を参考にしてください。
【最新版】九州大学医学部・生命科学科の入試科目や配点を解説!
入試で面接がある学部の「得点戦略」を考えるときには注意が必要。実施に合格した人の点数開示を見たらある程度は分かりますが、面接点なんてどうなるか分かりません。
基本的には面接点抜きで戦略を立てましょう。医学部生命科学科なら1150点満点で、合格ラインを越えられるように力をつける!
面接にかける!なんてやめましょうね笑
医学部生命科学科の入試科目・配点についてもっと詳しく知りたいなら次の記事を参考にしてください。
【最新版】九州大学医学部・生命科学科の入試科目や配点を解説!
医学部保健学科の入試科目・配点
医学部保健学科はさらに3つに分かれています。
- 看護学専攻
- 放射線技術科学専攻
- 検査技術科学専攻
3つとも入試科目にやや違いがあるので、その違いにも触れつつ丁寧に説明していきたいと思います。
ちなみに共通テストはまったく同じです。
看護学専攻の入試科目・配点
看護学専攻・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理、化学、生物、地学から2つ |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から1つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
看護学専攻・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
数学 | 数学ⅠA ⅡB (数Ⅲなしの文系数学を解答) A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
理科 | 物理、化学、生物から2つ |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
看護学専攻 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 50 | 450 |
看護学専攻・2次試験配点
数学 | 外国語 | 理科 | 面接 | 合計 |
---|---|---|---|---|
100 | 200 | 100 | 100 | 400 |
看護学専攻・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
450点 (52.9%) | 400点 (47.1%) | 850点 |
保健学科看護学専攻の特徴としては、なんと言っても2次試験の配点です。
英語が200点で、合計点が400点。
2次試験の50%が英語です。
英語の配点が大きい学部はラッキー。
というのも、安定して合格することができます。
英語なんて本番でも点数は安定します。
つまり実力さえ「そこそこ」あれば、問題が難しかったから不合格なんてことは起きにくいのです。
あとは、数学が「文系数学」なのも特徴。数学Ⅲを受験する必要がありません。
正直、大学受験は理系数学と文系数学でかなり難易度に差があります。
放射線技術科学専攻の入試科目・配点
放射線技術科学専攻・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理、化学、生物、地学から2つ |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から1つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
放射線技術科学専攻・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
数学 | 数学ⅠA ⅡB Ⅲ A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
理科 | 物理(必須)、化学、生物から1つ |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
放射線技術科学専攻 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 50 | 450 |
放射線技術科学専攻・2次試験配点
数学 | 外国語 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|
250 | 200 | 250 | 700 |
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
450点 (39.1%) | 700点 (60.9%) | 1150点 |
保健学科放射線技術科学専攻の特徴としては、2次試験の理科で「物理が必須」であること。
生物には化学の知識が必要であるため、放射線技術科学専攻なら理科の選択は「物理・化学」になるでしょう。
それ以外は他の理系学部と同じです。
もっと詳しく放射線技術科学専攻の入試科目について知りたい方は次の記事を参考にしてください。
九州大学医学部・保健学科放射線技術科学専攻の入試科目や配点まとめ!
検査技術科学専攻の入試科目・配点
検査技術科学専攻・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理、化学、生物、地学から2つ |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から1つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
検査技術科学専攻・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
数学 | 数学ⅠA ⅡB Ⅲ A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
理科 | 化学(必須)、物理、生物から1つ |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
検査技術科学専攻 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 50 | 450 |
放射線技術科学専攻・2次試験配点
数学 | 外国語 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|
250 | 200 | 250 | 700 |
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
450点 (39.1%) | 700点 (60.9%) | 1150点 |
保健学科放射線技術科学専攻の特徴としては、2次試験の理科で「化学が必須」であること。
それ以外は他の理系学部と同じです。
九州大学歯学部の入試科目・配点
歯学部・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理、化学、生物、化学から2つ |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経、倫理、政治・経済、現代社会から1つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
歯学部・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
数学 | 数学ⅠA ⅡB Ⅲ A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
理科 | 物理、化学、生物、地学から2つ |
面接 | 10分以内 |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
歯学部 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 50 | 450 |
歯学部・2次試験配点
数学 | 外国語 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|
250 | 200 | 250 | 700 |
※ 面接は点数化されません
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
450点 (39.1%) | 700点 (60.9%) | 1150点 |
九州大学歯学部の配点は、九州大学理系学部の標準的な配点になります。
歯学部の入試科目で特徴的なのは、
1つ目は、共通テストの社会科目で「倫理」「政治・経済」「現代社会」を選択できること
2つ目は、2次試験の理科で「地学」を選択できること
3つ目は2次試験で面接が実施されること!(点数化はされません)
もっと九州大学歯学部の入試科目や配点を知りたい人は次の記事を参考にしてください。同じレベルの大学(名古屋や東北)や地方大学との比較もしています。
九州大学薬学部の入試科目
九州大学薬学部の入試科目については次の記事で詳しく解説しています。
九州大学工学部の入試科目
工学部には6つの学科があります。
- Ⅰ群
- Ⅱ群
- Ⅲ群
- Ⅳ群
- Ⅴ群
- Ⅵ群
いずれの学科も一般選抜・前期試験における入試科目・配点は同じになります。
工学部・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理、化学(これ以外は不可) |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から1つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
工学部・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
数学 | 数学ⅠA ⅡB Ⅲ A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
理科 | 物理、化学 |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
工学部 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 50 | 450 |
工学部・2次試験配点
数学 | 外国語 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|
250 | 200 | 250 | 700 |
※ 面接は点数化されません
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
450点 (39.1%) | 700点 (60.9%) | 1150点 |
工学部は理科の「物理」と「化学」が必須。
「生物」を選ぶことはできません。
科目選択で悩んでいる人は「物理」と「化学」を選ぶのがおすすめ。
これは工学部に限った話ではありません。
九州大学に限らずどこの大学も「物理」は高得点を取りやすいように出題されます。
「どうしても、物理が苦手で・・・」なんて場合は別ですが、基本的に「物理」を選択するようにしましょう。
九州大学工学部の入試科目や配点についてもっと知りたい方は次の記事を参考にしてください。
九州大学芸術工学部の入試科目
九州大学芸術工学部には6つの入学試験があります。
(5つのコース+1つ)
- 環境設計コース
- インダストリアルデザインコース
- 未来構想デザインコース
- メディアデザインコース
- 音響設計コース
- 学科一括
芸術工学部では、未来構想デザインコースのみ入試科目がやや変わってくるので別々に話していきます。
芸術工学部の入試科目
※ 未来構想デザインコースだけは別に記載しています。
芸術工学部・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理、化学、生物、地学から2つ |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から1つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
芸術工学部・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
数学 | 数学ⅠA ⅡB Ⅲ A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
理科 | 物理(必須)、化学、生物から1つ |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
芸術工学部 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 500 |
芸術工学部・2次試験配点
数学 | 外国語 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|
250 | 250 | 250 | 750 |
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
500点 (40.0%) | 750点 (60.0%) | 1250点 |
芸術工学部(未来構想デザインコース以外)では2次試験の理科で「物理が必須」であることに注意しましょう。
また、共通テストの社会の配点が理系なのに100点と大きい!
芸術工学部は2次試験の英語の配点が250点と高いのも特徴です。
そのため、総合点も1250点とかなり大きくなっています。
芸術工学部
未来構想デザインコースの入試科目
未来構想デザインコース
共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理、化学、生物、地学から2つ |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から1つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
未来構想デザインコース・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
数学 | 数学ⅠA ⅡB Ⅲ A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
理科 | 物理、化学、生物から2つ |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
未来構想デザインコース 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 500 |
未来構想デザインコース・2次試験配点
数学 | 外国語 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|
250 | 200 | 250 | 700 |
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
500点 (40.0%) | 750点 (60.0%) | 1250点 |
未来構想デザインコースは、他の芸術工学部と違って2次試験の理科で「物理が必須」ではありません。
芸術工学部の入試科目・配点についてもっと詳しく知りたいなら次の記事を参考にしてください。
芸術工学部が設置されている大学は「千葉大学」や「名古屋市立大学」と少ないですが、そのような大学とも入試科目を比較しています。
九州大学農学部の入試科目
農学部・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理、化学、生物、地学から2つ |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経、倫理、政治・経済、現代社会から1つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
農学部・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
数学 | 数学ⅠA ⅡB Ⅲ A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
理科 | 物理、化学、生物、地学から2つ |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
農学部 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 50 | 450 |
農学部・2次試験配点
数学 | 外国語 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|
250 | 250 | 250 | 750 |
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
450点 (37.5%) | 750点 (62.5%) | 1200点 |
九州大学農学部の入試科目と配点には特徴がたくさんあります。
1つ目は、共通テストの社会科目で「倫理」「政治・経済」「現代社会」を選択できること
2つ目は、2次試験の理科で「地学」を選択できること
3つ目は2次試験の英語の配点が250点(他の理系学部は200点)であり、それに伴って2次試験の比率は62.5%と大きくなっています。
もっと九州大学農学部の入試科目や配点を知りたい人は次の記事を参考にしてください。同じレベルの大学(名古屋や東北)や地方大学との比較もしています。
九州大学文学部の入試科目
文学部・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2つ(※) |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から2つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
※理科は物理、化学、生物、地学から2つ選ぶこともできますが、その場合は合計の200点を100点に圧縮します。
文学部・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 現代文1題・古文2題・漢文1題 |
数学 | 数学ⅠA ⅡB Ⅲ A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
社会 | 地理B、世界史B、日本史Bから1つ |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
文学部 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
50 | 50 | 50 | 50 | 50 | 250 |
文学部・2次試験配点
国語 | 数学 | 外国語 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|
150 | 100 | 150 | 100 | 500 |
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
250点 (33.3%) | 500点 (66.7%) | 750点 |
文学部は九州大学で唯一、2次試験で社会がある学部です。
また4科目を2次試験で受験するのも文学部だけ!
社会は文系にしては珍しく、1科目だけの受験になります。(共通テストは社会は2科目)
九州大学教育学部の入試科目
教育学部・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2つ(※) |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から2つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
※理科は物理、化学、生物、地学から2つ選ぶこともできますが、その場合は合計の200点を100点に圧縮します。
教育学部・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 現代文2題・古文1題・漢文1題 |
数学 | 数学ⅠA ⅡB A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
理科 | 物理、化学、生物、地学から2つ |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
教育学部 共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 50 | 450 |
教育学部・2次試験配点
国語 | 数学 | 英語 | 合計 |
---|---|---|---|
200 | 200 | 200 | 600 |
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
450点 (42.9%) | 600点 (57.1%) | 1050点 |
九州大学教育学部の入試科目や配点をもっと詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
九州大学法学部の入試科目
法学部・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2つ(※) |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経から2つ |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
※理科は物理、化学、生物、地学から2つ選ぶこともできますが、その場合は合計の200点を100点に圧縮します。
法学部・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 現代文2題・古文1題・漢文1題 |
数学 | 数学ⅠA ⅡB A(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語(リスニングは例年出題なし) |
理科 | 物理、化学、生物、地学から2つ |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
法学部・共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
50 | 50 | 50 | 50 | 100 | 300 |
法学部・2次試験配点
国語 | 数学 | 英語 | 合計 |
---|---|---|---|
200 | 200 | 200 | 600 |
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
300点 (33.3%) | 600点 (66.7%) | 900点 |
九州大学法学部は2次試験の得点比率が高いのが特徴。
他の文系学部は2次試験の比率が約57%であるのに対して、法学部は66.7%!
10%も高く、2次試験での得点がかなり大事になってきます。
もっと詳しく法学部の入試科目や配点を知りたい方は次の記事を参考にしてください。
九州大学経済学部の入試科目
九州大学経済学部の入試科目については次の記事で詳しく解説しています。
九州大学共創学部の入試科目
共創学部・共通テスト入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
国語 | 国語(現代文2題・古文・漢文) |
数学 | 数学ⅠA必須、数学ⅡB・簿記・情報(※)から選択(ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡB) |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1つ(リスニングあり) |
理科 | 物理、化学、生物、地学(※) |
社会 | 世界史B、日本史B、地理B、倫理・政経(※) |
※簿記や会計は高校で履修した者だけ可となっているので、ほとんどの人は数学ⅠAと数学ⅡBでの受験です。
※理科と社会は合わせて3科目を受験(社会3科目or理科3科目は不可)。また、理科基礎は選択可能ですが、2科目で1科目とみなされます。
共創学部・2次試験入試科目
教科 | 科目 |
---|---|
数学 | 数学ⅠA ⅡBA(場合の数・確率・整数・図形)※1 B(ベクトル・数列)※2 |
外国語 | 英語のみ |
小論文 | 点数化される |
※1 データの分析は例年、出題されていません
※2 確率分布・統計は範囲外
共創学部・共通テスト配点
国語 | 数学 | 外国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 500 |
共創学部・2次試験配点
数学 | 外国語 | 小論文 | 合計 |
---|---|---|---|
300 | 400 | 300 | 1000 |
共通テスト・2次試験比率
共通テスト | 2次試験 | 合計 |
---|---|---|
500点 (33.3%) | 1000点 (66.7%) | 1500点 |
共創学部は入試科目が特徴的。
まず、共通テストで「社会」と「理科」を自由に選択できます。
「社会2科目+理科1科目」または「社会1科目+理科2科目」のどちらでも受験できます。
しかも、他の学部と比べて共通テストの社会と理科の配点が大きい。
2次試験は3科目ですが、うち1科目が小論文。
しかも300点も点数化されるという・・・。
あとは数学が文系数学です。
という感じでなかなか押さえておくべきことが多い学部です。
九州大学共創学部の入試科目や配点についてもっと知りたい方は次の記事を参考にしてください。
九州大学の入試科目の特徴
ここからは、それぞれの学部・学科でお話しした「入試科目や配点に特徴のある学部・学科」についてまとめて話していきたいと思います。
こちらを読んでもらうことで、自分が受験したい学部が他の学部と比べてどう違うかが簡単に分かります。
理系の学部の基本的な配点
理系の基本的な配点は、1150点満点(共通テスト450点+2次試験700点)
2次試験(700点)の配点は以下の感じ。
2次試験配点
数学 | 外国語 | 理科 | 合計 |
---|---|---|---|
250 | 200 | 250 | 700 |
九州大学の理系学部の中でこの配点でない学部・学科は、
- 経済学部・経済工学科
- 医学部・生命科学科
- 医学部・保健学科ー看護学専攻
- 芸術工学部(全コース)
- 農学部
上の学部・学科を目指している人は入試科目や配点がやや異なります。それぞれの学部・学科を確認してください。
社会の選択科目
次は「社会の選択科目」についてお話しします。
まず文系の学部はどの学部・学科でも同じ。
「地理B」・「世界史B」・「日本史B」・「倫理・政経」から2科目を共通テストで受験することになります。
九州大学の2次試験で社会を受験する学部は珍しい。
なんと「文学部」だけです。(しかも、1科目のみ)
文系なら社会はあるでしょ?と思われるかもしれませんが、国語・数学・英語での受験となっています。
理科の指定がある学部
理系学部は理科の科目で指定がある場合があります。
理科の指定がある学部〜共通テスト〜
まず共通テストですが、基本的には「物理」・「化学」・「生物」から2科目を選択して受験することになります。
まず、「地学」で受験することができる学部・学科は以下の通り。
- 理学部
- 医学部・生命科学科
- 芸術工学部(全コース)
- 農学部
- 経済学部・経済工学科
薬学部(臨床薬学科・創薬科学科)は、「化学」が必須。
そして「物理」・「生物」から1科目を選択します。
工学部(すべての学科)は「物理」・「化学」の2科目と決められています。
以上の学部を考えている場合は、科目の選択に注意してください。
理科の指定がある学部〜2次試験〜
ここからは、2次試験の理科について話していきます。
基本的には、「物理」・「化学」・「生物」から2つを選択する学部・学科がほとんどです。
まず、地学で受験できる学部・学科。
- 理学部
- 農学部
ポイント
なんと、「医学部・生命科学科」と「芸術工学部」は共通テストで地学を選択できるものの、2次試験では選択することはできません。
必ず、共通テストと2次試験の両方の科目を確認するようにしましょう。
続いては、特定の科目が指定されている学部・学科です。
- 医学部・医学科
- 医学部・保健学科ー放射線技術科学専攻
- 医学部・保健学科ー検査技術科学専攻
- 工学部(すべての学科)
- 芸術工学部(未来構想デザインコースを除く)
以上の学部は、2次試験の理科で指定があります。
まず、「医学部・医学科」と「工学部(すべての学科)」
この2つの学科では「物理」と「化学」での受験になります。他の科目を選択することはできません。
次に「医学部・保健学科ー放射線技術科学専攻」と「芸術工学部(未来構想デザインコースを除く)」。
この2つでは「物理」が必須。残りの1つを「化学」と「生物」から選択するようになっています。
最後は、「医学部・保健学科ー検査技術科学専攻」。
ここは「化学」が必須。そして「物理」・「生物」から1科目を選択して受験します。
理科は基本的には「物理」・「化学」の選択がおすすめ。
大学や学部によっては、「生物」で受験することができない学部もあるし、「地学」なんて受験することができないほうが多いです。
「物理」が点数を取りやすいという理由からも、苦手意識がある場合を除いて「物理」と「化学」を選ぶようにしましょう。
共通テストのリスニング
共通テストのリスニングについてですが、いずれの学部・学科も筆記(100点)・リスニング(100点)として合計した後に、それぞれの学部・学科に応じた配点に圧縮します。
英検を利用できる学部
英検を始めとする英語の外部試験を利用できる学部・学科もあります。
前期試験で利用できるのは共創学部のみ。
他の学部や学科では、英語の学部試験を利用することはできません。
共創学部での英語の外部試験の取り扱いとしては、共通テストの点数が優遇されます。
簡単に言いますと、特定の得点を超えていた場合に共通テストが「200点」扱いになるということ。
基準点は以下の通りです。
外部試験の種類 | 基準点 |
---|---|
英検(CSEスコア) | 2300 |
TOEFL iBT | 72 |
IELTS | 5.5 |
GTEC | 1190 |
TEAP(4段階) | 309 |
ケンブリッジ英語検定 | 160 |
TEAP CBT | 600 |
なお、九州大学の英検の必要性についてもっと詳しく知りたい人は次の記事を参考にしてください。英検に向けて勉強をするべきか、といったこともまとめています。
九州大学の入試科目まとめ
九州大学の前期試験の入試科目について簡単にまとめました。必要な情報はほとんど掲載していたと思います。
これを読んだらあとは勉強するだけ!勉強法についても、別の記事でまとめているのでぜひ参考にしてください。